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公開番号2024166599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082796
出願日2023-05-19
発明の名称圧縮装置
出願人株式会社ササキコーポレーション
代理人個人,個人,個人
主分類B30B 9/24 20060101AFI20241122BHJP(プレス)
要約【課題】搬送部および圧縮部を適正に構成して効率的かつ適切に圧縮できる圧縮装置を提供する。
【解決手段】対象物を載置して搬送するとともに搬送方向の下流に向かうにしたがって間隔を狭くするように対向配置し対象物を圧縮するための第1コンベア11および第2コンベア12を有するコンベア部Bと、コンベア部Bの搬送方向の下流側に位置し、コンベア部Bで搬送された対象物を圧縮する第1ローラ31および第2ローラ41を有する圧縮部Cと、第1コンベア11および第2コンベア12は搬送方向と直交する幅方向にかけ渡した複数の桁材15、25と、を備え、桁材15、25に対して対象物側且つ搬送方向後方に向かって突出させるとともに、桁材15、25に対して傾斜させて搬送方向の後方に位置する桁材15、25の前端部を覆うように配置した突起部16、26とを備えることを特徴とする圧縮装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物を載置して搬送するとともに搬送方向の下流に向かうにしたがって間隔を狭くするように対向配置し対象物を圧縮するための第1コンベアおよび第2コンベアを有するコンベア部と、
前記コンベア部の搬送方向の下流側に位置し、前記コンベア部で搬送された対象物を圧縮する第1ローラおよび第2ローラを有する圧縮部と、
前記第1コンベアおよび前記第2コンベアは搬送方向と直交する幅方向にかけ渡した複数の桁材と、を備え、
前記桁材に対して対象物側且つ搬送方向後方に向かって突出させるとともに、前記桁材に対して傾斜させて搬送方向の後方に位置する桁材の前端部を覆うように配置した突起部と、
を備えることを特徴とする圧縮装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記突起部は搬送方向に間隔をあけて複数配置し、
前記コンベア部の搬送面の搬送終端部に達した後行の突起部より、搬送側前方に位置する先行の突起部が有する傾斜面の法線は、前記第1ローラおよび前記第2ローラの中間部を向く、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮装置。
【請求項3】
前記突起部は搬送方向に向かって間隔をあけて複数配置し、
前記突起部のうち搬送方向に対して後行する前記突起部が搬送面から離反を開始した時点で、搬送方向に対して先行する前記突起部は前記第1ローラと前記第2ローラの間に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮装置。
【請求項4】
前記第1ローラは前記第1コンベアの始端部より高い位置に配置し、前記第1コンベアの搬送方向は搬送方向下流に向かうにしたがって上方に向かうように傾斜させることによって、前記コンベア部および前記圧縮部の下方に空間を設け、
前記空間には前記第1ローラから前記第1コンベアの始端側に向かって下方に傾斜するスロープを設ける、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の圧縮装置。
【請求項5】
対象物を載置して搬送するとともに搬送方向の下流に向かうにしたがって間隔を狭くするように対向配置し対象物を圧縮するための第1コンベアおよび第2コンベアを有するコンベア部と、
前記コンベア部の搬送方向の下流側に位置し、前記コンベア部で搬送された対象物を圧縮する前記第1ローラおよび第2ローラを有する圧縮部と、
前記第1コンベアおよび前記第2コンベアは搬送方向と直交する幅方向にかけ渡した複数の桁材と、を備え、
前記桁材に対して対象物側且つ搬送方向後方に向かって突出させるとともに、前記桁材に対して傾斜させて搬送方向の後方に位置する桁材の前端部を覆うように配置した突起部と、
を備える圧縮装置を用いた圧縮方法であって、
コンベア部の突起部によって対象物を局所的に楔状の凹部を形成する1次圧縮をおこなう工程と、
圧縮部の凸状部によって連続した矩形波状に形成する2次圧縮をおこなう工程と、
を含む圧縮装置を用いた圧縮方法。
【請求項6】
前記突起部は搬送方向に間隔をあけて複数配置し、
前記コンベア部の搬送面の搬送終端部に達した後行の突起部より、搬送側前方に位置する先行の突起部が有する傾斜面の法線は、前記第1ローラおよび前記第2ローラの中間部を向く、
ことを特徴とする請求項5に記載の圧縮方法。
【請求項7】
前記突起部は搬送方向に向かって間隔をあけて複数配置し、
前記突起部のうち搬送方向に対して後行する前記突起部が搬送面から離反を開始した時点で、搬送方向に対して先行する前記突起部は前記第1ローラと前記第2ローラの間に位置する、
ことを特徴とする請求項5に記載の圧縮方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は圧縮装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ダンボール箱である対象物を効率的に解体するために特許文献1に記載の装置が知られている。この装置は、搬入する搬入側が広く搬出側が狭くなるように配置された2基の搬送コンベヤと、この搬送コンベヤの搬出端の下流に設けられる一対の圧縮・搬出ローラを備えている。
さらに、搬送コンベヤと圧縮・搬出ローラとの間にガイド板を設け、搬送コンベヤで搬送後の被圧縮物はガイド板を通過後に圧縮・搬出ローラに供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/161931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置では、搬送コンベヤと圧縮・搬出ローラの距離はガイド板が存在するために大きく間隔をあけて配置する必要があり、対象物が小さい場合は、搬送コンベヤから圧縮・搬出ローラに供給することが困難な場合があり、効率的に圧縮作業をおこなえないことがある。
さらに、圧縮に際し、対象物から千切れた紙片や紙粉等の屑が発生し、この屑が装置内外を汚すことから、定期的に清掃しなければならない。この場合、装置を停止させる必要があることから効率的な圧縮を阻害することも考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、
対象物を載置して搬送するとともに搬送方向の下流に向かうにしたがって間隔を狭くするように対向配置し対象物を圧縮するための第1コンベアおよび第2コンベアを有するコンベア部と、
前記コンベア部の搬送方向の下流側に位置し、前記コンベア部で搬送された対象物を圧縮する第1ローラおよび第2ローラを有する圧縮部と、
前記第1コンベアおよび前記第2コンベアは搬送方向と直交する幅方向にかけ渡した複数の桁材と、を備え、
前記桁材に対して対象物側且つ搬送方向後方に向かって突出させるとともに、前記桁材に対して傾斜させて搬送方向の後方に位置する桁材の前端部を覆うように配置した突起部と、
を備えることを特徴とする圧縮装置、
に係る。
【0006】
この発明は、更に、
前記突起部は搬送方向に間隔をあけて複数配置し、
前記コンベア部の搬送面の搬送終端部に達した後行の突起部より、搬送側前方に位置する先行の突起部が有する傾斜面の法線は、前記第1ローラおよび前記第2ローラの中間部を向く、
ことを特徴とする圧縮装置、
に係る。
【0007】
この発明は、更に、
前記突起部は搬送方向に向かって間隔をあけて複数配置し、
前記突起部のうち搬送方向に対して後行する前記突起部が搬送面から離反を開始した時点で、搬送方向に対して先行する前記突起部は前記第1ローラと前記第2ローラの間に位置する、
ことを特徴とする圧縮装置、
に係る。
【0008】
この発明は、更に、
前記第1ローラは前記第1コンベアの始端部より高い位置に配置し、前記第1コンベアの搬送方向は搬送方向下流に向かうにしたがって上方に向かうように傾斜させることによって、前記コンベア部および前記圧縮部の下方に空間を設け、
前記空間には前記第1ローラから前記第1コンベアの始端側に向かって下方に傾斜するスロープを設ける、
ことを特徴とする圧縮装置、
に係る。
【0009】
この発明は、
対象物を載置して搬送するとともに搬送方向の下流に向かうにしたがって間隔を狭くするように対向配置し対象物を圧縮するための第1コンベアおよび第2コンベアを有するコンベア部と、
前記コンベア部の搬送方向の下流側に位置し、前記コンベア部で搬送された対象物を圧縮する前記第1ローラおよび第2ローラを有する圧縮部と、
前記第1コンベアおよび前記第2コンベアは搬送方向と直交する幅方向にかけ渡した複数の桁材と、を備え、
前記桁材に対して対象物側且つ搬送方向後方に向かって突出させるとともに、前記桁材に対して傾斜させて搬送方向の後方に位置する桁材の前端部を覆うように配置した突起部と、
を備える圧縮装置を用いた圧縮方法であって、
コンベア部の突起部によって対象物を局所的に楔状の凹部を形成する1次圧縮をおこなう工程と、
圧縮部の凸状部によって連続した矩形波状に形成する2次圧縮をおこなう工程と、
を含む圧縮装置を用いた圧縮方法、
に係る。
【0010】
この発明は、更に、
前記突起部は搬送方向に間隔をあけて複数配置し、
前記コンベア部の搬送面の搬送終端部に達した後行の突起部より、搬送側前方に位置する先行の突起部が有する傾斜面の法線は、前記第1ローラおよび前記第2ローラの中間部を向く、
ことを特徴とする圧縮方法、
に係る。
(【0011】以降は省略されています)

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