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公開番号2025077132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189102
出願日2023-11-06
発明の名称電池セル
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 50/474 20210101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルの機能を向上させる。
【解決手段】電池セル100は、電池要素110と、電池要素110に巻き付けられた外装フィルム140と、電池要素110及び外装フィルム140の間に少なくとも部分的に位置するスペーサ150と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電池要素と、
前記電池要素に巻き付けられた外装フィルムと、
前記電池要素及び前記外装フィルムの間に少なくとも部分的に位置するスペーサと、
を備える電池セル。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記電池要素に電気的に接続された端子をさらに備え、
前記電池要素は、前記電池要素が位置する側から前記端子が位置する側に向かう方向に垂直な長手方向及び短手方向を有する形状であり、
前記スペーサの少なくとも一部分は、前記電池要素の前記長手方向の両側の少なくとも一方に位置している、請求項1に記載の電池セル。
【請求項3】
前記電池要素及び前記外装フィルムは、前記スペーサを介して互いに物理的に接合されている、請求項1又は2に記載の電池セル。
【請求項4】
前記電池要素及び前記外装フィルムは、前記スペーサを介して互いに熱的に結合されている、請求項1又は2に記載の電池セル。
【請求項5】
複数の前記電池要素が前記スペーサを介して互いに物理的に接合されている、請求項1又は2に記載の電池セル。
【請求項6】
前記スペーサは、少なくとも部分的に接着剤を含む、請求項1又は2に記載の電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な電池セルが開発されている。電池セルは、電池要素と、電池要素を封止する外装材と、を備えている。
【0003】
特許文献1には、電池モジュールについて記載されている。電池モジュールは、複数の単電池と、複数の単電池の積層方向において複数の単電池の両側に位置するアッパ保持部材及びロア保持部材と、を備えている。複数の単電池の最上層の単電池と、アッパ保持部材と、には接着部が接着しており、複数の単電池の最下層の単電池と、ロア保持部材と、には他の接着部が接着している。
【0004】
特許文献2には、フィルム外装電池について記載されている。フィルム外装電池は、フィルム外装材を備えている。フィルム外装材の正極端子及び負極端子が引き出された端部の内面には、固形のバリア材が設けられている。
【0005】
特許文献3には、リチウムイオン二次電池について記載されている。リチウムイオン二次電池は、電池要素と、電池要素を収容する電池缶と、電池缶の上端開口に設けられた封口板と、を備えている。電池要素の下部と、電池缶と、の間には発泡樹脂シートが配置されている。電池要素の上部と、封口板と、の間には他の発泡樹脂シートが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-053892号公報
国際公開第2018/021550号
特開2002-231297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
電池セルでは、電池要素に外装フィルムが巻き付けられることがある。電池要素に巻き付けられた外装フィルムを備える電池セルには、一定の機能が要請されることがある。
【0008】
本発明の目的の一例は、電池セルの機能を向上させることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
1. 電池要素と、
前記電池要素に巻き付けられた外装フィルムと、
前記電池要素及び前記外装フィルムの間に少なくとも部分的に位置するスペーサと、
を備える電池セル。
2. 前記電池要素に電気的に接続された端子をさらに備え、
前記電池要素は、前記電池要素が位置する側から前記端子が位置する側に向かう方向に垂直な長手方向及び短手方向を有する形状であり、
前記スペーサの少なくとも一部分は、前記電池要素の前記長手方向の両側の少なくとも一方に位置している、1.に記載の電池セル。
3. 前記電池要素及び前記外装フィルムは、前記スペーサを介して互いに物理的に接合されている、1.又は2.に記載の電池セル。
4. 前記電池要素及び前記外装フィルムは、前記スペーサを介して互いに熱的に結合されている、1.~3.のいずれか一に記載の電池セル。
5. 複数の前記電池要素が前記スペーサを介して互いに物理的に接合されている、1.~4.のいずれか一に記載の電池セル。
6. 前記スペーサは、少なくとも部分的に接着剤を含む、1.~5.のいずれか一に記載の電池セル。
【発明の効果】
【0010】
本発明の上記態様によれば、電池セルの機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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