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公開番号2025076903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188854
出願日2023-11-02
発明の名称スタッカクレーン
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/04 20060101AFI20250509BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】回生抵抗器が適切な位置に配置されたスタッカクレーンを実現する。
【解決手段】スタッカクレーン(1)は、台車部(10)と、台車部に立設されたマスト(20)と、マストに対して昇降可能なキャリッジ(30)と、を備え、マストは、第1部分(21)と、第1部分の上に配置されている第2部分(22)とを少なくとも有し、制御機器は第1部分に固定され、回生抵抗器は第2部分に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軌道上を走行する台車部と、
前記台車部に立設されたマストと、
前記マストに対して昇降可能に設けられるキャリッジと、
前記キャリッジを昇降させるための昇降モータと、
前記台車部を走行させるための走行モータと、
前記昇降モータおよび前記走行モータの少なくとも一方を駆動する制御機器と、
前記昇降モータおよび前記走行モータの少なくとも一方が回生動作したときの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、を備え、
前記マストは、第1部分と、前記第1部分の上に配置されて前記第1部分に連結されている第2部分とを少なくとも有し、
前記制御機器は前記第1部分に固定され、
前記回生抵抗器は前記第2部分に固定されている、スタッカクレーン。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記マストを、床面に垂直な方向からの平面視において互いに隣接するように複数備え、
前記制御機器および前記回生抵抗器は、複数の前記マストの間に配置されている、請求項1に記載のスタッカクレーン。
【請求項3】
前記制御機器および前記回生抵抗器は、複数の前記マストの間において、複数の前記マストのうちの1つに固定されている、請求項2に記載のスタッカクレーン。
【請求項4】
前記回生抵抗器を収容する筐体をさらに備え、
前記筐体は、当該筐体の外部と内部とを連通させる通気孔を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のスタッカクレーン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スタッカクレーンに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、組み立て時の現地での作業の負担を低減できるスタッカクレーンが開示されている。当該スタッカクレーンにおいては、一対のマストが走行台車の前後に設けられ、キャリッジがマストに沿って昇降する。一対のマストはそれぞれ、走行台車に固定された第1部分と、第1部分に連結された第2部分とを有するように構成されており、第1部分と第2部分とを分離することで、設置前のスタッカクレーンの運搬を容易にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-247923号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スタッカクレーンにおいては、走行モータあるいは昇降モータを回生動作させる制御を行う場合がある。この場合にスタッカクレーンには、走行モータ等の回生動作で生じる回生エネルギーを消費する回生抵抗器が設けられることがある。このような回生抵抗器の、スタッカクレーンにおける配置については、従来、十分には検討がされていなかった。
【0005】
本発明の一態様は、回生抵抗器が適切な位置に配置されたスタッカクレーンを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るスタッカクレーンは、軌道上を走行する台車部と、前記台車部に立設されたマストと、前記マストに対して昇降可能に設けられるキャリッジと、前記キャリッジを昇降させるための昇降モータと、前記台車部を走行させるための走行モータと、前記昇降モータおよび前記走行モータの少なくとも一方を駆動する制御機器と、前記昇降モータおよび前記走行モータの少なくとも一方が回生動作したときの回生エネルギーを消費する回生抵抗器と、を備え、前記マストは、第1部分と、前記第1部分の上に配置されて前記第1部分に連結されている第2部分とを少なくとも有し、前記制御機器は前記第1部分に固定され、前記回生抵抗器は前記第2部分に固定されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、回生抵抗器が適切な位置に配置されたスタッカクレーンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
スタッカクレーンの全体を示す斜視図である。
スタッカクレーンの全体を示す側面図である。
スタッカクレーンが備えるリフト部を示す図である。
キャリッジと昇降ワイヤとの接続部分を示す斜視図である。
ドライバボックスの内部を示す図である。
回生抵抗ボックスの内部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
【0010】
図1は、スタッカクレーン1の全体を示す斜視図である。図2は、スタッカクレーン1の全体を示す側面図である。スタッカクレーン1は、台車部10、マスト20、キャリッジ30、ドライバボックス40、および回生抵抗ボックス50(筐体)を備える。また、スタッカクレーン1は、スタッカクレーン1全体の動作を制御する制御装置(不図示)を備える。制御装置は、例えば、スタッカクレーン1が設置される床面に設置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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