TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025114165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008678
出願日2024-01-24
発明の名称ローラコンベヤ
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65G 13/071 20060101AFI20250729BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】例えば、伝達ベルトの摩耗を抑制できたり、伝達ベルトの交換をより容易にあるいはより迅速に行ったりすることが可能となるような、改善された新規なローラコンベヤを提供する。
【課題手段】ローラコンベヤは、それぞれ上下方向と交差する第一方向に延びた軸周りに回転する駆動ローラおよび少なくとも一つの中継ローラと、それぞれ第一方向に延びた軸回りに回転し、第一方向と交差しかつ上下方向と交差する第二方向に並ぶ複数の搬送ローラと、を備え、中継ローラは、駆動ローラおよび他の中継ローラのうちのいずれか一つである第一主動ローラとの間で長円状に巻回された第一伝達ベルトを介して当該第一主動ローラの回転が伝達されて回転し、搬送ローラは、それぞれ駆動ローラおよび中継ローラのうちのいずれか一つである第二主動ローラとの間で長円状に巻回された第二伝達ベルトを介して当該第二主動ローラの回転が伝達されて回転して物品を搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向と交差する第一方向に延びた軸回りに回転する駆動ローラと、
前記第一方向に延びた軸回りに回転する少なくとも一つの中継ローラと、
前記駆動ローラおよび前記中継ローラの上方に位置し、それぞれ前記第一方向に延びた軸回りに回転し、前記第一方向と交差しかつ上下方向と交差する第二方向に並ぶ複数の搬送ローラと、
を備え、
前記中継ローラは、前記駆動ローラおよび他の前記中継ローラのうちのいずれか一つである第一主動ローラとの間で長円状に巻回された第一伝達ベルトを介して当該第一主動ローラの回転が伝達されて回転し、
前記搬送ローラは、それぞれ前記駆動ローラおよび前記中継ローラのうちのいずれか一つである第二主動ローラとの間で長円状に巻回された第二伝達ベルトを介して当該第二主動ローラの回転が伝達されて回転して物品を搬送する、ローラコンベヤ。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記駆動ローラおよび前記中継ローラは、前記第二方向に並んだ、請求項1に記載のローラコンベヤ。
【請求項3】
二つ以上の前記中継ローラを備え、
前記駆動ローラは、二つの前記中継ローラの間に位置した、請求項1に記載のローラコンベヤ。
【請求項4】
前記駆動ローラおよび前記中継ローラは、回転可能に同じ方向に突出した状態で片持ち支持された、請求項1に記載のローラコンベヤ。
【請求項5】
前記第一伝達ベルトは、前記第二伝達ベルトよりも前記駆動ローラまたは前記中継ローラの先端側に位置した、請求項4に記載のローラコンベヤ。
【請求項6】
前記複数の搬送ローラのそれぞれに巻回される前記第二伝達ベルトは、前記搬送ローラの軸方向の中央よりも当該軸方向の同じ側の端部の近くに位置した、請求項1~5のうちいずれか一つに記載のローラコンベヤ。
【請求項7】
前記第二伝達ベルトの上方を覆うカバーを備えた、請求項6に記載のローラコンベヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ローラコンベヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品を搬送する複数の搬送ローラのそれぞれと、搬送方向に延びた一つのラインシャフトとの間で、伝達ベルトを巻回し、ラインシャフトを回転することにより、伝達ベルトのそれぞれを介して複数の搬送ローラを回転させる、ローラコンベヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-326711号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のローラコンベヤでは、複数の搬送ローラの回転軸と、ラインシャフトの回転軸とが、互いにねじれの位置にある。このため、伝達ベルトは、それぞれ、搬送ローラとラインシャフトとの間で捩られた状態で巻回されることになる。この場合、伝達ベルトと搬送ローラおよびラインシャフトとの間で捩れ方向の摩擦が生じる分、伝達ベルトの削りカスが生じ易くなってしまう虞がある。
【0005】
また、特許文献1のローラコンベヤでは、一つのラインシャフトに、全ての伝達ベルトが巻回され、直列に配置されている。このため、仮に劣化等によって直列配置の中間に位置する伝達ベルトを交換する必要が生じた際、当該伝達ベルトとラインシャフトの長手方向の一端との間に位置する他の伝達ベルトを全て取り外すことが必要となり、交換ひいては復旧に手間および時間を要してしまう。
【0006】
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、伝達ベルトの摩耗を抑制できたり、伝達ベルトの交換をより容易にあるいはより迅速に行ったりすることが可能となるような、改善された新規なローラコンベヤを提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のローラコンベヤは、例えば、上下方向と交差する第一方向に延びた軸回りに回転する駆動ローラと、前記第一方向に延びた軸回りに回転する少なくとも一つの中継ローラと、前記駆動ローラおよび前記中継ローラの上方に位置し、それぞれ前記第一方向に延びた軸回りに回転し、前記第一方向と交差しかつ上下方向と交差する第二方向に並ぶ複数の搬送ローラと、を備え、前記中継ローラは、前記駆動ローラおよび他の前記中継ローラのうちのいずれか一つである第一主動ローラとの間で長円状に巻回された第一伝達ベルトを介して当該第一主動ローラの回転が伝達されて回転し、前記搬送ローラは、それぞれ前記駆動ローラおよび前記中継ローラのうちのいずれか一つである第二主動ローラとの間で長円状に巻回された第二伝達ベルトを介して当該第二主動ローラの回転が伝達されて回転して物品を搬送する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のローラコンベヤの例示的かつ模式的な平面図である。
図2は、図1のII-II断面図である。
図3は、実施形態のローラコンベヤに含まれる駆動ローラおよび搬送ローラの例示的かつ模式的な側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成から得られる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、下記の構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
【0010】
本明細書において、序数は、方向や、部品、位置、部位、機構、部材等を区別するために便宜上付与されうるものである。また、序数は、優先順位や順番を示すものではないし、数を特定するものでもない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ダイフク
倉庫
16日前
株式会社ダイフク
搬送設備
2日前
株式会社ダイフク
搬送装置
16日前
株式会社ダイフク
作業設備
1か月前
株式会社ダイフク
自動倉庫
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
2日前
株式会社ダイフク
コンベヤ装置
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
1か月前
株式会社ダイフク
物品搬送装置
1か月前
株式会社ダイフク
ローラコンベヤ
5日前
株式会社ダイフク
車両コーティング剤
1か月前
株式会社ダイフク
飛行体制御システム
1か月前
株式会社ダイフク
洗車機および洗車方法
1か月前
株式会社ダイフク
レール設置状態判定システム
1か月前
台湾大福高科技設備股分有限公司
物体搬送システム
10日前
個人
10か月前
個人
ゴミ箱
9か月前
個人
収容箱
25日前
個人
包装体
10か月前
個人
コンベア
2か月前
個人
容器
6か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
ゴミ収集器
4か月前
個人
楽ちんハンド
2か月前
個人
パウチ補助具
9か月前
個人
折り畳み水槽
10か月前
個人
宅配システム
4か月前
個人
土嚢運搬器具
5か月前
個人
角筒状構造体
2か月前
個人
閉塞装置
7か月前
個人
ダンボール宝箱
10か月前
個人
コード類収納具
5か月前
個人
廃棄物収容容器
2日前
個人
お薬の締結装置
3か月前
個人
積み重ね用補助具
5日前
続きを見る