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公開番号2025117243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011985
出願日2024-01-30
発明の名称物品搬送設備
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B65G 1/00 20060101AFI20250804BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送車の通行不全を緩和し易い物品搬送設備を実現する。
【解決手段】複数の搬送車のそれぞれが、架台の上に設置されたフロアF1を走行して物品を搬送する物品搬送設備10であって、フロアF1は、第1通路R1と、第1通路R1と交差しないように配置された第2通路R2と、第1通路R1の一方の端部である第1基端部R1aと、第2通路R2の一方の端部である第2基端部R2aとを接続する接続エリアE2と、を備え、第1通路R1と第2通路R2とをつなぐ橋梁ユニット50が、フロアF1に対して着脱自在に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の搬送車のそれぞれが、架台の上に設置されたフロアを走行して物品を搬送する物品搬送設備であって、
前記フロアは、第1通路と、前記第1通路と交差しないように配置された第2通路と、前記第1通路の一方の端部である第1基端部と、前記第2通路の一方の端部である第2基端部とを接続する接続エリアと、を備え、
前記第1通路と前記第2通路とをつなぐ橋梁ユニットが、前記フロアに対して着脱自在に設けられている、物品搬送設備。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記フロアは、更に、前記第1通路から分岐するように形成された第1分岐エリアと、前記第2通路から分岐するように形成された第2分岐エリアと、を備え、
前記橋梁ユニットが、前記第1分岐エリアと前記第2分岐エリアとをつなぐように設けられる、請求項1に記載の物品搬送設備。
【請求項3】
前記フロアとしての第1フロアに加えて、前記第1フロアに対して上側又は下側に配置された第2フロアを備え、
前記第1通路における前記第1基端部とは反対側の端部を第1先端部とし、前記第2通路における前記第2基端部とは反対側の端部を第2先端部として、
前記第1通路における前記橋梁ユニット側への分岐部よりも前記第1先端部の側に、前記第1通路と前記第2フロアとの間で前記搬送車を昇降させる第1昇降装置が設けられ、
前記第2通路における前記橋梁ユニット側への分岐部よりも前記第2先端部の側に、前記第2通路と前記第2フロアとの間で前記搬送車を昇降させる第2昇降装置が設けられている、請求項1に記載の物品搬送設備。
【請求項4】
前記第1通路は、前記搬送車が前記第1基端部から前記第1先端部へ向かって走行する一方通行の通路であり、
前記第2通路は、前記搬送車が前記第2基端部から前記第2先端部へ向かって走行する一方通行の通路である、請求項3に記載の物品搬送設備。
【請求項5】
前記搬送車に前記物品を供給する供給部と、
前記搬送車から前記物品を受け入れる複数の受入部と、
を更に備え、
前記フロアに沿う方向のうちの特定の方向をY方向とし、前記フロアに沿う方向のうちの前記Y方向に直交する方向をX方向とし、前記Y方向の一方側をY方向第1側とし、前記Y方向の他方側をY方向第2側として、
前記供給部は、前記接続エリアに対して前記Y方向第1側に配置され、
前記第1通路及び前記第2通路は、前記接続エリアに対して前記Y方向第2側に配置され、
複数の前記受入部が、前記第1通路及び前記第2通路のそれぞれに沿って配置され、
前記接続エリアは、前記供給部から前記第1通路へ向かう前記搬送車と、前記供給部から前記第2通路へ向かう前記搬送車との双方が通行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品搬送設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の搬送車が物品を搬送する物品搬送設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
複数の搬送車が物品を搬送する物品搬送設備が知られている。例えば、特開2000-128318号公報(特許文献1)の物品搬送設備では、入口(13)と出口(14)とを有する通路(F)を備え、当該通路(F)に隣接する収納棚(7)から複数の搬送車(2)が物品(W)を受け取って搬送する物品搬送設備が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-128318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の物品搬送設備では、通路がトラック状であって、複数の搬送車が入口から通路に投入されて通路を循環し出口から取り出される。このため、例えば通路の一部で搬送車の通行が妨げられる通行不全が発生した場合には、当該搬送車だけでなく通路上の他の搬送車も通行不全となってしまい出口から取り出すことが困難となってしまうという問題があった。
【0005】
そこで、搬送車の通行不全を緩和し易い物品搬送設備の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る物品搬送設備は、複数の搬送車のそれぞれが、架台の上に設置されたフロアを走行して物品を搬送する物品搬送設備であって、前記フロアは、第1通路と、前記第1通路と交差しないように配置された第2通路と、前記第1通路の一方の端部である第1基端部と、前記第2通路の一方の端部である第2基端部とを接続する接続エリアと、を備え、前記第1通路と前記第2通路とをつなぐ橋梁ユニットが、前記フロアに対して着脱自在に設けられている。
【0007】
本構成によれば、橋梁ユニットを用いて第1通路と第2通路とを接続する接続通路を設けることができる。従って、第1通路及び第2通路のいずれか一方に搬送車の通行を妨げる障害が発生した場合には、第1通路及び第2通路のいずれか他方の通路へ、接続通路を介して搬送車を移動させることができる。従って、当該障害による搬送車の通行不全を緩和することができる。また、本構成によれば、橋梁ユニットが着脱自在であるため、橋梁ユニットを取り外した状態では、橋梁ユニットが第1通路と第2通路との間を通行する人や車両等の妨げにならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る物品搬送設備の上面図
図1の第1通路のII-II視断面図
図1の物品搬送設備10の制御ブロック図
図1の物品搬送設備10の第1フロアF1を示す図
図1の物品搬送設備10の第2フロアF2を示す図
第2の実施形態に係る物品搬送設備の上面図
図6の第2通路のVII-VII視断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔第1の実施形態〕
以下では、第1の実施形態に係る物品搬送設備について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、複数の搬送車20により物品Wを搬送する物品搬送設備10の一例を示す図である。図2は、物品搬送設備10の第1通路R1のII-II視断面図であるが、第2通路R2も同様の構造である。複数の搬送車20のそれぞれは、架台12の上に設置されたフロアFを走行して物品Wを搬送する。本実施形態では、物品搬送設備10は、複数の搬送車20のそれぞれがフロアFを自動走行して物品Wを搬送することにより物品Wの仕分けを行う物品仕分け設備である。架台12は、建造物や船舶等の施設の床の上又は地面の上に設置される。架台12の例としては、柱及び梁で組まれた構造物、天板を有する構造物、台、箱、等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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