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公開番号2025129719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026556
出願日2024-02-26
発明の名称作業設備
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人R&C
主分類B65G 1/00 20060101AFI20250829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】作業者による物品の出入作業を適切に検知することができるとともに、検出装置のメンテナンス性にも優れた作業設備を提供する。
【解決手段】作業設備(1)は、物品を載置可能な複数段の棚部を備える作業棚(2)と、物品の出入作業を行う作業者の動きを検出する検出装置(6)と、検出装置(6)を支持する支持機構(7)とを備える。支持機構(7)が、上側に設定された固定位置(Pf)に検出装置(6)を固定した固定姿勢と、固定位置(Pf)よりも下側のメンテナンス位置(Pm)に検出装置(6)を配置したメンテナンス姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
作業対象の物品を載置可能な複数段の棚部を備える作業棚と、
前記作業棚に対する前記物品の出入作業を行う作業者の動きを検出する検出装置と、
前記検出装置を支持する支持機構と、を備え、
前記支持機構が、最上段の前記棚部よりも上側に設定された固定位置に前記検出装置を固定した固定姿勢と、前記固定位置よりも下側のメンテナンス位置に前記検出装置を配置したメンテナンス姿勢と、に姿勢変更可能に構成されている、作業設備。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記支持機構は、前記作業棚に固定された支持部材と、前記検出装置が固定された揺動アームと、前記支持部材に対して前記揺動アームを揺動自在に連結する揺動連結機構と、前記支持部材に対して前記揺動アームを固定する固定機構と、を備え、
前記揺動連結機構は、前記揺動アームを水平面に平行な又は傾斜する揺動軸心回りに揺動自在に連結している、請求項1に記載の作業設備。
【請求項3】
前記揺動軸心が、上下方向視で前記作業棚の幅方向に沿うように配置され、
前記支持部材は、前記幅方向に離間して配置された第1支持部と第2支持部とを備え、
前記揺動アームは、前記揺動軸心に直交する方向に沿って延在する第1アーム部及び第2アーム部と、前記第1アーム部と前記第2アーム部とを前記幅方向に連結する連結アーム部と、を備え、
前記揺動連結機構は、前記第1支持部に対して前記第1アーム部を連結する第1連結部と、前記第2支持部に対して前記第2アーム部を連結する第2連結部と、を備え、
前記連結アーム部に、前記検出装置が固定されている、請求項2に記載の作業設備。
【請求項4】
前記固定機構は、
前記第1アーム部及び前記第1支持部のうちの一方に固定されており前記支持機構が前記固定姿勢となった状態で前記第1アーム部及び前記第1支持部のうちの他方である第1対象部に前記揺動軸心の周方向から当接する第1規制部材と、
前記第2アーム部及び前記第2支持部のうちの一方に固定されており前記支持機構が前記固定姿勢となった状態で前記第2アーム部及び前記第2支持部のうちの他方である第2対象部に前記周方向から当接する第2規制部材と、
前記第1規制部材と前記第1対象部とに亘って締結される第1締結部材と、
前記第2規制部材と前記第2対象部とに亘って締結される第2締結部材と、
を備える、請求項3に記載の作業設備。
【請求項5】
前記揺動軸心が、上下方向視で前記作業棚の前後方向に沿うように配置され、
前記支持部材は、前記作業棚の幅方向に離間して配置された第1支持部と第2支持部とを備え、
前記揺動アームは、前記揺動軸心に直交する方向に沿って延在する第1アーム部及び第2アーム部と、前記第1アーム部と前記第2アーム部とを前記幅方向に連結する連結アーム部と、を備え、
前記揺動連結機構は、前記第1支持部に対して前記第1アーム部を前記揺動軸心回りに揺動自在に連結し、
前記固定機構は、前記第2支持部に対する前記第2アーム部の固定及び固定解除を行い、
前記連結アーム部に、前記検出装置が固定されている、請求項2に記載の作業設備。
【請求項6】
前記固定機構は、
前記作業棚に固定されており前記支持機構が前記固定姿勢となった状態で前記第2アーム部に対して前記前後方向から当接する当接部材と、
前記当接部材と前記第2アーム部とに亘って締結される締結部材と、
を備える、請求項5に記載の作業設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業設備に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
配送センター等の物流設備において、例えばピッキング作業を行うのに、作業棚を備える作業設備が利用されている。このような作業設備の一例が、特開2020-75797号公報(特許文献1)に開示されている。この作業設備(ピッキング設備)は、作業対象の物品(物品W)を載置可能な複数段の棚部(流動棚板6)を備える作業棚(流動棚1)と、作業棚に対する物品の出入作業を行う作業者(作業者M)の動きを検出する検出装置(撮像装置23)とを備えている。
【0003】
検出装置の設置に関して、特許文献1には、作業エリアの全体及び作業者の手元を検知できる位置であることが記載されているだけで、具体的な記載はない。特許文献1の図1や図2からは、作業設備が設置された建築物の天井等に検出装置が固定されていることが推認されるに過ぎない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-75797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、検出装置が天井等の高い位置に固定的に設置されていると、作業者の手が届きにくく、検出装置のメンテナンスを行いにくいという不便さがあった。
【0006】
そこで、作業者による物品の出入作業を適切に検知することができるとともに、検出装置のメンテナンス性にも優れた作業設備の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る作業設備は、
作業対象の物品を載置可能な複数段の棚部を備える作業棚と、
前記作業棚に対する前記物品の出入作業を行う作業者の動きを検出する検出装置と、
前記検出装置を支持する支持機構と、を備え、
前記支持機構が、最上段の前記棚部よりも上側に設定された固定位置に前記検出装置を固定した固定姿勢と、前記固定位置よりも下側のメンテナンス位置に前記検出装置を配置したメンテナンス姿勢と、に姿勢変更可能に構成されている。
【0008】
この構成によれば、支持機構を固定姿勢とすることで、その支持機構に支持されている検出装置により、最上段の棚部よりもさらに上側の位置から作業者による物品の出入作業を適切に検知することができる。また、支持機構をメンテナンス姿勢とすることで、検出装置を固定位置よりも低い位置まで下降させて、検出装置のメンテナンス性を向上させることができる。
【0009】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の作業設備を含むピッキング設備の平面図
作業設備の平面図
作業設備の側面図
作業設備の斜視図
支持機構の拡大斜視図
支持機構の姿勢変化の様子を示す側面図
固定機構の斜視図
固定機構の斜視図
第2実施形態の作業設備の正面図
揺動連結機構の斜視図
固定機構の斜視図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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