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公開番号2025076815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188701
出願日2023-11-02
発明の名称薬物送達装置
出願人スミダコーポレーション株式会社,国立大学法人岩手大学
代理人個人
主分類A61N 1/30 20060101AFI20250509BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 非侵襲かつ非接触で薬物送達を行う薬物送達装置を得る。
【解決手段】 ベクトルポテンシャルコイル装置(VPコイル11)は、ベクトルポテンシャルを生成する。電源装置は、ベクトルポテンシャルコイル装置を駆動する。ベッド41は、生体101における薬物送達される対象部位101aにベクトルポテンシャルが印加されるようにベクトルポテンシャルコイル装置1を配置する。電源装置は、上述のベクトルポテンシャルによって形成される電界による電気泳動によって薬物が対象部位101aに送達されるように、ベクトルポテンシャルコイル装置にベクトルポテンシャルを生成させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ベクトルポテンシャルを生成するベクトルポテンシャルコイル装置と、
前記ベクトルポテンシャルコイル装置を駆動する電源装置と、
生体における薬物送達される対象部位に前記ベクトルポテンシャルが印加されるように前記ベクトルポテンシャルコイル装置を配置する配置手段とを備え、
前記電源装置は、前記ベクトルポテンシャルによって形成される電界による電気泳動によって薬物が前記対象部位に送達されるように、前記ベクトルポテンシャルコイル装置に前記ベクトルポテンシャルを生成させること、
を特徴とする薬物送達装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記ベクトルポテンシャルコイル装置は、前記生体の収容空間の周囲にらせん状にコイル軸が延びるソレノイドコイルを備え、
前記配置手段は、前記収容空間内において前記生体を支持すること、
を特徴とする請求項1記載の薬物送達装置。
【請求項3】
前記ベクトルポテンシャルコイル装置は、所定の配列パターンで配列された複数のソレノイドコイルを備え、
前記配置手段は、前記複数のソレノイドコイルを支持するプローブ部材またはシート状部材であること、
を特徴とする請求項1記載の薬物送達装置。
【請求項4】
前記対象部位は、体内臓器または脳であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の薬物送達装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬物送達装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ある薬物投与装置は、電気穿孔法を用いて薬物を経皮投与している(例えば特許文献1参照)。別の薬物送達方法として、イオントフォレシスがある。イオントフォレシスは、微弱電流を皮膚表面に導通させ、電気泳動によって荷電性の薬物を非侵襲で経皮投与する技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-213585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
イオントフォレシスは非侵襲であるものの、微弱電流を皮膚表面に導通させる必要があるため、電極を皮膚に接触させる必要があり、患者の負担が大きい。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、非侵襲かつ非接触で薬物送達を行う薬物送達装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る薬物送達装置は、ベクトルポテンシャルを生成するベクトルポテンシャルコイル装置と、ベクトルポテンシャルコイル装置を駆動する電源装置と、生体における薬物送達される対象部位にベクトルポテンシャルが印加されるようにベクトルポテンシャルコイル装置を配置する配置手段とを備える。そして、電源装置は、上述のベクトルポテンシャルによって形成される電界による電気泳動によって薬物が対象部位に送達されるように、ベクトルポテンシャルコイル装置にベクトルポテンシャルを生成させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、非侵襲かつ非接触で薬物送達を行う薬物送達装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施の形態に係る薬物送達装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る薬物送達装置を示す側面図である。
図3は、本発明の実施の形態2におけるベクトルポテンシャルコイル装置1の構成を示す図である。
図4は、本発明の実施の形態3に係る薬物送達装置におけるベクトルポテンシャルコイル装置1の構成を示す図である。
図5は、本発明の実施の形態4におけるベクトルポテンシャルコイルの一例を示す正面図である。
図6は、本発明の実施の形態4におけるベクトルポテンシャルコイルの一例を示す上面図である。
図7は、本発明の実施の形態4におけるベクトルポテンシャルコイルの一例を示す側面図である。
図8は、本発明の実施の形態5に係る薬物送達装置におけるベクトルポテンシャル装置1を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
実施の形態1.
(【0011】以降は省略されています)

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