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公開番号
2025076773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188620
出願日
2023-11-02
発明の名称
扉ロック装置、錠、規制具、ロック装置付き扉及びブース
出願人
小松ウオール工業株式会社
,
株式会社ベスト
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
41/00 20060101AFI20250509BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】 二つの錠を用いることなく、不用意な解錠を防止することのできる扉ロック装置と、当該扉ロック装置を構成する錠及び規制具と、当該扉ロック装置を備えたロック装置付き扉を提供する。
【解決手段】 本発明の扉ロック装置60は錠10と規制具50を備えている。錠10は錠操作部20と表示部40と伝達部30を備え、伝達部30は本体部31と可動ブロック32を備えている。規制具50は係止部51と操作部52を備え、操作部52によって係止部51が可動ブロック32に係止すると錠操作部20による解錠操作が規制される。本発明の錠は、錠操作部20と表示部40と伝達部30を備え、伝達部30は本体部31と可動ブロック32を備えている。本発明の規制具50は、係止部51と操作部52を備えている。本発明のロック装置付き扉70は、扉71に前記扉ロック装置60を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
扉に設置される錠の解錠操作を規制する扉ロック装置であって、
前記扉に設置される錠と当該錠の解錠操作を規制する規制具を備え、
前記錠は解錠操作を行う錠操作部と当該錠操作部の動作に連動して室内の使用状況を室外に表示する表示部と前記錠操作部の操作によって生じる動力を前記表示部に伝達する伝達部を備え、
前記伝達部は前記錠操作部と表示部の双方に連結された本体部と当該本体部に沿って移動可能な可動ブロックを備え、
前記規制具は前記可動ブロックに係止する係止部と当該係止部を前記可動ブロックに係止させる操作部を備え、
前記操作部の操作によって前記係止部が前記可動ブロックに係止すると前記錠操作部による解錠操作が規制される、
ことを特徴とする扉ロック装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1記載の扉ロック装置において、
伝達部は可動ブロックを操作部側に押すことのできる押し部を備え、
規制具によって解錠操作が規制された状態で前記押し部によって前記可動ブロックが係止部と干渉しない位置まで移動すると、当該規制具による錠操作部の解錠操作の規制が解除される、
ことを特徴とする扉ロック装置。
【請求項3】
請求項2記載の扉ロック装置において、
表示部に非常解ジグを差し込むためのジグ差込み孔が設けられ、
押し部は前記ジグ差込み孔から差し込まれる非常解ジグによって押すことができる、
ことを特徴とする扉ロック装置。
【請求項4】
錠操作部の解錠操作を規制する規制具が設けられた扉に設置して使用される扉ロック装置用の錠であって、
解錠操作を行う錠操作部と、
前記錠操作部の動作に連動して室内の使用状況を室外に表示する表示部と、
前記錠操作部の操作によって生じる動力を前記表示部に伝達する伝達部を備え、
前記伝達部は前記錠操作部と表示部の双方に連結された本体部と当該本体部に沿って移動可能な可動ブロックを備え、
前記規制具によって可動ブロックが規制されると、当該可動ブロックと連動する前記錠操作部の解錠操作が規制される、
ことを特徴とする錠。
【請求項5】
請求項4記載の錠において、
伝達部は可動ブロックを操作部側に押すことのできる押し部を備えた、
ことを特徴とする錠。
【請求項6】
錠が設けられた扉に設置して使用される規制具であって、
前記錠の可動ブロックに係止する係止部と当該係止部を前記可動ブロックに係止させる操作部を備え、
前記操作部の操作によって前記係止部を前記可動ブロックに係止させることによって、錠操作部による解錠操作を規制することができる、
ことを特徴とする規制具。
【請求項7】
請求項6記載の規制具において、
係止部を扉内部に収容する際に係止部を所定位置に案内するためのガイド突起を備えた、
ことを特徴とする規制具。
【請求項8】
個室の出入り口を開閉する扉において、
前記扉と当該扉に設置される扉ロック装置を備え、
前記扉ロック装置が請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の扉ロック装置であり、
前記扉の内部に収容空間が設けられ、
前記扉ロック装置の錠はその伝達部が前記収容空間内に配置されるように扉に設置され、
前記扉ロック装置の規制具はその係止部が前記収容空間内に配置されるとともに、操作部が前記扉の室内側の面に露出するように扉に設置された、
ことを特徴とするロック装置付き扉。
【請求項9】
請求項8記載のロック装置付き扉において、
操作部は錠の設置位置よりも高い位置に設置された、
ことを特徴とするロック装置付き扉。
【請求項10】
出入り口を開閉する扉を備えたブースにおいて、
前記扉として請求項8記載のロック装置付き扉が設けられた、
ことを特徴とするブース。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、扉に設置して使用する扉ロック装置と、当該扉ロック装置を構成する錠及び規制具と、扉ロック装置を備えたロック装置付き扉と、当該ロック装置付き扉を備えたブースに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
不特定の人々が利用施設にはトイレが設置されている。トイレに設置された各個室(トイレブース)には錠が設けられ、使用時に外から扉を開けられることがないように錠を掛けられるようにしてある(例えば、特許文献1)。
【0003】
個室によっては、子連れの人(以下「保護者」という)が用を足す際に子供(0歳~2歳半の幼児)を座らせておくためのシート(例えば、特許文献2)が設置されていることがあり、このようなシートが設けられた個室では、子供をシートに座らせておくことによって、保護者が安心して用を足すことができるというメリットがある。また、シートに座らない子供(2歳半~小学生の児童)であっても、防犯上の理由から、個室外に一人で待たせるのが不安な場合には、保護者と一緒に個室に入室させることがある。
【0004】
ところが、この種のシートは使用者の目が届きやすい扉の近傍に設置されていることが多く、シートに座った子供が錠をいじっているうちに、誤って解錠されてしまうことがある。このような誤解錠は、シートに座らない児童がしてしまうこともある。このような不用意な解錠を防止するため、錠よりも高い位置に別の錠を設けるなどの対策が取られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-94176号公報
実公平2-8039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、錠を二つ設けるとその分だけコスト高になる。また、錠を二つ設けた場合、一方のみを施錠した場合に外部表示にずれが生じ、利用待ちの人に無用な混乱を与えるおそれがある。上側の錠の外部表示を省略することも考えられるが、外部表示には非常時に扉を開ける非常解ジグを差し込むためのジグ差込み孔が設けられていることがあり、この場合、外部表示を省略することによって非常解操作ができなくなるという難点がある。
【0007】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、二つの錠を用いることなく、不用意な解錠を防止することのできる扉ロック装置と、当該扉ロック装置を構成する錠及び規制具と、当該扉ロック装置を備えたロック装置付き扉と、当該ロック装置付き扉を備えたブースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[扉ロック装置]
本発明の扉ロック装置は、扉に設置される錠の解錠操作を規制する扉ロック装置であって、扉に設置される錠と、錠の解錠操作を規制する規制具を備えている。錠は解錠操作を行う錠操作部と、錠操作部の動作に連動して室内の使用状況を室外に表示する表示部と、錠操作部の操作によって生じる動力を表示部に伝達する伝達部を備え、伝達部は錠操作部と、表示部の双方に連結された本体部と、本体部に沿って移動可能な可動ブロックを備えている。規制具は可動ブロックに係止する係止部と、係止部を可動ブロックに係止させる操作部を備え、操作部の操作によって係止部が可動ブロックに係止すると、錠操作部による解錠操作が規制されるように構成されている。
【0009】
[錠]
本発明の錠は、錠操作部の解錠操作を規制する規制具が設けられた扉に設置して使用されるものであって、解錠操作を行う錠操作部と、錠操作部の動作に連動して室内の使用状況を室外に表示する表示部と、錠操作部の操作によって生じる動力を表示部に伝達する伝達部を備え、伝達部は錠操作部と、表示部の双方に連結された本体部と本体部に沿って移動可能な可動ブロックを備えている。規制具によって可動ブロックが規制されると、当該可動ブロックと連動する錠操作部の解錠操作が規制されるように構成されている。
【0010】
[規制具]
本発明の規制具は、錠が設けられた扉に設置して使用されるものであって、錠の可動ブロックに係止する係止部と、係止部を可動ブロックに係止させる操作部を備えている。操作部の操作によって係止部を可動ブロックに係止させることによって錠操作部による解錠操作を規制できるように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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