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公開番号
2025075465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186651
出願日
2023-10-31
発明の名称
船舶
出願人
三菱造船株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B63H
23/18 20060101AFI20250508BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】冗長性を備えつつ、出力の低減が抑えられた船舶を提供する。
【解決手段】船舶は、第一プロペラと、第一プロペラを回転駆動させることが可能な第一エンジンと、第二プロペラと、第二プロペラを回転駆動させることが可能な第二エンジンと、第一プロペラ、及び第二プロペラの少なくとも一方を回転駆動させることが可能なように、回転力の伝達先を切り替え可能な第三エンジンと、を備える。第三エンジンを備えることから、第一エンジン22、及び第二エンジンのいずれか一方が故障によって停止した場合であっても、当該第三エンジンによって2機2軸の推力構成を維持することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第一プロペラと、
該第一プロペラを回転駆動させることが可能な第一エンジンと、
第二プロペラと、
該第二プロペラを回転駆動させることが可能な第二エンジンと、
前記第一プロペラ、及び前記第二プロペラの少なくとも一方を回転駆動させることが可能なように、回転力の伝達先を切り替え可能な第三エンジンと、
を備える船舶。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記第三エンジンと前記第一エンジン、及び前記第三エンジンと前記第二エンジンとの間にそれぞれ設けられた減速機、及びクラッチをさらに備える請求項1に記載の船舶。
【請求項3】
前記第一エンジン、及び前記第二エンジンは第一区画に収容され、
前記第三エンジンは、前記第一区画とはバルクヘッドを介して隔てられた第二区画に収容されている請求項1又は2に記載の船舶。
【請求項4】
前記第一エンジン、前記第二エンジン、及び前記第三エンジンは、それぞれディーゼル機関である請求項1又は2に記載の船舶。
【請求項5】
前記第一エンジン、及び前記第二エンジンは、それぞれディーゼル機関であり、前記第三エンジンは、電動機である請求項1又は2に記載の船舶。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、船舶に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
フェリー、RORO船等の船舶では、冗長性を有する推進プラントとして、2つの主機関で2つの軸、及びプロペラを駆動する2機2軸が一般的である。他方で、4機2軸の推進プラントも従来技術で存在する(例えば下記特許文献1参照)。これらの推進プラントは、1つの主機関が故障した場合でも、安全に航行できる点に特徴がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-139381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、2機2軸の問題点として、1つの主機関が故障した場合、出力が大きく落ち、速力を維持できず、定時運行性を確保できないという点が挙げられる。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、冗長性を備えつつ、出力の低減が抑えられた船舶を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係る船舶は、第一プロペラと、該第一プロペラを回転駆動させることが可能な第一エンジンと、第二プロペラと、該第二プロペラを回転駆動させることが可能な第二エンジンと、前記第一プロペラ、及び前記第二プロペラの少なくとも一方を回転駆動させることが可能なように、回転力の伝達先を切り替え可能な第三エンジンと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、冗長性を備えつつ、出力の低減が抑えられた船舶を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る船舶の構成を示す側面図である。
本開示の実施形態に係る船舶の要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係る船舶について、図1と図2を参照して説明する。船舶1は、船体2と、推進部20と、を主に備えている。船舶1の船種は、特定のものに限られない。船舶1の船種は、例えばフェリー、RORO船(Roll-on/Roll-off船)、PCTC(Pure Car & Truck Carrier)等を例示できる。
【0010】
(船体)
船体2は、その外殻をなす、一対の舷側3A,3Bと、船底4と、を有している。舷側3A,3Bは、左右舷側をそれぞれ形成する一対の舷側外板を有する。船底4は、これら舷側3A,3Bを接続する船底外板を有する。これら一対の舷側3A,3B及び船底4により、船体2の外殻は、船首尾方向FAに直交する断面において、U字状を成している。
(【0011】以降は省略されています)
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