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公開番号
2025074674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185656
出願日
2023-10-30
発明の名称
ネガ型感光性組成物、感光性レジストフィルム、中空構造体の製造方法、及びパターン形成方法
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/038 20060101AFI20250507BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】良好な形状のパターンを形成可能であり、中空構造体の側壁に対する貼付性を高められるネガ型感光性組成物、これを用いて形成された感光性膜を備える感光性レジストフィルム、そのネガ型感光性組成物を用いた中空構造体の製造方法、及びパターン形成方法を提供する。
【解決手段】3官能以上の多官能エポキシ化合物と、カチオン重合開始剤と、分子量800以下の2官能芳香族エポキシ化合物と、を含有するネガ型感光性組成物を採用する。2官能芳香族エポキシ化合物の含有量の割合は、多官能エポキシ化合物及び2官能芳香族エポキシ化合物の合計の含有量(100質量%)に対して、0.6~10質量%である、ネガ型感光性組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
3官能以上の多官能エポキシ化合物と、カチオン重合開始剤と、分子量800以下の2官能芳香族エポキシ化合物と、を含有し、
前記2官能芳香族エポキシ化合物の含有量の割合は、前記多官能エポキシ化合物及び前記2官能芳香族エポキシ化合物の合計の含有量(100質量%)に対して、0.6~10質量%である、ネガ型感光性組成物。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記2官能芳香族エポキシ化合物の含有量の割合は、前記多官能エポキシ化合物及び前記2官能芳香族エポキシ化合物の合計の含有量(100質量%)に対して、0.7~8質量%である、請求項1に記載のネガ型感光性組成物。
【請求項3】
前記多官能エポキシ化合物は、ビスフェノールノボラック型エポキシ樹脂を含む、請求項1に記載のネガ型感光性組成物。
【請求項4】
前記2官能芳香族エポキシ化合物は、ビスフェノールエポキシモノマーを含む、請求項3に記載のネガ型感光性組成物。
【請求項5】
凹部と、この凹部の開口面を塞ぐ天板部と、からなる中空構造体の、前記天板部を形成するために用いられる、請求項1又は2に記載のネガ型感光性組成物。
【請求項6】
基材フィルム上に、請求項1又は2に記載のネガ型感光性組成物を用いて形成された感光性膜と、カバーフィルムと、がこの順に積層した感光性レジストフィルム。
【請求項7】
凹部と、この凹部の開口面を塞ぐ天板部と、からなる中空構造体の製造方法であって、
前記天板部を、請求項1又は2に記載のネガ型感光性組成物を用いて形成する、中空構造体の製造方法。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のネガ型感光性組成物を用いて、支持体上に感光性膜を形成する工程と、
前記感光性膜を露光する工程と、
前記露光後の感光性膜を、有機溶剤を含有する現像液で現像して、ネガ型パターンを形成する工程と、
を有する、パターン形成方法。
【請求項9】
請求項5に記載の感光性レジストフィルムを用いて、支持体上に感光性膜を形成する工程と、
前記感光性膜を露光する工程と、
前記露光後の感光性膜を、有機溶剤を含有する現像液で現像して、ネガ型パターンを形成する工程と、
を有する、パターン形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネガ型感光性組成物、感光性レジストフィルム、中空構造体の製造方法、及びパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表面弾性波(SAW)フィルター等の微小電子デバイスの開発が進められている。このような電子デバイスを封止したパッケージは、表面弾性波の伝播、電子デバイスの可動部材の可動性を確保するための中空封止構造を有している。今後、特に、高い周波数を扱うスマートフォンなどでは、中空封止構造を有するパッケージ(以下、これを中空構造体という)の小型化がますます求められる。
【0003】
図3は、中空構造体100の構造の一例を示す模式的な断面図である。
中空構造体100は、基板10、基板10上に形成された側壁20、及び、側壁20と基板10とで形成される凹部15の開口面を塞ぐネガ型パターン(露光部30A、以下、天板部ともいう)を備える。
中空構造体100は、例えば、以下のように製造される。まず、基板10上に感光性組成物を塗布して形成された感光性膜に対して、選択的露光を行って側壁20が製造される。次いで、凹部15を覆うように、感光性膜を側壁20に貼付した後、選択的露光を行って天板部30Aが製造される。
【0004】
基板の上に中空構造体の側壁を形成する際、基板に接するネガ型パターンの周縁部にアンダーカットが生じやすいという問題がある。これに対し、特許文献1には、エポキシ基含有化合物及び特定の構成単位を有する樹脂を含有する、ネガ型感光性樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-101132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のネガ型感光性樹脂組成物を用いて作製される天板部は、基板の上に形成された側壁に対する貼付性が十分ではないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、良好な形状のパターンを形成可能であり、中空構造体の側壁に対する貼付性を高められるネガ型感光性組成物、これを用いて形成された感光性膜を備える感光性レジストフィルム、そのネガ型感光性組成物を用いた中空構造体の製造方法、及びパターン形成方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の態様を含む。
本発明の第1の態様は、3官能以上の多官能エポキシ化合物と、カチオン重合開始剤と、分子量800以下の2官能芳香族エポキシ化合物と、を含有し、前記2官能芳香族エポキシ化合物の含有量の割合は、前記多官能エポキシ化合物及び前記2官能芳香族エポキシ化合物の合計の含有量(100質量%)に対して、0.6~10質量%である、ネガ型感光性組成物である。
【0009】
本発明の第2の態様は、基材フィルム上に、第1の態様に係るネガ型感光性組成物を用いて形成された感光性膜と、カバーフィルムと、がこの順に積層した感光性レジストフィルムである。
【0010】
本発明の第3の態様は、凹部と、この凹部の開口面を塞ぐ天板部と、からなる中空構造体の製造方法であって、前記天板部を、第1の態様に係るネガ型感光性組成物を用いて形成する、中空構造体の製造方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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