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公開番号
2025074396
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185168
出願日
2023-10-30
発明の名称
クランプ型ジョイントタップホルダー及びジョイントタップセット
出願人
株式会社石黒製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
25/00 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】テーブル等への取付けが簡単であり、スマートな外観のクランプ型ジョイントタップホルダー。
【解決手段】一対のクランプホルダー21,21を備え、クランプホルダー21は、クランプノブ22Kを上方に向けたクランプネジ22と、クランプネジ22の周囲を囲う筐体24と、筐体24のクランプノブ22K側に設けられた上顎部25と、クランプネジ22のネジ部に螺合する下顎部26と、下顎部26の変位方向を制限する開口部24Sと、クランプノブ22Kの少なくとも一部の角度範囲を露出するために筐体の側壁に設けられた開口部24Aと、ジョイントタップ10の一端の係合部14を係合するために設けられた被係合部25Hとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のコネクタを並べたジョイントタップの両端を保持して固定先となる板状部材へ固定するための一対のクランプホルダーを備えたクランプ型ジョイントタップホルダーであって、
前記一対のクランプホルダーの各々は、
クランプノブを上方に向けたクランプネジと、
前記クランプネジの周囲を囲う筐体と、
前記筐体の前記クランプノブ側に設けられた上顎部と、
前記クランプネジのネジ部に螺合するネジ受けを有した下顎部と、
前記下顎部の変位方向を前記クランプネジの中心軸に沿った方向に制限するために前記筐体の側壁に設けられた開口部と、
前記クランプノブの少なくとも一部の角度範囲を露出するために前記筐体の側壁に設けられた開口部と、
前記ジョイントタップの一端の係合部を係合するために設けられた被係合部と、
を備えることを特徴とするクランプ型ジョイントタップホルダー。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、
前記クランプネジは合成樹脂製であり、
前記クランプノブの周囲にはローレット加工が施されている
ことを特徴とするクランプ型ジョイントタップホルダー。
【請求項3】
請求項1に記載のクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、
前記一対のクランプホルダーの各々の前記クランプネジは何れも左ネジである
ことを特徴とするクランプ型ジョイントタップホルダー。
【請求項4】
請求項1に記載のクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、
前記上顎部と前記下顎部との間隔が所定範囲を超えた場合に前記下顎部の前記ネジ受けと前記クランプネジとが空回りするように前記クランプネジの先端寄りに設けられた非ネジ部を更に備える
ことを特徴とするクランプ型ジョイントタップホルダー。
【請求項5】
請求項4に記載のクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、
前記空回りの状態に至った前記下顎部の前記ネジ受けを再び前記ネジ部へ螺合させるために前記非ネジ部の周囲に配置されたコイルバネを更に備える
ことを特徴とするクランプ型ジョイントタップホルダー。
【請求項6】
請求項1~5の何れか一項に記載のクランプ型ジョイントタップホルダーと前記ジョイントタップとを備えることを特徴とするジョイントタップセット。
【請求項7】
請求項6に記載のジョイントタップセットにおいて、
前記ジョイントタップは、
複数のコネクタモジュールを並べて収容する本体フレームと、
前記本体フレームに収容された複数の前記コネクタモジュールを挟持するようにして前記本体フレームの両端側に取り付けられる一対のエンドキャップと、
を備え、
前記一対のエンドキャップの各々は、前記被係合部に係合可能な前記係合部を備える
ことを特徴とするジョイントタップセット。
【請求項8】
請求項6に記載のジョイントタップセットにおいて、
前記複数のコネクタモジュールの何れか1つは電源コード付きコンセントモジュールである
ことを特徴とするジョイントタップセット。
【請求項9】
請求項8に記載のジョイントタップセットにおいて、
前記ジョイントタップの背面側を覆うための背面カバーを更に備えた
ことを特徴とするジョイントタップセット。
【請求項10】
請求項9に記載のジョイントタップセットにおいて、
前記背面カバーは、
前記ジョイントタップの背面から伸びる前記電源コードが床面に向かって垂下がるのに必要な空間を確保しつつ前記ジョイントタップの背面側を覆うような断面略L字状の部材である
ことを特徴とするジョイントタップセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のコネクタを並べたジョイントタップをテーブルの天板等の板状部材へ固定するクランプ型ジョイントタップホルダー及びジョイントタップセットに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のコネクタを並べて配置したジョイントタップをテーブルの天板に取り付けるためのジョイントタップホルダーが知られている(特許文献1,2,3,非特許文献1,2等を参照。)。尚、コネクタの1つとして電源コード付きコンセントを備えるジョイントタップは特に「電源タップ」又は「テーブルタップ」と呼ばれている。
特許文献1に開示されたホルダーは、テーブルの天板の裏面にボルト(ネジ)で固定される一対の固定ホルダーを備え、ジョイントタップの左右端に取り付けられた一対のエンドキャップを一対の固定ホルダーへスライド挿入することにより、エンドキャップ内の係合部を固定ホルダーの被係合部に係合させ、これによってジョイントタップを天板の裏面に固定するものである。
特許文献2に開示されたホルダーは、テーブルの天板を表裏から挟持するクランプと、クランプの上顎部に取り付けられたホルダー本体と、ホルダー本体にレール状に設けられた一対のリブとを備え、ジョイントタップを一対のリブの間へ挿入することにより天板の表面に固定するものである。
特許文献3に開示されたホルダーは、テーブルの天板を表裏から挟持する一対のクランプと、一対のクランプの上顎部に取り付けられた一対のブラケットとを備え、一対のブラケットにジョイントタップの一端及び他端を嵌めこむことにより、ジョイントタップを天板の表面に固定するものである。
非特許文献1に開示されたホルダーは、テーブルの天板を表裏から挟持するクランプと、クランプの上顎部に取り付けられた断面コ字状のホルダー本体とを備え、ジョイントタップをホルダー本体に嵌め込むことにより天板の表面側に固定するものである。
非特許文献2に開示されたホルダーは、テーブルの天板に側方から嵌合する一対のコ字状プレートと、一対のコ字状プレートの上壁に取り付けられる一対のネジ受け及び一対のツマミネジ及びとを備え、コ字状プレートの上壁とテーブルの天板との間にジョイントタップの基台プレートを挟んだ状態でツマミネジを締め付けることによりジョイントタップを天板の表面側に固定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7036407号公報
特開2003-249319号公報
実用新案登録第3076736号公報
【非特許文献】
【0004】
「電源タップホルダー 200-CB009」,サンワサプライ株式会社,[令和5年10月18日検索],インターネット<URL:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-CB009>
「クランプ式情報・電源コンセント」,株式会社イトーキ,[令和5年10月18日検索],インターネット<URL:https://shop.itoki.jp/shop/g/g22105500/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2,3,及び非特許文献1の何れかに開示されたホルダーは、天板の裏面側からネジを締め付ける必要があるので、ユーザが天板の裏面側へ手を挿入して指先の感覚だけでネジの締め付けを行う必要があるか、又は、テーブルの下に潜り込んでネジを目視する必要があり、取り付け作業が難しかった。
また、特許文献2,3,非特許文献1,2の何れかに開示されたホルダーは、クランプを利用しているので、クランプネジ等のネジが天板の表面又は裏面から突出しており、テーブル周りがすっきりせず見栄えが悪かった。
また、特許文献2,3,非特許文献1の何れかに開示されたホルダーのクランプは少なくとも上顎部、下顎部、クランプネジ等の部品を要し、また非特許文献2に開示されたホルダーは、コ字状プレート、ネジ受け、ツマミネジ等の部品を要しており、何れのホルダーもネジを緩め過ぎると簡単にネジが抜け落ちて部品がバラバラになるので、取扱いに注意を要した。
【0006】
そこで本発明は、テーブル等への取付けが簡単であり、しかもスマートな外観に整えることが可能なクランプ型ジョイントタップホルダー及びジョイントタップセットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
課題を解決するために本発明に係るクランプ型ジョイントタップホルダーは、複数のコネクタを並べたジョイントタップの両端を保持して固定先となる板状部材へ固定するための一対のクランプホルダーを備えたクランプ型ジョイントタップホルダーであって、前記一対のクランプホルダーの各々は、クランプノブを上方に向けたクランプネジと、前記クランプネジの周囲を囲う筐体と、前記筐体の前記クランプノブ側に設けられた上顎部と、前記クランプネジのネジ部に螺合するネジ受けを有した下顎部と、前記下顎部の変位方向を前記クランプネジの中心軸に沿った方向に制限するために前記筐体の側壁に設けられた開口部と、前記クランプノブの少なくとも一部の角度範囲を露出するために前記筐体の側壁に設けられた開口部と、前記ジョイントタップの一端の係合部を係合するために設けられた被係合部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
課題を解決するために本発明に係る何れかのクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、前記クランプネジは合成樹脂製であり、前記クランプノブの周囲にはローレット加工が施されていてもよい。
【0009】
課題を解決するために本発明に係る何れかのクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、前記一対のクランプホルダーの各々の前記クランプネジは何れも左ネジであってもよい。
【0010】
課題を解決するために本発明に係る何れかのクランプ型ジョイントタップホルダーにおいて、前記上顎部と前記下顎部との間隔が所定範囲を超えた場合に前記下顎部の前記ネジ受けと前記クランプネジとが空回りするように前記クランプネジの先端寄りに設けられた非ネジ部を更に備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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