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公開番号
2025073668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184639
出願日
2023-10-27
発明の名称
ロール状衛生用紙の製造方法
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B26D
7/26 20060101AFI20250502BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】切断ブレードの刃先について容易に検査することが可能なロール状衛生用紙の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、ロール状衛生用紙3の製造方法であって、前記ロール状衛生用紙3のペーパーログ5をカットするためのディスク型の切断ブレード31を検査する第1検査工程であって、平板321を上部に有する検査台32において、前記平板321に前記切断ブレード31を平置きしたときの、前記切断ブレード31の刃先と前記平板321との隙間Gを少なくとも2箇所において計測する、第1検査工程を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ロール状衛生用紙の製造方法であって、
前記ロール状衛生用紙のペーパーログをカットするためのディスク型の切断ブレードを検査する第1検査工程であって、平板を上部に有する検査台において、前記平板に前記切断ブレードを平置きしたときの、前記切断ブレードの刃先と前記平板との隙間を少なくとも2箇所において計測する、第1検査工程を有することを特徴とする製造方法。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記平板上に平置きした前記ディスク型の切断ブレードの側面と直尺端面の隙間を少なくとも2箇所において計測する、第2検査工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記第1検査工程にて、前記切断ブレードの前記刃先と前記平板との隙間を第1位置乃至第4位置の4箇所において計測し、
前記第1位置と前記第2位置は、前記切断ブレードの第1径方向において互いに対向しており、前記第3位置と前記第4位置は、前記切断ブレードの第2径方向において互いに対向しており、前記第1径方向と前記第2径方向とは略直交していることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記第2検査工程にて、前記切断ブレードの側面と直尺端面の隙間を第5位置乃至第8位置の4箇所において計測し、
前記第5位置と前記第6位置は、前記切断ブレードの第3径方向において互いに対向しており、前記第7位置と前記第8位置は、前記切断ブレードの第4径方向において互いに対向しており、前記第3径方向と前記第4径方向とは略直交していることを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記第1検査工程にて、前記切断ブレードの裏表をそれぞれ平置きしたときの、前記切断ブレードの前記刃先と前記平板との隙間を計測することを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項6】
前記第2検査工程にて、前記切断ブレードの裏表をそれぞれ平置きしたときの、前記切断ブレードの側面と直尺端面の隙間を計測することを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断ブレードを検査する工程を有するロール状衛生用紙の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トイレットペーパー、キッチンペーパー、紙製タオル、紙製ワイパーなどの衛生用紙(以下、単に「衛生用紙」とも言う)をロール状に巻いたロール状衛生用紙(以下、単に「ロール状衛生用紙」とも言う)は、ペーパーログを製品幅でカットすることで得られる一方、ペーパーログをカットする切断ブレードについては、カットされる複数のロール状衛生用紙の製品幅を一定にする必要があり、また、それらの切り口を綺麗なものにするため、所定条件を満たすか否かを検査し、当該条件を満たすものが使用される。
【0003】
そこで例えば、特許文献1には、被加工材を切断する丸鋸について、レーザ装置を用いて丸鋸の加工厚みを測定し、丸鋸の厚みについて所定範囲か否かを判定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-053771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、別途高価な装置を用意する必要があり、さらに当該装置を使いこなすため時間や手間が掛かることが予想される。
【0006】
本発明の目的は、切断ブレードの刃先について容易に検査することが可能なロール状衛生用紙の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による方法の第1態様は、ロール状衛生用紙の製造方法であって、前記ロール状衛生用紙のペーパーログをカットするためのディスク型の切断ブレードを検査する第1検査工程であって、平板を上部に有する検査台において、前記平板に前記切断ブレードを平置きしたときの、前記切断ブレードの刃先と前記平板との隙間を少なくとも2箇所において計測する、第1検査工程を有することを特徴とするものである。
【0008】
本発明による方法の第2態様は、前記平板上に平置きした前記ディスク型の切断ブレードの側面と直尺端面の隙間を少なくとも2箇所において計測する、第2検査工程をさらに有することを特徴とする第1態様として記載のものである。
【0009】
本発明による方法の第3態様は、前記第1検査工程にて、前記切断ブレードの前記刃先と前記平板との隙間を第1位置乃至第4位置の4箇所において計測し、前記第1位置と前記第2位置は、前記切断ブレードの第1径方向において互いに対向しており、前記第3位置と前記第4位置は、前記切断ブレードの第2径方向において互いに対向しており、前記第1径方向と前記第2径方向とは略直交していることを特徴とする第1態様として記載のものである。
【0010】
本発明による方法の第4態様は、前記第2検査工程にて、前記切断ブレードの側面と直尺端面の隙間を第5位置乃至第8位置の4箇所において計測し、前記第5位置と前記第6位置は、前記切断ブレードの第3径方向において互いに対向しており、前記第7位置と前記第8位置は、前記切断ブレードの第4径方向において互いに対向しており、前記第3径方向と前記第4径方向とは略直交していることを特徴とする第2態様として記載のものである。
(【0011】以降は省略されています)
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