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公開番号
2025069871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179860
出願日
2023-10-18
発明の名称
プログラム、方法、およびシステム
出願人
カバー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06T
13/40 20110101AFI20250423BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オブジェクトの異常な表示態様を適切なタイミングでリセットできるプログラム、方法、およびシステムを提供する。
【解決手段】仮想空間に配置されるオブジェクトには、仮想空間内で動作可能な第1オブジェクトと、当該第1オブジェクトに対応させて配置される第2オブジェクトとを含み、コンピュータを、第1オブジェクトを動作表示させるとともに、当該第1オブジェクトの動作に応じた態様で第2オブジェクトを動作表示させるための処理を行うことが可能な動作表示手段と、第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミングにおいて、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理を行うことが可能なリセット手段として機能させる。
【選択図】図43
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザに対し仮想空間を提供するためのコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記仮想空間に配置されるオブジェクトには、前記仮想空間内で動作可能な第1オブジェクトと、当該第1オブジェクトに対応させて配置される第2オブジェクトとを含み、
前記コンピュータを、
前記第1オブジェクトを動作表示させるとともに、当該第1オブジェクトの動作に応じた態様で前記第2オブジェクトを動作表示させるための処理を行うことが可能な動作表示手段と、
前記第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミングにおいて、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理を行うことが可能なリセット手段として機能させる、プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1オブジェクトは、演者の動きに応じて動作するアバタオブジェクトであり、
前記第2オブジェクトは、前記アバタオブジェクトの動作に連動して動作する衣装オブジェクトであり、
前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするとは、前記衣装オブジェクトに関連付けられた物理演算を、予め定められた初期状態から行うようにすることを含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記仮想空間は、前記アバタオブジェクトを主体とするイベントを開催するための空間であり、
前記イベントは、前記アバタオブジェクトにより第1の動作が行われ得る第1パートと、当該第1パートに続いて前記アバタオブジェクトにより第2の動作が行われ得る第2パートとを含み、
前記特定タイミングは、前記第1パートの終了タイミング、前記第2パートの開始タイミング、および、前記第1パートが終了してから前記第2パートが開始されるまでの間におけるタイミングのうちのいずれかである、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1パートは、イベントにおける第1の曲を歌唱するパートであり、
前記第2パートは、イベントにおける第2の曲を歌唱するパートである、請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータは、前記仮想空間を提供するための情報をユーザ端末に配信する配信装置であり、
前記リセット手段は、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理として、前記ユーザ端末において前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットさせるためのリセット指示情報を送信する処理を行う、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータは、提供される仮想空間を表示するユーザ端末であり、
前記コンピュータを、
前記第1オブジェクトの動作量を特定して、当該動作量が前記所定量未満となり特定タイミングとなり得るタイミングであるか否かを判定する判定手段として機能させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
ユーザに対し仮想空間を提供するためのコンピュータを制御する方法であって、
前記仮想空間に配置されるオブジェクトには、前記仮想空間内で動作可能な第1オブジェクトと、当該第1オブジェクトに対応させて配置される第2オブジェクトとを含み、
前記第1オブジェクトを動作表示させるとともに、当該第1オブジェクトの動作に応じた態様で前記第2オブジェクトを動作表示させるための処理を行うことが可能なステップと、
前記第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミングにおいて、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理を行うことが可能なステップとを備える、方法。
【請求項8】
ユーザに対し仮想空間を提供するためのコンピュータを備えるシステムであって、
前記仮想空間に配置されるオブジェクトには、前記仮想空間内で動作可能な第1オブジェクトと、当該第1オブジェクトに対応させて配置される第2オブジェクトとを含み、
前記第1オブジェクトを動作表示させるとともに、当該第1オブジェクトの動作に応じた態様で前記第2オブジェクトを動作表示させるための処理を行うことが可能な動作表示手段と、
前記第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミングにおいて、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理を行うことが可能なリセット手段とを備える、システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワークを介してユーザに対し仮想空間を提供し、他のユーザと仮想空間上で交流を図ることを可能とするシステムが知られている。
【0003】
このようなシステムでは、サーバからキャラクタのモーションデータを含む仮想空間を生成するためのデータを配信し、当該データに基づいてユーザ端末にて仮想空間を生成して、当該仮想空間内においてキャラクタを動作表示させるとともに、当該キャラクタの動作表示に応じて物理演算して求まる態様となるように当該キャラクタの衣装オブジェクトなどを動作表示させるものが知られている(例えば、特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-103047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、物理演算は、ユーザ端末の性能や処理能力に左右される。また、サーバから配信されるデータの受信環境は、ユーザ端末が利用する通信環境の通信速度に左右される。このため、例えば、キャラクタの動作速度・動作範囲などが大きな場合であっても、性能や処理能力が高いユーザ端末などであれば、キャラクタの動作および当該動作に応じた衣装オブジェクトなどが望ましい態様となる処理速度で算出できるため、仮想空間内においてキャラクタの動作に応じて衣装オブジェクトなどを適切な態様で動作表示させることができる。これに対して、性能や処理能力が低いユーザ端末などの場合には、例えば物理演算速度が遅いことなどによりキャラクタなどに対して異常な態様で衣装オブジェクトなどを動作表示させてしまう虞があり、キャラクタの動作速度・動作範囲などが大きな場合にはその可能性がより高まってしまう。一方で、異常な表示となっているか否かはユーザ端末によるため、サーバでは異常な態様で衣装オブジェクトなどを動作させているか否かをサーバ側で特定できないため、リセットさせる信号を適切なタイミングで出力できず、異常な態様をリセットさせることができない虞があった。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、オブジェクトの異常な表示態様を適切なタイミングでリセットできるプログラム、方法、およびシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のある局面にしたがうプログラム(例えば、仮想空間生成プログラム120、視聴者用プログラム)は、ユーザに対し仮想空間を提供するためのコンピュータ(例えば、配信用サーバコンピュータ100、視聴者端末300など)に実行させるプログラムであって、
前記仮想空間に配置されるオブジェクトには、前記仮想空間内で動作可能な第1オブジェクト(例えば、キャラクタオブジェクト)と、当該第1オブジェクトに対応させて配置される第2オブジェクト(例えば、スカートなどの衣装オブジェクト)とを含み、
前記コンピュータを、
前記第1オブジェクトを動作表示させるとともに、当該第1オブジェクトの動作に応じた態様で前記第2オブジェクトを動作表示させるための処理を行うことが可能な動作表示手段(例えば、仮想空間更新データに基づく視聴者視点映像生成処理、視聴者視点映像出力処理など)と、
前記第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミング(例えば、図43のステップS431における一連のアクションが終了したタイミング、曲間など)において、前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理を行うことが可能なリセット手段(例えば、図43のステップS432におけるコンポーネントリセット信号を送信する処理)として機能させる、プログラム。
【0008】
このような構成によれば、第1オブジェクトの動作量が所定量未満となり得る特定タイミングで、第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするための処理が行われるため、視聴者に対して極端に違和感を抱かせないタイミングでリセットできる。
【0009】
(2) 上記(1)において、前記第1オブジェクトは、演者の動きに応じて動作するアバタオブジェクト(例えば、図13などの演者アバタ1など)であり、
前記第2オブジェクトは、前記アバタオブジェクトの動作に連動して動作する衣装オブジェクト(例えば、衣装オブジェクトなどの揺れる動作表示をするスカートや髪の毛など)であり、
前記第2オブジェクトの表示状態をニュートラルにリセットするとは、前記衣装オブジェクトに関連付けられた物理演算を、予め定められた初期状態から行うようにすること(例えば、前回演算された結果に基づかずに初期状態から演算されるようにするなど)を含む、請求項1に記載のプログラム。
【0010】
このような構成によれば、視聴者に対して極端に違和感を抱かせないタイミングで、連動オブジェクトに関連付けられた物理演算を予め定められた初期状態から行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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