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公開番号
2025069127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2024229758,2021566092
出願日
2024-12-26,2020-05-07
発明の名称
食料品の注入および乾燥のためのシステムおよび方法
出願人
フード サイクル サイエンス コーポレーション
代理人
弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類
B09B
3/35 20220101AFI20250422BHJP(固体廃棄物の処理;汚染土壌の再生)
要約
【課題】食品廃棄物を減量できるよう、食品リサイクルの方法を提供すること。
【解決手段】食品リサイクラは、ベース、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、およびモータを含む。空気流構成要素は、モータの上にある。ファンは、空気流構成要素上に構成されており、フィルタは、空気流構成要素の出力ポートに位置決めされている。バケツ受容器は、ギヤボックス上に構成されている。ファンおよびフィルタは、バケツ受容器の上方部分に隣接して構成されている。ケーシングは、ベースリムに相補的な下部リムを有する。ケーシングは、ファンモジュールに相補的な内部容積と、エアフィルタモジュールに相補的な内部容積と、を有する。制御スイッチおよび蓋ラッチは、ケーシング内に構成されている。蓋は、空気が、バケツから蓋を通ってファンに流れ、フィルタから蓋に戻って、蓋内の排気口から流れ出るように、ケーシングにヒンジで連結されている。
【選択図】図16D
特許請求の範囲
【請求項1】
食品リサイクラであって、
ベースリム、少なくとも1つの空気取り入れ開口部、ギヤボックス、およびモータを有
するモータ構成要素を含むベース構成要素であって、前記モータが、前記ギヤボックスと
機械的に連通している、ベース構成要素と、
空気流構成要素と、
ファンを含み、前記空気流構成要素の取り入れポート上に位置決めされた、ファン構成
要素と、
フィルタ構成要素であって、前記フィルタ構成要素の中に構成されたエアフィルタを有
し、前記空気流構成要素の出力ポート上に構成された、フィルタ構成要素と、
バケツを受容するように構成されたバケツ受容器であって、前記ファン構成要素および
前記フィルタ構成要素が、前記バケツ受容器に隣接して構成されている、バケツ受容器と
、
前記ベースリムに相補的な下部リムを有するケーシングであって、前記バケツ受容器に
相補的な第1の内部容積、前記ファン構成要素に相補的な第2の内部容積、前記フィルタ
構成要素に相補的な第3の内部容積、および前記空気流構成要素に相補的な第4の内部容
積を有する、ケーシングと、
前記バケツ受容器へのアクセスを提供するように構成された蓋であって、空気が、前記
フィルタ構成要素を通って、前記フィルタ構成要素の上面上の複数のフィルタ排気開口部
から、前記蓋の底面上の複数の開口部を通って流れ出し、前記蓋の上面上の蓋排気ポート
を通って前記食品リサイクラを出る、蓋と、
前記食品リサイクラを動作させるために、前記モータおよび前記ファンと電気的に通信
するように構成された、コントローラと、を含む、食品リサイクラ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記フィルタ構成要素は、空気を受容し、前記空気を前記エアフィルタに通過させる、
請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項3】
前記蓋は、空気が、前記バケツ受容器の上部分から前記蓋を通って下方の前記ファン構
成要素まで流れることを可能にするようにさらに構成されている、請求項1に記載の食品
リサイクラ。
【請求項4】
前記ケーシングの前面に構成された制御スイッチおよび蓋ラッチをさらに含む、請求項
1に記載の食品リサイクラ。
【請求項5】
前記ファンの動作時に、空気が、前記ベース構成要素内の前記少なくとも1つの空気取
り入れ開口部を介して前記ケーシング内に吸い込まれ、前記バケツ受容器の内壁を上り、
前記蓋内に吸い込まれ、前記ファン構成要素を通って下り、前記空気流構成要素を通り、
前記フィルタ構成要素を通って上る、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項6】
前記空気は、前記フィルタ構成要素から前記蓋内に流れ込み、前記蓋は、前記蓋の上部
に排気開口部をさらに含む、請求項5に記載の食品リサイクラ。
【請求項7】
前記蓋の前記上部上かつ前記蓋のヒンジから2cm以内に構成された前記排気開口部、
請求項6に記載の食品リサイクラ。
【請求項8】
前記空気は、前記フィルタ構成要素から前記食品リサイクラの後面上の排気開口部に流
れ、前記排気開口部が、前記蓋内か、または前記蓋の下のいずれかにある、請求項5に記
載の食品リサイクラ。
【請求項9】
前記バケツの第1の体積の、前記食品リサイクラの全体の体積を含む第2の体積に対す
る比率が、0.0717~0.2857である、請求項1に記載の食品リサイクラ。
【請求項10】
制御スイッチが、前記ケーシング内に構成されており、かつ前記ケーシングの前面上で
傾斜されており、前記食品リサイクラは、
ラッチ機構であって、ユーザが前記ラッチ機構と相互作用するときに、前記蓋を開放す
るように構成された、ラッチ機構をさらに含み、前記ラッチ機構は、前記制御スイッチの
上、かつ前記制御スイッチに隣接して構成されている、請求項1に記載の食品リサイクラ
。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の優先権主張
本出願は、2020年5月6日に出願された米国非仮特許出願第16/868,482
号に対する優先権を主張し、この非仮特許出願は、2019年5月7日に出願された米国
仮特許出願第62/844,421号、2019年5月7日に出願された米国仮特許出願
第62/844,454号、および2019年12月11日に出願された米国仮特許出願
第62/946,655号に対する優先権を主張し、それらの内容は、参照によりそれら
の全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
本開示は、食品リサイクラに関し、具体的には、食料品の液体食品溶液への注入および
/または食品廃棄物の粒状媒体への乾燥を可能にする設計またはシステムに関する。フィ
ルタシステム、空気流構造、および切断ブレード構造を含む、システム内の様々な特徴を
含む、いくつかの異なるシステムが開示される。
【背景技術】
【0003】
有機自然食料品は、食べられる成分、食べられる味の良くない成分、および食べられな
い成分を含むことができる。食べられる成分は、一般に、提供部分を構成する食料品の味
の良い部分を含むことができる。食べられる味の良くない成分は、一般的に、切り落とし
、切れ端、葉、皮、表皮、外皮、果肉、茎、種子、酸化した食品(例えば、アボカド、リ
ンゴなど)、しなびたまたは枯れた草木、骨成分、結合組織、繊維成分、舌触りの悪い食
品、奇形食品、変色した食品、以前に調理された食品、期限切れ食品、または飲食に安全
であるが味の良くない可能性がある他の食料品などの、提供されない食料品部分からなる
。食べられない成分は、不快な味、栄養価の低さのため飲食に適していないか、またはこ
れらの成分を摂取するであろう人の健康にとって危険である、食料品成分(例えば、リン
ゴの種、非有益な成分によって侵入もしくは感染した食料品、毒素、または病原性材料)
を含むことができる。
【0004】
伝統的な料理では、貴重な食料品が重視される。例えば、従来の技術は、廃棄物を最小
限に抑えながら、消耗できる栄養価および風味を最大化することを求めることが多い。例
えば、古典的なフランス料理では、味の良くない食品の栄養物および風味が液体に移され
、ブロス、スープ、およびソースの貴重な基盤である料理の出汁または好みを作り出す。
出汁作りは、ソーシエまたはソースシェフのコアな料理のスキルであり、ソーシエは、伝
統的なフランスのBrigadeレストランキッチンで最高のラインの料理人のポジショ
ンである。そのようなキッチンでは、前の段落に記載される食料品の階層は、水溶液への
注入のために、中核となる風味および栄養要素をソーシエに供給して、出汁またはブロス
の懸濁溶液を形成する。風味ならびに栄養豊富なストックおよびスープは、ソース、スー
プ、およびシチューの基本的な入力要素を形成する。さらに、これらのストックおよびブ
ロスは、ソテー調理方法の風味を高めるためのゆで液として機能する。骨、切り落とし、
野菜廃棄物の寄与する栄養および風味の要素は、骨を2回再び煮込んで作られたストック
であるremouillageをフランス料理の高い評価と比較して測定するのが最適で
あり得る。しかし、長い時間をかけて、食品の楽しみは、食品成分を、その栄養価および
風味ではなく、その美しい外観のために特別に選択される美的要素に変えている。この焦
点の移行は、たくさんの食品廃棄物につながっている。
【0005】
埋立地に堆積するゴミの3分の1を食品廃棄物が占めている。これによって、このよう
な有機食品廃棄物の分解によるメタンおよび他の温室効果ガスの嫌気性産生により、大き
な環境問題を生じている。したがって、様々なエンティティは、そのような食品廃棄物を
埋立地から転用し、メタンおよび他の温室効果ガスの産生を減少させるために、食品廃棄
物を堆肥化することを選択している。
【0006】
堆肥化は、低密度の廃棄物管理に、かつ大量の食品廃棄物を堆肥化するための土地が不
足していない農村部では、最も効果的である。しかし、堆肥化は、有機食品廃棄物の大部
分が生成される都市環境では、物流上複雑かつコストがかかる可能性がある。消費者の行
動変化および自発的なコンプライアンスにより、食品廃棄物の削減につながる場合がある
が、これは、従来、十分ではなかった。さらに、堆肥化は、廃棄物管理にのみ焦点を当て
ており、そうでなければ廃棄される食べられる成分を再利用するための手段を提示してい
ない。このことから、キッチンで再利用するために、および有機食品廃棄物を、食品サイ
クルに再導入するための栄養保存された成長媒体に変換するために、風味および栄養素を
抽出する、キッチンベースの有機食品変換プロセスおよび装置を提供することは有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の上記ならびに他の利点および特徴を取得することができる様式を説明するため
に、上記に簡潔に述べられた原理のより具体的な説明は、添付の図面に例解されているそ
の具体的な実施形態を参照することによって提供される。これらの図面は、本開示の例示
的な実施形態のみを描写し、したがって、その範囲を限定するものとみなされるべきでは
ないことを理解する。本明細書の原理は、添付の図面を使用して、さらなる特異性および
詳細で記述および説明される。
【0008】
本開示の態様による、例示的なシステム構成を例解する。
【0009】
食品リサイクラの第1の実施例を例解する。
【0010】
例示的な方法を例解する。
(【0011】以降は省略されています)
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