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公開番号
2025068690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178629
出願日
2023-10-17
発明の名称
取付部材
出願人
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F16B
5/02 20060101AFI20250422BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】被取付部材に締結構造を要することなく、被取付部材と取付部材とを取り付けることが可能な部材を提供する。
【解決手段】被取付部材の第1骨格部に第2方向の一側から掛止する第1掛止部42と、係止部43とを含む第1部材4と、第1掛止部42よりも第2方向の他側に位置する第1骨格部に、第2方向の他側から掛止する第2掛止部53と、被係止部54とを含む第2部材5とを備え、係止部43は、第2方向の一側において、係止部43の先端から基部にかけて、第2方向の一側から他側へ傾斜する傾斜部43aを有し、被係止部54は、係止部43における第2方向の一側の部分に係止される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる複数の第1骨格部が、前記第1方向と交差する第2方向に並んだ被取付部材に取り付けられる取付部材であって、
前記第1骨格部に、前記第2方向の一側から掛止する第1掛止部を含む第1部材と、
前記第1掛止部よりも前記第2方向の他側に位置する前記第1骨格部に、前記第2方向の前記他側から掛止する第2掛止部を含む第2部材とを備え、
前記第1部材は、前記第1方向と前記第2方向との両方と交差する第3方向に延びかつ前記第1部材に対して前記第2部材を係止する係止部を有し、
前記第2部材は、前記係止部に係止される被係止部を有し、
前記係止部は、前記第2方向の前記一側において、前記係止部の先端から基部に向かって、前記第2方向の前記他側から前記一側へ傾斜する傾斜部を有し、
前記被係止部は、前記係止部における前記第2方向の前記一側の部分に係止される、取付部材。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の取付部材において、
前記第1掛止部及び前記第2掛止部は、いずれも前記被取付部材における前記第3方向の同じ側から前記第1骨格部に掛止している、取付部材。
【請求項3】
請求項1に記載の取付部材において、
前記係止部は、前記第1方向及び前記第3方向に広がりかつ前記被係止部と当接するリブ部を備える、取付部材。
【請求項4】
請求項1に記載の取付部材において、
前記第1掛止部と前記第2掛止部とは、それぞれ複数設けられている、取付部材。
【請求項5】
請求項1に記載の取付部材において、
前記第1部材と前記第2部材とを締結する締結部材を備える、取付部材。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の取付部材において、
前記被取付部材は、前記第1骨格部と、前記第2方向に延びる第2骨格部とを有する車両用グリルである、取付部材。
【請求項7】
請求項6に記載の取付部材であって、
前記第1部材と前記第2部材とは、車両に取り付けられる加飾部材である、取付部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、取付部材に関する技術分野に属する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のグリルにエンブレムを組み付ける組付構造が開示されている。特許文献1は、貫通孔を有するエンブレム部材と、貫通孔に挿入されるピンを有するグリルとにより、エンブレム部材の設置を安定化した構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-217934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、グリルなどの被取付部材に、エンブレムなどの取付部材を取り付ける場合には、被取付部材側に締結構造を設けることが一般的である。
【0005】
しかし、特許文献1のような締結構造が被取付部材に予め設けられていない場合、別途、取付部材を取り付けるための構造が必要である。このとき、取り付け方次第ではガタが生じてしまう恐れがあるため、ガタが生じないように安定化させるための取付構造が必要となる。
【0006】
本発明の目的は、被取付部材に締結構造を要することなく、ガタを生じさせずに安定化させた状態で被取付部材に取り付けることが可能な取付部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、第1方向に延びる複数の第1骨格部が、前記第1方向と交差する第2方向に並んだ被取付部材に取り付けられる取付部材を対象として、第1骨格部に、第2方向の一側から掛止する第1掛止部を含む第1部材と、前記第1掛止部よりも前記第2方向の他側に位置する前記第1骨格部に、前記第2方向の前記他側から掛止する第2掛止部を含む第2部材とを備え、前記第1部材は、前記第1方向と前記第2方向との両方と交差する第3方向に延びかつ該第1部材に対して前記第2部材を係止する係止部を有し、前記第2部材は、前記係止部に係止される被係止部を有し、前記係止部は、前記第2方向の前記一側において、前記係止部の先端から基部に向かって、前記第2方向の前記他側から前記一側へ傾斜する傾斜部を有し、前記被係止部は、前記係止部における前記第2方向の前記一側の部分に係止される。
【0008】
この構成によれば、係止部の先端から基部にかけて、第2方向の他側から一側へ傾斜する傾斜部が設けられていることにより、取付時に第1部材に対して第2部材を第3方向の係止部先端側に傾けた状態から、次第に第2部材を第3方向の係止部基部側に移動させることで、被係止部を係止部によって係止することができる。このとき、第1部材は、係止部において被係止部から第2方向の他側への力を受ける。第1掛止部は、第1骨格部に第2方向の一側から掛止しているため、第1部材に第2方向の他側への力が入力されると、第1掛止部において第2方向の一側への移動が規制される。一方で、第2部材は、被係止部において係止部から第2方向の一側への力を受ける。第2掛止部は、第1骨格部に第2方向の他側から掛止しているため、第2部材に第2方向の一側への力が入力されると、第2掛止部において第2方向の他側への移動が規制される。この第1部材と第2部材との協働により、被取付部材に締結構造を設けることなく、第1部材と第2部材とを被取付部材に取り付けることが可能となる。また、取付部材の第2方向へのガタを抑制し、安定化させた状態で取り付けることができる。
【0009】
本開示の他の態様では、前記第1掛止部及び前記第2掛止部は、いずれも前記被取付部材における前記第3方向の同じ側から前記第1骨格部に掛止していてもよい。これにより、第1部材と第2部材を被取付部材における第3方向の同じ側から取付可能となり、取付時の作業性が向上する。
【0010】
本開示の他の態様では、前記係止部は、前記第1方向及び前記第3方向に広がりかつ前記被係止部と当接するリブ部を備えていてもよい。これにより、係止部の剛性を高めるとともに、係止部と被係止部との係止時の位置決めが容易になる。係止部と被係止部との位置決めができることで、第1掛止部及び第2掛止部に、第2方向への移動を規制できかつ第1掛止部及び第2掛止部が変形しない程度の適切な力を入力することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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