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公開番号2025068452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178390
出願日2023-10-16
発明の名称プロンプト入力支援システム、プロンプト入力支援方法及びプロンプト入力支援プログラム
出願人みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06N 20/00 20190101AFI20250421BHJP(計算;計数)
要約【課題】ノイズの影響を受けにくいレスポンスを得るためのプロンプト入力支援システム、プロンプト入力支援方法及びプロンプト入力支援プログラムを提供する。
【解決手段】支援サーバ20は、複数のAIシステム30に接続される制御部21を備える。そして、制御部21が、プロンプト候補毎に特徴量を算出し、プロンプト候補を複数のAIシステム30に入力したレスポンスを取得し、特徴量に関連付けて、レスポンスの評価結果を取得する。制御部21は、新規プロンプトを取得した場合、評価結果に基づいて、レスポンスを取得するAIシステム30を選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の生成系AIに接続される制御部を備えたプロンプト入力支援システムであって、
前記制御部が、
プロンプト候補毎に特徴量を算出し、
前記プロンプト候補を複数の生成系AIに入力したレスポンスを取得し、
前記特徴量に関連付けて、前記レスポンスの評価結果を取得し、
新規プロンプトを取得した場合、前記評価結果に基づいて、前記レスポンスを取得する生成系AIを選択することを特徴とするプロンプト入力支援システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記制御部が、
前記プロンプト候補にノイズを加え、
前記ノイズを加えた前記プロンプト候補のレスポンスを、前記生成系AIから取得し、
前記レスポンスにおける前記ノイズの影響に応じて前記評価結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のプロンプト入力支援システム。
【請求項3】
前記制御部が、
前記プロンプト候補に追加する参照データにノイズを加え、
前記ノイズを加えた参照データとともに、前記プロンプト候補のレスポンスを、前記生成系AIから取得し、
前記レスポンスにおける前記ノイズの影響に応じて前記評価結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のプロンプト入力支援システム。
【請求項4】
複数の生成系AIに接続される制御部を備えたプロンプト入力支援システムを用いて、前記生成系AIへのプロンプトの入力を支援するプロンプト入力支援方法であって、
前記制御部が、
プロンプト候補毎に特徴量を算出し、
前記プロンプト候補を複数の生成系AIに入力したレスポンスを取得し、
前記特徴量に関連付けて、前記レスポンスの評価結果を取得し、
新規プロンプトを取得した場合、前記評価結果に基づいて、前記レスポンスを取得する生成系AIを選択することを特徴とするプロンプト入力支援方法。
【請求項5】
複数の生成系AIに接続される制御部を備えたプロンプト入力支援システムを用いて、前記生成系AIへのプロンプトの入力を支援するプロンプト入力支援プログラムであって、
前記制御部を、
プロンプト候補毎に特徴量を算出し、
前記プロンプト候補を複数の生成系AIに入力したレスポンスを取得し、
前記特徴量に関連付けて、前記レスポンスの評価結果を取得し、
新規プロンプトを取得した場合、前記評価結果に基づいて、前記レスポンスを取得する生成系AIを選択する手段として機能させるためのプロンプト入力支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生成系AIを利用するためのプロンプト入力支援システム、プロンプト入力支援方法及びプロンプト入力支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
今日、各種分野で、生成系AIが利用されつつある(例えば、非特許文献1。)。この生成系AIは、指示を与えたり、質問をしたりするために使用されるテキストであるプロンプトに応答することにより、レスポンスとしてテキスト、画像、その他のメディアを生成する。この生成系AIモデルは、テキストデータの膨大なデータセットでトレーニングされた機械学習モデルである大規模言語モデルを用いる。そして、入力された訓練データの規則性や構造を学習し、入力されたプロンプトに対して、同様の特性を持つ新しいデータを生成する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社、“GPTTM活用支援サービス「ATHEUS for Generative AI」”,[online],2023年5月1日,みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社、[令和5年8月11日検索],インターネット<URL:https://www.mizuho-rt.co.jp/ai_powerhouse/technology/technology/technology-03/gptatheus-for-generative-ai.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、大規模言語モデルは、学習に用いたデータセットや、学習方法によって異なる。更に、同じ意味のプロンプトであっても、表記が変動すれば、異なるレスポンスを生成することがある。レスポンスがプロンプトの表記変動の影響を受ける場合、的確なレスポンスを取得できないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するプロンプト入力支援システムは、複数の生成系AIに接続される制御部を備える。そして、前記制御部が、プロンプト候補毎に特徴量を算出し、前記プロンプト候補を複数の生成系AIに入力したレスポンスを取得し、前記特徴量に関連付けて、前記レスポンスの評価結果を取得し、新規プロンプトを取得した場合、前記評価結果に基づいて、レスポンスを取得する生成系AIを選択する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ノイズの影響を受けにくいレスポンスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプロンプト入力支援システムの説明図。
実施形態のハードウェア構成の説明図。
実施形態の処理手順の説明図。
実施形態の処理手順の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図4に従って、プロンプト入力支援システム、プロンプト入力支援方法及びプロンプト入力支援プログラムを具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、生成系AIのロバスト性を評価する場合を想定する。
図1に示すように、本実施形態のプロンプト入力支援システムは、ネットワークで相互に接続されたユーザ端末10、支援サーバ20、複数のAIシステム30を用いる。
【0009】
(ハードウェア構成例)
図2は、ユーザ端末10、支援サーバ20、AIシステム30等として機能する情報処理装置H10のハードウェア構成例である。
【0010】
情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶装置H14、プロセッサH15を有する。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアを有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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