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公開番号
2025068283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178073
出願日
2023-10-16
発明の名称
竹材舗装
出願人
常盤工業株式会社
代理人
弁理士法人山口・竹本知的財産事務所
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個人
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個人
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個人
主分類
E01C
7/30 20060101AFI20250421BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】新設舗装、既設舗装を問わず容易に施工できる、竹材を使用した舗装を提案する。
【解決手段】本発明に係る竹材舗装は、舗装上に形成された薄層の粉砕竹材表層を含み、その粉砕竹材表層が、少なくとも結合材と粉砕竹材と分離抑制剤とを混合した混合材料から構成されている。この竹材舗装の施工方法は、少なくとも結合材、粉砕竹材、及び分離抑制剤を混合して混合材料をつくる工程と、舗装上に混合材料を吹き付けて粉砕竹材表層を形成する工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
舗装上に形成された薄層の粉砕竹材表層を含む竹材舗装であって、
前記粉砕竹材表層が、少なくとも結合材と粉砕竹材と分離抑制剤とを混合した混合材料から構成されている、竹材舗装。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
舗装上に形成されたプライマーと、このプライマー上に形成された薄層の粉砕竹材表層と、を含む竹材舗装であって、
前記粉砕竹材表層が、少なくとも結合材と粉砕竹材と分離抑制剤とを混合した混合材料から構成されている、竹材舗装。
【請求項3】
前記混合材料に、顔料をさらに混合してある、請求項1又は2に記載の竹材舗装。
【請求項4】
前記粉砕竹材表層は、厚さが3mm以下である、請求項1又は2に記載の竹材舗装。
【請求項5】
前記粉砕竹材は、最大長が2mm以下の粉砕片からなる、請求項1又は2に記載の竹材舗装。
【請求項6】
竹材舗装の施工方法であって、
少なくとも結合材、粉砕竹材、及び分離抑制剤を混合して混合材料をつくる工程と、
舗装上に前記混合材料を吹き付けて粉砕竹材表層を形成する工程と、を含む施工方法。
【請求項7】
前記混合材料の吹き付けは、
舗装上に前記混合材料を吹き付けて乾燥させる1回目の吹付作業と、
この1回目の吹付作業後にさらに前記混合材料を吹き付けて乾燥させる2回目の吹付作業と、の少なくとも2回の吹付作業により実施する、請求項6に記載の施工方法。
【請求項8】
竹材舗装の施工方法であって、
少なくとも結合材、粉砕竹材、及び分離抑制剤を混合して混合材料をつくる工程と、
舗装上にプライマーを塗布する工程と、
前記プライマーの上に前記混合材料を吹き付けて粉砕竹材表層を形成する工程と、を含む施工方法。
【請求項9】
前記混合材料の吹き付けは、
前記プライマーの上に前記混合材料を吹き付けて乾燥させる1回目の吹付作業と、
この1回目の吹付作業後にさらに前記混合材料を吹き付けて乾燥させる2回目の吹付作業と、の少なくとも2回の吹付作業により実施する、請求項8に記載の施工方法。
【請求項10】
前記混合材料に、さらに顔料を加える、請求項6~9のいずれか1項に記載の施工方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
竹材を使用した舗装技術に関し開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
公園の遊歩道などに敷設される木質材系舗装は、アスファルトやコンクリートなどの舗装の上に木質材の表層を3cm~5cmほどの厚さで敷き均す工法で施工される。このような木質材系舗装の例として、特許文献1に、コンクリート舗装を新設してその表面に竹材表層を形成し、その竹材表層が、チップ状、ファイバー状、パウダー状の竹材と結合材とのみを混合したものとする、竹材舗装が開示されている。
【0003】
木質材の表層が5cmといった厚さとなる敷き均し工法で施工される木質材系舗装の場合、木質材の性質上、下地のアスファルトやコンクリートの舗装が新しく強固でないと、主に乾燥収縮を原因としてひび割れや反りが起きやすい。したがって、例えば特許文献1では、竹材舗装用に所定の混合材料からなるコンクリート舗装を新設し、その舗装上に竹材の表層を形成する木質材系舗装を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3383246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明では、従来技術に鑑みて、施工後にひび割れや反りの起こりにくい竹材舗装とその施工方法を提案し、アスファルトやコンクリートなどの新設した舗装(新設舗装)であっても、既設の舗装(既設舗装)であっても、どちらでも施工できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る竹材舗装は、舗装上に形成された薄層の粉砕竹材表層を含み、その粉砕竹材表層が、少なくとも結合材と粉砕竹材と分離抑制剤とを混合した混合材料から構成されていることを特徴とする。
【0007】
別の態様に係る竹材舗装は、舗装上に形成されたプライマーと、このプライマー上に形成された薄層の粉砕竹材表層と、を含み、その粉砕竹材表層が、少なくとも結合材と粉砕竹材と分離抑制剤とを混合した混合材料から構成されていることを特徴とする。
【0008】
これら態様の竹材舗装において、粉砕竹材表層の混合材料には顔料をさらに混合することもできる。薄層は、ここでは厚さ10mm以下の層を言い、上記の竹材舗装における粉砕竹材表層の厚さは好ましくは3mm以下である。この薄層に使用する粉砕竹材は、好ましくは、最大長が2mm以下の粉砕片からなるものとする。
【0009】
上記のような竹材舗装の施工方法として、本発明の一態様に係る施工方法は、少なくとも結合材、粉砕竹材、及び分離抑制剤を混合して混合材料をつくる工程と、舗装上に混合材料を吹き付けて粉砕竹材表層を形成する工程と、を含む。混合材料の吹き付けは、舗装上に混合材料を吹き付けて乾燥させる1回目の吹付作業と、この1回目の吹付作業後にさらに混合材料を吹き付けて乾燥させる2回目の吹付作業と、の少なくとも2回の吹付作業で行うようにすることができる。
【0010】
別の態様に係る竹材舗装の施工方法は、少なくとも結合材、粉砕竹材、及び分離抑制剤を混合して混合材料をつくる工程と、舗装上にプライマーを塗布する工程と、塗布したプライマーの上に混合材料を吹き付けて粉砕竹材表層を形成する工程と、を含む。混合材料の吹き付けは、プライマーの上に混合材料を吹き付けて乾燥させる1回目の吹付作業と、この1回目の吹付後にさらに混合材料を吹き付けて乾燥させる2回目の吹付作業と、の少なくとも2回の吹付作業で行うようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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