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公開番号2025068209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023177954
出願日2023-10-16
発明の名称位置検出装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20250421BHJP(計算;計数)
要約【課題】特定の領域についてタッチパネル押下時の割り込み発生の異常の有無にかかわらず押圧位置を検出することができる位置検出装置を提供すること。
【解決手段】車載装置100は、表示装置10の表示画面に重ねて配置されたタッチパネル12と、タッチパネル12に対する指示体の接触を検出したときに割込信号を出力する割込発生部22と、表示画面に特定の操作ボタンが表示されていないときに、割込信号が出力されたときにタッチパネル12を用いた指示体の接触位置の特定を行い、表示画面に特定の操作ボタンが表示されているときに、所定の周期でタッチパネル12を用いた指示体の接触位置の特定を行う接触位置特定部24、接触位置取込部34とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置の表示画面に重ねて配置されたタッチパネルと、
前記タッチパネルに対する指示体の接触を検出したときに割込信号を出力する割込信号出力手段と、
前記表示画面に特定の操作領域が表示されていないときに、前記割込信号が出力されたときに前記タッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行い、前記表示画面に前記特定の操作領域が表示されているときに、所定の周期で前記タッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行う接触位置特定手段と、
を備えることを特徴とする位置検出装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記接触位置特定手段は、前記表示画面に前記特定の操作領域が表示されているときに、所定の周期で前記タッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行うとともに、前記割込信号が出力されたときに前記タッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行うことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
【請求項3】
前記接触位置特定手段による周期的な接触位置の特定によって前記特定の操作領域に対する指示体の接触が検出されたときに、前記割込信号が出力されていない場合に、前記割込信号出力手段の動作不良を判定する割込不良判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
【請求項4】
前記接触位置特定手段は、前記割込不良判定手段によって前記割込信号出力手段の動作不良判定が行われたときに、それ以後の接触位置の特定を、前記特定の操作領域の表示の有無にかかわらず前記所定の周期で行うことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルを用いた位置検出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、タッチパネルを用いて利用者の指等の接触位置を検出するようにしたタッチパネルの押圧位置検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この押圧位置検出装置では、利用者がタッチパネルの任意の位置を押圧したときにCPUに対して割り込みが発生し、CPUからの指示に応じて押圧位置を読み出すようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-167465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、最近の車両では、大画面を有するヘッドユニットを備え、多くの機能の選択や指示を、ヘッドユニットの画面上に配置されたタッチパネルを用いて行う場合が増えている。ところが、このような車両におけるタッチパネルの位置検出を、上述した特許文献1に開示された押圧位置検出装置を用いて行おうとすると、押圧時に割り込みの発生が正常に行われないと、その後の押圧位置の読み込み処理が実施されず、押圧位置の検出ができないという問題があった。
【0005】
例えば、自動車機能安全規格であるISO26262の対象となる特定の操作ボタンを画面上に表示してその押下の有無をタッチパネルを用いて検出する場合を考えるものとする。利用者がこの操作ボタンを押下したときにCPUに対する割り込みが発生しないと、この操作ボタンに対応する所定の処理が開始されないことになって不都合が生じる。特に、利用者自身はこのボタンを押下しているため、この押下動作に何も反応していないことを理解できず、割り込み発生の不具合に対する何らかの処置を講じることもできない。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、操作ボタンのような特定の領域についてタッチパネル押下時の割り込み発生の異常の有無にかかわらず押圧位置を検出することができる位置検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の位置検出装置は、表示装置の表示画面に重ねて配置されたタッチパネルと、タッチパネルに対する指示体の接触を検出したときに割込信号を出力する割込信号出力手段と、表示画面に特定の操作領域が表示されていないときに、割込信号が出力されたときにタッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行い、表示画面に特定の操作領域が表示されているときに、所定の周期でタッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行う接触位置特定手段とを備えている。特定の操作領域については周期的に接触位置を特定することにしているため、割り込み発生の異常の有無にかかわらず接触位置を検出することが可能となる。
【0008】
また、上述した接触位置特定手段は、表示画面に特定の操作領域が表示されているときに、所定の周期でタッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行うとともに、割込信号が出力されたときにタッチパネルを用いた指示体の接触位置の特定を行うことが望ましい。これにより、異常のない通常時には、利用者が特定の操作領域に指示体を接触させた時点でその接触位置を検出することができるとともに、異常発生時であって割り込みがない場合であっても周期的な検出動作によって特定の操作領域に対する指示体の接触位置を検出することが可能となる。
【0009】
また、上述した接触位置特定手段による周期的な接触位置の特定によって特定の操作領域に対する指示体の接触が検出されたときに、割込信号が出力されていない場合に、割込信号出力手段の動作不良を判定する割込不良判定手段をさらに備えることが望ましい。これにより、タッチパネルに指示体を接触させた際に出力される割込信号が、何らかの異常により出力されていないことを確認することができる。
【0010】
また、上述した接触位置特定手段は、割込不良判定手段によって割込信号出力手段の動作不良判定が行われたときに、それ以後の接触位置の特定を、特定の操作領域の表示の有無にかかわらず所定の周期で行うことが望ましい。これにより、割り込み信号の出力がなされないことで検出不能になった箇所の位置検出を再開することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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