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公開番号
2025067950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025020766,2021547980
出願日
2025-02-12,2020-09-15
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10B
43/27 20230101AFI20250417BHJP()
要約
【課題】記憶容量の大きい半導体装置を提供する。
【解決手段】第1乃至第6絶縁体と、第1乃至第3導電体と、第1乃至第3材料層と、を有する半導体装置である。第1導電体には、第1絶縁体と、第1材料層と、が重畳している。第1材料層の第1領域には、第2材料層と、第2導電体と、第2絶縁体と、第3絶縁体と、が重畳している。第3材料層は、第1材料層の第2領域と、第2材料層と第2導電体と第2絶縁体と第3絶縁体のそれぞれの上面と、を含む領域に位置し、第4絶縁体は、第3材料層上に位置し、第6絶縁体は、第4絶縁体上に位置し、第5絶縁体は、第6絶縁体上に位置する。第3導電体は、第1材料層の第2領域と重畳する第5絶縁体上に位置する。第1乃至第3材料層は、インジウム、元素M(Mはアルミニウム、ガリウム、スズ、又はチタン)、亜鉛を含む酸化物を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柱状形状を有し、且つトランジスタの第1のゲート電極としての機能を有する第1導電体と、
平面視において、前記第1導電体の周縁を囲む領域を有する第1絶縁体と、
平面視において、前記第1絶縁体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのチャネル形成領域を有する酸化物半導体と、
平面視において、前記酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのソース電極及びドレイン電極の一方としての機能を有する第2導電体と、
平面視において、前記酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのソース電極及びドレイン電極の他方としての機能を有する第3導電体と、
平面視において、前記酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ酸素とシリコンとを有する第2絶縁体と、
平面視において、前記第2絶縁体の周縁を囲む領域を有し、且つ窒素とシリコンとを有する第3絶縁体と、
平面視において、前記第2絶縁体及び前記第3絶縁体を介して前記酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタの第2のゲート電極としての機能を有する第4導電体と、を有し、
断面視において、前記第2導電体と、前記第3導電体と、は、互いに離間して配置され、
断面視において、前記第2絶縁体は、前記第2導電体と、前記第3導電体との間に位置する領域を有し、
断面視において、前記第3絶縁体は、前記第2導電体と、前記第3導電体との間に位置する領域を有する、半導体装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
柱状形状を有し、且つトランジスタの第1のゲート電極としての機能を有する第1導電体と、
平面視において、前記第1導電体の周縁を囲む領域を有する第1絶縁体と、
平面視において、前記第1絶縁体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのチャネル形成領域を有する第1酸化物半導体と、
平面視において、前記第1酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのソース電極及びドレイン電極の一方としての機能を有する第2導電体と、
平面視において、前記第1酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタのソース電極及びドレイン電極の他方としての機能を有する第3導電体と、
平面視において、前記第1酸化物半導体の周縁を囲む領域を有する第2酸化物半導体と、
平面視において、前記第2酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ酸素とシリコンとを有する第2絶縁体と、
平面視において、前記第2絶縁体の周縁を囲む領域を有し、且つ窒素とシリコンとを有する第3絶縁体と、
平面視において、前記第2酸化物半導体、前記第2絶縁体及び前記第3絶縁体を介して前記第1酸化物半導体の周縁を囲む領域を有し、且つ前記トランジスタの第2のゲート電極としての機能を有する第4導電体と、を有し、
断面視において、前記第2導電体と、前記第3導電体と、は、互いに離間して配置され、
断面視において、前記第2酸化物半導体は、前記第2導電体と、前記第3導電体との間に位置する領域を有し、
断面視において、前記第2絶縁体は、前記第2導電体と、前記第3導電体との間に位置する領域を有し、
断面視において、前記第3絶縁体は、前記第2導電体と、前記第3導電体との間に位置する領域を有する、半導体装置。
【請求項3】
請求項2において、
平面視において、前記第1酸化物半導体と前記第2導電体との間に位置する領域を有する、第3酸化物半導体を有する、半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置、記憶装置、及び電子機器に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【0002】
なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、動作方法、又は、製造方法に関するものである。又は、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、又は、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、蓄電装置、撮像装置、記憶装置、信号処理装置、プロセッサ、電子機器、システム、それらの駆動方法、それらの製造方法、又はそれらの検査方法を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
近年、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、デジタルカメラなどさまざまな電子機器に、セントラルプロセシングユニット(CPU)、グラフィクスプロセシングユニット(GPU)、記憶装置、センサなどの電子部品が用いられており、当該電子部品は、微細化、及び低消費電力など様々な面で改良が進んでいる。
【0004】
特に、上述した電子機器などにおいて扱われているデータ量は増加しており、記憶容量の大きい記憶装置が求められている。記憶容量を大きくする手段として、例えば、特許文献1では、チャネル形成領域として金属酸化物を用いた3次元構造のNANDメモリ素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2016/149004号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
メモリ素子などを構成するトランジスタの半導体層は、チャネル形成領域と、低抵抗領域と、に分けられる。特に、3次元構造のNANDメモリの半導体層として金属酸化物を用いる場合、当該金属酸化物の低抵抗領域を如何に形成するかが重要となっている。トランジスタの半導体層として用いる金属酸化物において、キャリア濃度の低い(又は、本明細書等では、真性、実質的に真性などと言い換えて記載する場合がある。)領域がチャネル形成領域として機能し、キャリア濃度の高い領域が低抵抗領域として機能する。そのため、半導体層として金属酸化物を用いた3次元構造のNANDメモリの作製では、チャネル形成領域と低抵抗領域との作り分けが課題となる。また、チャネル形成領域と低抵抗領域とを作り分けた後は、チャネル形成領域におけるキャリア濃度が不純物などの拡散によって変化しないように、チャネル形成領域にバリア性の高い膜を成膜することが好ましい。また、NANDメモリのデータ容量の大きくするには、チャネル形成領域、及び低抵抗領域のそれぞれを小さく作り分けて、1個のストリングあたりのセルトランジスタ数を増やすことが好ましい。なお、セルトランジスタとは、メモリセルの一例であって、データの保存が可能な構造のトランジスタなどを含むものとする。
【0007】
本発明の一態様は、信頼性の高い半導体装置を提供することを課題の一とする。又は、本発明の一態様は、データ容量の大きい半導体装置を提供することを課題の一とする。又は、本発明の一態様は、新規な半導体装置を提供することを課題の一つとする。又は、本発明の一態様は、新規な半導体装置を有する記憶装置を適用することを課題の一とする。又は、本発明の一態様は、当該記憶装置を有する電子機器を提供することを課題の一とする。
【0008】
なお本発明の一態様の課題は、上記列挙した課題に限定されない。上記列挙した課題は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお他の課題は、以下の記載で述べる、本項目で言及していない課題である。本項目で言及していない課題は、当業者であれば明細書又は図面等の記載から導き出せるものであり、これらの記載から適宜抽出することができる。なお、本発明の一態様は、上記列挙した課題、及び他の課題のうち、少なくとも一つの課題を解決するものである。なお、本発明の一態様は、上記列挙した課題、及び他の課題の全てを解決する必要はない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)
本発明の一態様は、柱状の第1導電体と、第2導電体と、第3導電体と、第1絶縁体と、第2絶縁体と、第3絶縁体と、第4絶縁体と、第5絶縁体と、第6絶縁体と、第1材料層と、第2材料層と、第3材料層と、を有する半導体装置である。また、第1材料層は、第1領域と、第2領域と、を有する。第1絶縁体は、第1導電体に隣接するように位置し、第1材料層は、第1絶縁体に隣接するように位置している。第2材料層は、第1材料層の第1領域に隣接するように位置し、第2導電体は、第2材料層に隣接するように位置し、第2絶縁体は、第2導電体に隣接するように位置し、第3絶縁体は、第2絶縁体に隣接するように位置している。第3材料層は、第2材料層と、第2導電体と、第2絶縁体と、第3絶縁体と、第1材料層の第2領域と、を覆うように位置し、第4絶縁体は、第3材料層に隣接するように位置し、第6絶縁体は、第4絶縁体に隣接するように位置し、第5絶縁体は、第6絶縁体に隣接するように位置し、第3導電体は、第5絶縁体に隣接し、かつ第1材料層の第1領域に重畳する領域に位置している。また、第2絶縁体は、第2導電体への酸素の拡散を防ぐバリア絶縁膜として機能し、第4絶縁体は、トンネル絶縁膜として機能し、第6絶縁体は、電荷蓄積層として機能し、第5絶縁体は、ゲート絶縁膜として機能する。第1材料層は、インジウム、元素M(Mはアルミニウム、ガリウム、スズ、又はチタン)、亜鉛を含む酸化物を有し、第2材料層は、インジウム、元素M、亜鉛を含む酸化物を有し、第3材料層は、インジウム、元素M、亜鉛を含む酸化物を有する。
【0010】
(2)
本発明の一態様は、柱状の第1導電体と、第2導電体と、第3導電体と、第4導電体と、第1絶縁体と、第2絶縁体と、第3絶縁体と、第4絶縁体と、第5絶縁体と、第1材料層と、第2材料層と、第3材料層と、を有する半導体装置である。また、第1材料層は、第1領域と、第2領域と、を有する。第1絶縁体は、第1導電体に隣接するように位置し、第1材料層は、第1絶縁体に隣接するように位置し、第2材料層は、第1材料層の第1領域に隣接するように位置し、第2導電体は、第2材料層に隣接するように位置し、第2絶縁体は、第2導電体に隣接するように位置し、第3絶縁体は、第2絶縁体に隣接するように位置している。第3材料層は、第2材料層と、第2導電体と、第2絶縁体と、第3絶縁体と、第1材料層の第2領域と、を覆うように位置し、第4絶縁体は、第3材料層に隣接するように位置し、第4導電体は、第4絶縁体に隣接し、かつ第1材料層の第1領域に重畳する領域に位置し、第5絶縁体は、第4導電体と、第4絶縁体を覆うように位置し、第3導電体は、第5絶縁体に隣接し、かつ第1材料層の第1領域に重畳する領域に位置している。また、第2絶縁体は、第2導電体への酸素の拡散を防ぐバリア絶縁膜として機能し、第4絶縁体は、トンネル絶縁膜として機能し、第4導電体は、フローティングゲート電極として機能し、第5絶縁体は、ゲート絶縁膜として機能する。第1材料層は、インジウム、元素M(Mはアルミニウム、ガリウム、スズ、又はチタン)、亜鉛を含む酸化物を有し、第2材料層は、インジウム、元素M、亜鉛を含む酸化物を有し、第3材料層は、インジウム、元素M、亜鉛を含む酸化物を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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