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公開番号
2025058888
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024103938
出願日
2024-06-27
発明の名称
発光装置及び発光装置の製造方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10H
20/851 20250101AFI20250402BHJP()
要約
【課題】並列に接続される複数の発光素子を備える発光装置において、信頼性の高い発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、内側発光素子と、前記内側発光素子上に配置される内側波長変換部材と、を備える内側発光部と、前記内側発光部の周囲に配置され、互いに並列に接続される複数の外側発光部であって、それぞれが、外側発光素子と、前記外側発光素子上に配置される外側波長変換部材と、を備える複数の外側発光部と、を備え、前記複数の外側発光部は、第1発光素子と第1波長変換部材とを含む第1発光部と、第2発光素子と第2波長変換部材とを含む第2発光部と、を含み、平面視において、前記第1波長変換部材の面積は、前記第2波長変換部材の面積よりも小さく、前記第2発光素子の順方向電圧に対する、前記第1発光素子の順方向電圧の比は、0.95以上1.05以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内側発光素子と、前記内側発光素子上に配置される内側波長変換部材と、を備える内側発光部と、
前記内側発光部の周囲に配置され、互いに並列に接続される複数の外側発光部であって、それぞれが、外側発光素子と、前記外側発光素子上に配置される外側波長変換部材と、を備える複数の外側発光部と、を備え、
前記複数の外側発光部は、第1発光素子と第1波長変換部材とを含む第1発光部と、第2発光素子と第2波長変換部材とを含む第2発光部と、を含み、
平面視において、前記第1波長変換部材の面積は、前記第2波長変換部材の面積よりも小さく、
前記第2発光素子の順方向電圧に対する、前記第1発光素子の順方向電圧の比は、0.95以上1.05以下である、発光装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
平面視において、前記第2発光素子の面積に対する、前記第1発光素子の面積の比は、0.7以上1.3以下である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記内側発光部および前記複数の外側発光部を一体的に保持する遮光部材をさらに備え、
前記第1発光部は、前記第1発光素子の上面の一部が前記遮光部材に被覆される、請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第2発光部における前記第2発光素子の上面は、前記遮光部材に被覆されない、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記複数の外側発光部のそれぞれにおいて、前記外側発光素子の上面の一部は、前記遮光部材に被覆される、請求項3に記載の発光装置。
【請求項6】
前記内側発光部および前記複数の外側発光部は、平面視において矩形の領域にマトリクス状に配置され、
前記第1発光部は、前記矩形の領域における角部に配置される、請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第1発光部は、平面視において、前記複数の外側発光部に含まれる他の発光部と隣り合わない側において、前記内側発光素子の上面の一部が前記遮光部材に被覆される、請求項3に記載の発光装置。
【請求項8】
平面視において、前記内側発光素子および複数の前記外側発光素子は、同じ離隔距離で配置される、請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項9】
平面視において、前記遮光部材の外側面と前記第1発光素子の外側面との離隔距離は、前記第1発光素子の短辺の長さに対して0.3倍以上である、請求項3に記載の発光装置。
【請求項10】
前記遮光部材の外上面において複数の前記外側波長変換部材を囲い、且つ、前記遮光部材よりも光吸収率が高い光吸収部をさらに備える、請求項3に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、基板上に載置された複数の発光素子間及び各発光素子上の光透過性部材間に被覆部材が設けられた発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-107728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、複数の発光素子を並列に接続した場合に、一部の発光素子に熱損傷が発生する可能性がある。
【0005】
本開示に係る実施形態は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、信頼性の高い発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様では、発光装置は、内側発光素子と、前記内側発光素子上に配置される内側波長変換部材と、を備える内側発光部と、前記内側発光部の周囲に配置され、互いに並列に接続される複数の外側発光部であって、それぞれが、外側発光素子と、前記外側発光素子上に配置される外側波長変換部材と、を備える複数の外側発光部と、を備え、前記複数の外側発光部は、第1発光素子と第1波長変換部材とを含む第1発光部と、第2発光素子と第2波長変換部材とを含む第2発光部と、を含み、平面視において、前記第1波長変換部材の面積は、前記第2波長変換部材の面積よりも小さく、前記第2発光素子の順方向電圧に対する、前記第1発光素子の順方向電圧の比は、0.95以上1.05以下である。
【0007】
本開示の一態様では、発光装置の製造方法は、第1主面および前記第1主面の反対側に位置する第2主面を備える透光性シートを準備する工程と、前記第1主面上に複数の溝を形成し、平面視において、第1凸部及び第2凸部を含む複数の凸部を前記透光性シートに設ける工程と、前記第1凸部上および前記第2凸部上に発光面を対向させてそれぞれ発光素子を配置することを含む、前記複数の凸部上に複数の発光素子を配置する工程と、前記透光性シートの第1主面上において、前記複数の溝内に配置され、且つ前記複数の発光素子を一括して保持する遮光部材を配置する工程と、前記透光性シートの第2主面側から、前記溝内に配置された前記遮光部材が露出するように前記透光性シートの一部を除去する工程と、個片化することにより、内側発光素子と、前記内側発光素子上に配置される内側波長変換部材と、を備える内側発光部と、前記内側発光部の周囲に配置され、それぞれが、外側発光素子と、前記外側発光素子上に配置される外側波長変換部材と、を備える複数の外側発光部と、を備える発光装置を得る工程と、を備え、前記複数の発光素子を配置する工程は、平面視において、前記第2凸部上に配置した前記発光素子の外縁が前記第2凸部の外縁の内側に位置するように前記第2凸部上に前記発光素子を配置することと、前記第1凸部上に配置した前記発光素子の外縁の一部が前記第1凸部の外縁の外側に位置するように前記第1凸部上に前記発光素子を配置させることと、を含み、前記遮光部材を配置する工程は、前記第2凸部上に配置した発光素子の上面を前記遮光部材で被覆せず、且つ、前記第1凸部上に配置した発光素子の上面の一部を前記遮光部材で被覆することを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る実施形態によれば、並列に接続される複数の発光素子を備える発光装置において、信頼性の高い発光装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る発光装置の模式平面図である。
図1におけるII-II線での模式断面図である。
図1における領域Dの拡大図である。
発光素子10の接続の態様を説明する回路図である。
第2実施形態に係る発光装置の模式平面図である。
図5におけるVI-VI線での模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の模式平面図である。
図12AにおけるXII-XII線での模式断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
第3実施形態に係る発光装置の製造方法の一工程を説明するための模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本開示の実施形態に係る発光装置及び発光装置の製造方法について説明する。以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための発光装置及び発光装置の製造方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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