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公開番号
2025067425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177393
出願日
2023-10-13
発明の名称
粉粒体用液体添加装置
出願人
前田建設工業株式会社
,
株式会社ムツミ
代理人
弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類
B01F
25/721 20220101AFI20250417BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】粉粒体に均等に液体を添加すること。
【解決手段】粉粒体を連続供給する供給部と、上面に供給された前記粉粒体を周囲に分散する回転円板と、分散された前記粉粒体を筒状流として落下させる整形部と、落下する前記筒状流を形成する前記粉粒体に液体を噴霧する噴霧部とを有する粉粒体用液体添加装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
粉粒体を連続供給する供給部と、
上面に供給された前記粉粒体を周囲に分散する回転円板と、
分散された前記粉粒体を筒状流として落下させる整形部と、
落下する前記筒状流を形成する前記粉粒体に液体を噴霧する噴霧部と
を有する粉粒体用液体添加装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記回転円板の上面から所定の間隔をあけて配置され、前記回転円板上面への前記粉粒体の固着を防止する剥離具を有する、
請求項1に記載の粉粒体用液体添加装置。
【請求項3】
前記剥離具は線状材であり、
前記整形部は、前記回転円板を囲繞する円筒面を有する外側ガイドを有し、
前記線状材は前記外側ガイドに固定される、
請求項2に記載の粉粒体用液体添加装置。
【請求項4】
前記整形部は、上に凸となる円錐面を有する内側ガイドを有し、
前記回転円板は、前記内側ガイドの上部に設けられ、
前記回転円板の回転駆動機構が、前記内側ガイド内部に設けられる、
請求項1に記載の粉粒体用液体添加装置。
【請求項5】
前記供給部は、前記粉粒体の前記回転円板の上面への供給位置を調整する調整機構を有する、
請求項1に記載の粉粒体用液体添加装置。
【請求項6】
前記調整機構は、
前記粉粒体の前記回転円板の周囲への分散状況、又は前記粉粒体の筒状流としての落下状況、若しくはその両方を検出する検出部と、
前記検出部による検出結果に基づいて、前記粉粒体の前記供給位置を調整するための制御量を取得する制御量取得部と、
前記制御量に基づいて、前記供給位置を変更するアクチュエータと、
を有する、請求項5に記載の粉粒体用液体添加装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉粒体用液体添加装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
粉粒体に所定の液体分を含有させることに対する技術的な需要がある。例えば、高レベル放射性廃棄物の地層処分においては、オーバーパックを砂とベントナイトを混合したベントナイト混合土により覆い、岩盤内に埋設することにより、オーバーパック及びその内部に封入されたガラス固化体と地下水との接触を防止し、放射性物質の外部への漏洩を長期的に防止する。その際に、効果的に粘土質であるベントナイト混合土を締め固め、水分を容易に通過させないように工事を行うためには、ベントナイト混合土の含有水分量は適正にコントロールされなければならない。
【0003】
特許文献1には、ベントナイト又はその混合土等の粉体または粒状体の加水装置が記載されている。同文献においては、空練りされたベントナイト混合土は、下向きに拡径したコーン状の部材により同心円状に拡散され自由落下し、その落下中に多数の噴霧ノズルより水を噴霧されることにより加水される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5583564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ベントナイト混合土のように、液体、この例では水、の含有量によっては強い粘りを生じる粉粒体を取り扱う場合には、粉粒体が団子状の塊を生じたり、壁面等に付着したりするなど、その流動をコントロールすることは難しく、特許文献1記載の加水装置にあっても、条件によっては部分的に水分含有量にむらが生じる恐れがあった。
【0006】
同様の問題は、必ずしも、ベントナイト混合土に水を添加する場合のみに生じるものではなく、任意の液体を含有することによりその性状に大きな変化を生じ、特に粘りを生じる粉粒体に起こりうるものである。そのような粉粒体には、例えば穀物粉やポテトフレークなどの食品、高分子化合物等の機能性材料、セメント原料等の建築材料など種々のものが想定され得る。
【0007】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、粉粒体に均等に液体を添加することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
【0009】
(1)粉粒体を連続供給する供給部と、上面に供給された前記粉粒体を周囲に分散する回転円板と、分散された前記粉粒体を筒状流として落下させる整形部と、落下する前記筒状流を形成する前記粉粒体に液体を噴霧する噴霧部とを有する粉粒体用液体添加装置。
【0010】
(2)(1)において、前記回転円板の上面から所定の間隔をあけて配置され、前記回転円板上面への前記粉粒体の固着を防止する剥離具を有する、粉粒体用液体添加装置。
(【0011】以降は省略されています)
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