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公開番号
2025065906
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175431
出願日
2023-10-10
発明の名称
弾性繊維用処理剤及び弾性繊維
出願人
竹本油脂株式会社
,
信越化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06M
15/653 20060101AFI20250415BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】繊維金属間摩擦を低減できるとともに安定性を向上できる弾性繊維用処理剤及びかかる弾性繊維用処理剤が付着している弾性繊維を提供する。
【解決手段】本発明の弾性繊維用処理剤は、平滑剤(A)及びウレア変性シリコーン(B)を含有することを特徴とする。本発明の弾性繊維は、平滑剤(A)及びウレア変性シリコーン(B)を含有する弾性繊維用処理剤が付着していることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
平滑剤(A)及びウレア変性シリコーン(B)を含有することを特徴とする弾性繊維用処理剤。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記ウレア変性シリコーン(B)の25℃における動粘度が100mm
2
/s以上2000mm
2
/s以下である請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項3】
前記平滑剤(A)が、鉱物油(A1)及び25℃における動粘度が5mm
2
/s以上20mm
2
/s以下のジメチルシリコーン(A2)を含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項4】
前記弾性繊維用処理剤中に、前記ジメチルシリコーン(A2)を10質量%以上の割合で含有する請求項3に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項5】
前記弾性繊維用処理剤中に、前記ウレア変性シリコーン(B)を0.1質量%以上5.0質量%以下の割合で含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項6】
更に、炭素数8以上24以下の脂肪族アルコール、及び炭素数8以上24以下の脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物から選ばれる少なくとも一つのヒドロキシ化合物(C)を含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項7】
前記平滑剤(A)、前記ウレア変性シリコーン(B)、及び前記ヒドロキシ化合物(C)の含有割合の合計を100質量%とすると、前記平滑剤(A)を90.0質量%以上99.8質量%以下、前記ウレア変性シリコーン(B)を0.1質量%以上5.0質量%以下、及び前記ヒドロキシ化合物(C)を0.1質量%以上5.0質量%以下の割合で含有する請求項6に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の弾性繊維用処理剤が付着していることを特徴とする弾性繊維。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾性繊維用処理剤が付与された弾性繊維の繊維金属間摩擦を低減できるとともに安定性を向上できる弾性繊維用処理剤及びかかる弾性繊維用処理剤が付着している弾性繊維に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばポリウレタン系弾性繊維等の弾性繊維は、他の合成繊維に比べて、繊維間の粘着性が強い。そのため、例えば弾性繊維を紡糸し、パッケージに巻き取った後、該パッケージから引き出して加工工程に供する際、パッケージから安定して解舒することが困難という問題があった。そのために、従来より弾性繊維の平滑性を向上させるため、シリコーン等の平滑剤を含有する弾性繊維用処理剤が使用されることがある。
【0003】
従来、特許文献1,2に開示される弾性繊維用処理剤が知られている。特許文献1は、鉱物油、シリコーン油、及びエステル油から選ばれる少なくとも1種のベース成分(A)と、ウレア化合物及びウレア・ウレタン化合物から選ばれる少なくとも1種であるウレア系成分(B)とを含む弾性繊維用処理剤について開示する。特許文献2は、所定の粘度を有するシリコンオキシアルキレン共重合体、所定の粘度を有する鉱物油、ノニルフェノール等を含有するポリウレタン弾性繊維に適用される潤滑油剤について開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6663721号公報
特公昭45-40719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の弾性繊維用処理剤は、弾性繊維用処理剤が付与された弾性繊維の繊維金属間摩擦の低減効果及び弾性繊維用処理剤の安定性の向上という各効能の両立を十分に図ることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、弾性繊維用処理剤において、平滑剤(A)及びウレア変性シリコーン(B)を配合した構成が好適であることを見出した。
【0007】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様1の弾性繊維用処理剤では、平滑剤(A)及びウレア変性シリコーン(B)を含有することを特徴とする。
【0008】
態様2は、態様1に記載の弾性繊維用処理剤において、前記ウレア変性シリコーン(B)の25℃における動粘度が100mm
2
/s以上2000mm
2
/s以下である。
態様3は、態様1又は2に記載の弾性繊維用処理剤において、前記平滑剤(A)が、鉱物油(A1)及び25℃における動粘度が5mm
2
/s以上20mm
2
/s以下のジメチルシリコーン(A2)を含有する。
【0009】
態様4は、態様3に記載の弾性繊維用処理剤において、前記弾性繊維用処理剤中に、前記ジメチルシリコーン(A2)を10質量%以上の割合で含有する。
態様5は、態様1~4のいずれか一態様に記載の弾性繊維用処理剤において、前記弾性繊維用処理剤中に、前記ウレア変性シリコーン(B)を0.1質量%以上5.0質量%以下の割合で含有する。
【0010】
態様6は、態様1~5のいずれか一態様に記載の弾性繊維用処理剤において、更に、炭素数8以上24以下の脂肪族アルコール、及び炭素数8以上24以下の脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物から選ばれる少なくとも一つのヒドロキシ化合物(C)を含有する。
(【0011】以降は省略されています)
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