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公開番号2025064210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173787
出願日2023-10-05
発明の名称物体光補正装置、物体光補正方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/46 20140101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ホログラフィの立体映像表示に必要な物体光を既存の動画像符号化規格に適用することができ、物体光を効率よく符号化して伝送した上で、受信デバイス上で正しく表示すること。
【解決手段】本発明に係る物体光補正装置301は、符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する波長補正部31を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する波長補正部を備えることを特徴とする物体光補正装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記波長補正部は、
前記メタデータが、前記符号化された物体光に付加されたものであるか、及び、時系列順で以前に付加されたものであるかを判定し、
以前に付加されたメタデータであると判定された場合、前記物体距離の最適値についても、以前の物体光と同じであると判定して、再生像の評価を省略することを特徴とする請求項1に記載の物体光補正装置。
【請求項3】
復号した物体光に関連付けられるメタデータに記録された物体距離の値を参照し、前記物体光から再生した再生像の品質に基づいて、参照した物体距離の値の最適値を探索する補正評価部を備えることを特徴とする請求項1に記載の物体光補正装置。
【請求項4】
物体光から再生した再生像の波長のずれを定量的に評価するために、再生像の品質を全体又は再生像の輪郭部分の色信号間の相関を算出して評価する補正評価部を備えることを特徴とする請求項1に記載の物体光補正装置。
【請求項5】
前記補正評価部は、前記再生像の輪郭部分を検出するために、Canny法或いは二階微分フィルタを用いることを特徴とする請求項4に記載の物体光補正装置。
【請求項6】
前記補正評価部は、前記色信号間の相関の算出に、色信号間の差分値、共分散及び相関係数の少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項4に記載の物体光補正装置。
【請求項7】
前記補正評価部は、山登り法を含む局所探索法を用いて、前記物体距離の値の最適値を探索することを特徴とする請求項1に記載の物体光補正装置。
【請求項8】
符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する工程を有することを特徴とする物体光補正方法。
【請求項9】
コンピュータを、物体光補正装置として機能させるプログラムであって、
前記物体光補正装置は、
符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する波長補正部を備えることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物体光補正装置、物体光補正方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
非特許公報1において、映像画像符号化に関する技術が開示されている。また、非特許公報2において、波長補正に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Versatile Video Coding, Version 1, Rec. ITU-T H.266, ISO/IEC FDIS 23090-3, July 2020.
カラーコンピュータホログラフィにおける波長誤差の補正アルゴリズム, HODIC学生シンポジウム2023, Online, 2-2 (2023.2.22).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1が対象とするデータは、主に、液晶ディスプレイ等の3色(RGB)の画素の発光によって画像・映像を表示するデバイス(以下、ディスプレイ)上で表示されることを前提としている画像である。
【0005】
一方で、ホログラフィと呼ばれる立体映像表示には、物体光の振幅及び位相のデータが必要となり、フォーマットが異なるため、従来の画像符号化技術を単純適用して符号化することはできないという問題点があった。
【0006】
また、光の振幅位相データでは、再生光学系(デバイス)に合わせた間隔の変換が必要である。
【0007】
ここで、ホログラフィ表示のためのデータのうち、本発明が対象とする「再生光学系(デバイス)に依存しない物体からの光の振幅位相分布」を、本実施形態では「物体光」と呼ぶこととする。
【0008】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ホログラフィの立体映像表示に必要な物体光を既存の動画像符号化規格に適用することができ、物体光を効率よく符号化して伝送した上で、受信デバイス上で正しく表示することができる物体光補正装置、物体光補正方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の特徴は、物体光補正装置であって、符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する波長補正部を備えることを要旨とする。
【0010】
本発明の第2の特徴は、符号化された物体光に関連付けられるメタデータに記述の物体距離を、再生像を評価することで、最適値に修正する工程を有することを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)

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