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公開番号
2025083368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025033583,2023102895
出願日
2025-03-04,2023-06-23
発明の名称
飛行体及び接触方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
B64U
10/14 20230101AFI20250523BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】作業者による点検作業の負担を軽減する。
【解決手段】飛行体は、構造物の導体に接触させるための導電性部材11と、導電性部材11が、飛行体の飛行時における水平方向と鉛直方向とに配置されるように支持するための支持フレーム12と、飛行時における水平方向を撮像範囲とする撮像手段と、を有し、撮像手段は、撮像範囲の少なくとも一部に導電性部材11が含まれない飛行体の位置及び向きに配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
飛行体であって、
構造物の導体に接触させるための導電性部材と、
前記導電性部材が、前記飛行体の飛行時における水平方向と鉛直方向とに配置されるように支持するための支持フレームと、
飛行時における水平方向を撮像範囲とする撮像手段と、
を有し、
前記撮像手段は、前記撮像範囲の少なくとも一部に前記導電性部材が含まれない前記飛行体の位置及び向きに配置される、
飛行体。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記飛行体は、飛行時における前記飛行体の高度を測定する高度測定手段をさらに有する、
請求項1に記載の飛行体。
【請求項3】
前記飛行体は、
飛行時における水平方向及び飛行時における鉛直方向それぞれを撮像範囲とする複数の撮像手段と、
飛行時における前記飛行体の位置座標を測定する位置測定手段と、
をさらに有し、
前記複数の撮像手段は、前記撮像範囲に前記導電性部材が含まれる前記飛行体の位置及び向きに配置され、
前記導電性部材は、脱着可能である、
請求項1に記載の飛行体。
【請求項4】
構造物の導体と、請求項2に記載の前記飛行体が有する前記導電性部材とを接触させる接触方法であって、
前記撮像手段が前記導体を撮像したときに前記高度測定手段が測定した前記飛行体の高度を記録するステップと、
前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを正対させるように前記飛行体の向きを調整し、かつ、記録した前記飛行体の高度と等しくなるように前記飛行体の高さを調整するステップと、
調整した後の前記飛行体の向き及び高さを調整した状態を維持しながら、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを接触させるステップと、
を有する接触方法。
【請求項5】
構造物の導体と、請求項3に記載の前記飛行体が有する前記導電性部材とを接触させる接触方法であって、
前記飛行体から前記導電性部材が取り外された状態において、前記撮像手段が前記導体を撮像したときに前記位置測定手段が測定した前記飛行体の高度を記録するステップと、
前記飛行体に前記導電性部材を取り付けた状態において、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを正対させるように前記飛行体の向きを調整し、かつ、記録した前記飛行体の高度と等しくなるように前記飛行体の高さを調整するステップと、
調整した後の前記飛行体の向き及び高さを維持しながら、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを接触させるステップと、
を有する接触方法。
【請求項6】
構造物の導体と、請求項3に記載の前記飛行体が有する前記導電性部材とを接触させる接触方法であって、
前記飛行体から前記導電性部材が取り外された状態において、前記撮像手段が前記導体を撮像したときに前記位置測定手段が測定した前記飛行体の位置座標を記録するステップと、
前記飛行体に前記導電性部材を取り付けた状態において、記録した前記飛行体の位置座標と等しくなるように前記飛行体の位置を調整するステップと、
調整した後の前記飛行体の位置を維持しながら、前記飛行体の飛行時における鉛直方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを接触させるステップと、
を有する接触方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飛行体及び接触方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無人航空機が普及し、当該無人航空機が様々な用途で用いられている。特許文献1には、無人航空機を用いて風力発電設備の検査を行うための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-027413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
風力発電設備には、落雷による損傷を防ぐための雷保護システムとして、各ブレードの長手方向における先端等に雷を受けるためのレセプタと、レセプタが受けた雷による電流を風力発電設備の外部(例えば、大地又は水中)に逃がすためのダウンコンダクタとが設けられている。風力発電設備の検査においては、接触部材を備える無人航空機が空中に浮遊しながら当該接触部材をレセプタに接触させることにより、雷保護システムが正常に動作しているか否かを検査する。しかしながら、レセプタにおいては、風力発電設備の種類に応じて、設けられている位置や形状が異なる場合があるため、検査対象の風力発電設備に設けられているレセプタの位置や形状に応じて、無人飛行機に備える接触部材の位置やブレードの位置を変えなければならなかったり、無人飛行機を操縦して接触部材をレセプタに接触させる操作が難しいために多くの時間を費やしたりして、風力発電設備の点検作業を行う作業者にとって負担が大きかった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、作業者による点検作業の負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様にかかる飛行体は、構造物の導体に接触させるための導電性部材と、前記導電性部材が、前記飛行体の飛行時における水平方向と鉛直方向とに配置されるように支持するための支持フレームと、飛行時における水平方向を撮像範囲とする撮像手段と、を有し、前記撮像手段は、前記撮像範囲の少なくとも一部に前記導電性部材が含まれない前記飛行体の位置及び向きに配置される。
【0007】
前記飛行体は、飛行時における前記飛行体の高度を測定する高度測定手段をさらに有してもよい。
【0008】
前記飛行体は、飛行時における水平方向及び飛行時における鉛直方向それぞれを撮像範囲とする複数の撮像手段と、飛行時における前記飛行体の位置座標を測定する位置測定手段と、をさらに有してもよいし、前記複数の撮像手段は、前記撮像範囲に前記導電性部材が含まれる前記飛行体の位置及び向きに配置され、前記導電性部材は、脱着可能であってもよい。
【0009】
本発明の第2の態様にかかる接触方法は、構造物の導体と、上記の前記飛行体が有する前記導電性部材とを接触させる接触方法であって、前記撮像手段が前記導体を撮像したときに前記高度測定手段が測定した前記飛行体の高度を記録するステップと、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを正対させるように前記飛行体の向きを調整し、かつ、記録した前記飛行体の高度と等しくなるように前記飛行体の高さを調整するステップと、調整した後の前記飛行体の向き及び高さを調整した状態を維持しながら、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを接触させるステップと、を有する。
【0010】
本発明の第3の態様にかかる接触方法は、構造物の導体と、上記の前記飛行体が有する前記導電性部材とを接触させる接触方法であって、前記飛行体から前記導電性部材が取り外された状態において、前記撮像手段が前記導体を撮像したときに前記位置測定手段が測定した前記飛行体の高度を記録するステップと、前記飛行体に前記導電性部材を取り付けた状態において、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを正対させるように前記飛行体の向きを調整し、かつ、記録した前記飛行体の高度と等しくなるように前記飛行体の高さを調整するステップと、調整した後の前記飛行体の向き及び高さを維持しながら、前記飛行体の飛行時における水平方向に配置された前記導電性部材と、前記導体とを接触させるステップと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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