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公開番号
2025064118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173619
出願日
2023-10-05
発明の名称
電動シャッター
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E06B
9/17 20060101AFI20250410BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】製造コストの削減を図りつつ配線口に対する配線類の直接の接触を抑制し得る電動シャッターを提供すること。
【解決手段】電動シャッター1では、シャッター本体4は、回転駆動するシャッター巻取軸を収容するシャッターケース45を有し、シャッターケース45は、シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部材475が装着されるケース側板47を備える。ケース側板47には、シャッター巻取軸からの配線類6を通す中央配線口471Aが形成される。軸受部材475は、シャッター巻取軸が連結される軸連結部476と、ケース側板47に固定される固定部477とを有する。固定部477は、軸連結部476から折曲され且つケース側板47に沿って配置され、中央配線口471Aを区画する開口縁471Cは、X軸方向に直交する面内において軸連結部476からの折曲部分470の位置よりも外周側の位置に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、
前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、
前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部材が装着されるケース側板を備え、
前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、
前記軸受部材は、前記シャッター巻取軸が連結される軸連結部と、前記ケース側板に固定される固定部とを有し、
前記固定部は、前記軸連結部から折曲され且つ前記ケース側板に沿って配置され、
前記配線口を区画する開口縁は、左右方向に直交する面内において前記軸連結部からの折曲部分の位置よりも外周側の位置に配置される
ことを特徴とする電動シャッター。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、
前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、
前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部材が装着されるケース側板を備え、
前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、
前記軸受部材は、前記シャッター巻取軸が連結される軸連結部と、前記ケース側板に固定される固定部とを有し、
前記軸連結部は、前記配線口に挿通され、
前記固定部は、前記軸連結部から折曲され且つ前記ケース側板の外面に固定される
ことを特徴とする電動シャッター。
【請求項3】
枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、
前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、
前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部が一体的に形成されるケース側板を備え、
前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、
前記軸受部は、前記配線口を区画する開口縁に連続し且つ前記シャッター巻取り側に折曲されて形成される
ことを特徴とする電動シャッター。
【請求項4】
請求項1に記載の電動シャッターにおいて、
前記固定部は、前記配線口よりも外周側で前記ケース側板の内面に固定される
ことを特徴とする電動シャッター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物躯体に取り付けられる窓等の開口部を遮蔽する電動シャッターに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シャッターケースの左右の側板にシャッターカーテンの巻取軸が軸支される電動シャッター装置が知られている(特許文献1参照)。この電動シャッター装置では、巻取軸の両端は左右の側板の内表面(内面)側にケーブルなどの配線類を配設している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-088178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したように特許文献1では、側板の内面側に配線類を配設しているので、側板自体に配線するための配線口などを形成する必要はないが、側板の外表面(外面)側に配線類を配設する場合には、側板自体に配線口を形成し、当該配線口に配線類を通す必要が生じ、配線類の配線口への直接の接触を避けるためにはグロメットやケーブルブッシングなどの保護部品を用いることとなり、部品点数や組立工数が増してしまい、製造コストの削減を図り難い。
【0005】
本発明の目的は、製造コストの削減を図りつつ配線口に対する配線類の直接の接触を抑制し得る電動シャッターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電動シャッターは、枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部材が装着されるケース側板を備え、前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、前記軸受部材は、前記シャッター巻取軸が連結される軸連結部と、前記ケース側板に固定される固定部とを有し、前記固定部は、前記軸連結部から折曲され且つ前記ケース側板に沿って配置され、前記配線口を区画する開口縁は、左右方向に直交する面内において前記軸連結部からの折曲部分の位置よりも外周側の位置に配置されることを特徴とする。
本発明の電動シャッターは、枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部材が装着されるケース側板を備え、前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、前記軸受部材は、前記シャッター巻取軸が連結される軸連結部と、前記ケース側板に固定される固定部とを有し、前記軸連結部は、前記配線口に挿通され、前記固定部は、前記軸連結部から折曲され且つ前記ケース側板の外面に固定されることを特徴とする。
本発明の電動シャッターは、枠体と、シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能に前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターであって、前記シャッター本体は、回転駆動により前記シャッターカーテンを巻取りおよび繰出し可能な左右方向に沿ったシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸を収容するシャッターケースとを有し、前記シャッターケースは、前記シャッター巻取軸を回転可能に支持する軸受部が一体的に形成されるケース側板を備え、前記ケース側板には、前記シャッター巻取軸からの配線類を通す配線口が形成され、前記軸受部は、前記配線口を区画する開口縁に連続し且つ前記シャッター巻取軸側に折曲されて形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、製造コストの削減を図りつつ配線口に対する配線類の直接の接触を抑制し得る電動シャッターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る電動シャッターを示す斜視図。
前記実施形態に係る電動シャッターの要部を示す正面図。
前記実施形態に係る電動シャッターの要部を示す側面図。
前記実施形態に係るシャッターのケース側板を示す斜視図。
前記実施形態に係る電動シャッターのケース側板を外面側から示す斜視図。
前記実施形態のケース側板の第1変形例を内面側から示す斜視図。
前記実施形態のケース側板の第2変形例を内面側から示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3において、本実施形態に係る電動シャッター1は、建物の躯体に取り付けられて当該建物の開口部を開閉可能に配置されるものである。電動シャッター1は、枠体2と、シャッターカーテン41を巻取りおよび繰出し可能に枠体2に取り付けられるシャッター本体4とを備えている。
以下の説明において、電動シャッター1の左右方向をX軸方向とし、電動シャッター1の上下方向をY軸方向とし、電動シャッター1の前後方向(見込み方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0010】
枠体2は、左右の縦枠21と、左右の縦枠21の上端にネジ止めされた天板22と、天板22の室外縁部に掛けられた点検板23と、左右の縦枠21の上部であって天板22よりも下方の位置に取り付けられた上枠25(まぐさ)と、左右の縦枠21の下端に取り付けられた下枠26とを備えている。
左右の縦枠21には、スラット3の左右端部を上下案内するガイドレール211がY軸方向に沿って装着されている。天板22のX軸方向に沿った室外縁部には係合溝(図示省略)が形成されており、点検板23は、その上縁が天板22のX軸方向に沿った係合溝に掛けられ、その下縁の左右端部が後述するケース側板47の取付片473にネジ止めされることで取り付けられており、点検板23の取付片473へのネジ止めを外すことで枠体2から取り外せるようになっている。
この枠体2は、左右の縦枠21の上部と天板22と上枠25とによって、シャッター本体4が配置される納まり部20を形成しており、点検板23の着脱によって納まり部20を前方側(室外側)で開閉可能としている。また、納まり部20を区画する左右の縦枠21の上部には、後述するケース側板47が取り付けられる裏板5(図4参照)が装着されている。裏板5は、その上縁および下縁からX軸方向において内方側に延出した延出片51を有しており、延出片51は、その前方側を上下に折曲したケース取付片52を有している。ケース側板47はケース取付片52に対して着脱可能に前方からネジ止め固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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