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公開番号2025063951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2025015810,2022098562
出願日2025-02-03,2022-06-20
発明の名称譜面立て及び楽器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類G10B 3/00 20190101AFI20250409BHJP(楽器;音響)
要約【課題】良好な譜面立て及びこの譜面立てを備える楽器を提供する。
【解決手段】鍵盤楽器10の譜面立て100は、貫通孔131を有するプレート130と、プレート130の前面及び後面のいずれか一方の面側に配置され、貫通孔131に挿通されている凸部116を有する第1部材110と、プレート130の前面及び後面のいずれか他方の面側に配置され、凸部116に対応する凹部200を有する第2部材120と、を備え、前記第1部材又は前記第2部材は、楽譜又は楽譜を表示させる電子機器の下端が載置され得、前記プレートは、前記楽譜又は前記電子機器が立て掛けられ得るように設置される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
貫通孔を有するプレートと、
前記プレートの前面及び後面のいずれか一方の面側に配置され、前記プレートの前記貫通孔に挿通されている凸部を有する第1部材と、
前記プレートの前面及び後面のいずれか他方の面側に配置され、前記第1部材の前記凸部に対応する凹部を有する第2部材と、
を備え、
前記第1部材又は前記第2部材は、楽譜又は楽譜を表示させる電子機器の下端が載置され得、前記プレートは、前記楽譜又は前記電子機器が立て掛けられ得るように設置される、
譜面立て。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記楽譜又は前記電子機器が前記プレートに立て掛けられながら前記第1部材又は前記第2部材に載置されている場合には、前記凸部が、前記楽譜又は前記電子機器の下方に設けられる前記凹部へ挿入されている、
請求項1に記載の譜面立て。
【請求項3】
前記プレートは、前記プレートの下側が前記プレートの上側よりも演奏者側に位置するように傾斜した状態で配置されており、
前記第1部材と前記第2部材は、前記傾斜して配置される前記プレートを挟み込んでいる、
請求項1に記載の譜面立て。
【請求項4】
前記第1部材は側面視直角台形状に設けられ、
前記第2部材は前記第1部材の側面視直角台形状の斜辺と対向する斜辺を備える側面視逆直角台形状に設けられる、
請求項3に記載の譜面立て。
【請求項5】
前記プレートの前面側に前記第2部材が配置され、前記プレートの後面側に前記第1部材が配置されている、
請求項1に記載の譜面立て。
【請求項6】
前記凹部は、前記プレートの後面側に配置されている前記第1部材に含まれる前記凸部から伝達される前記第1部材の自重に対抗する対抗部を含む、
請求項5に記載の譜面立て。
【請求項7】
前記凸部は、前記第2部材と前記第1部材とが結合するための第1結合部を有する、
請求項6に記載の譜面立て。
【請求項8】
前記第2部材は、天面に設けられる凹溝部と、前記凹溝部より演奏者側に前記凹溝部と平行に設けられる突条部と、を含む、
請求項1に記載の譜面立て。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8の何れかに記載の譜面立てを備える楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、譜面立て及び楽器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、鍵盤楽器等の楽器に取り付けられる譜面立てが提供されている。譜面立ては、譜面を立て掛けるように載置するため、一般に、長矩形板状のプレートと、譜面を下から支持する横板と、鍵盤楽器等に取り付けるための取付部材とが組み合わされて設けられている。例えば、特許文献1には、左右方向に長い長矩形に設けられたプレートに、冊子形式かつ開いた状態の譜面の左右二つの角を収容するスリットが設けられた譜面立てが開示されている。この譜面立ては、プレートと、横板と、鍵盤楽器に挿入して譜面立てを固定するための板状の取付部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-202732号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
譜面立てには、厚い譜面の冊子や、タブレット等で譜面を表示した表示デバイスを載置することがある。そうすると、譜面立ての強度や、使い勝手に問題が生じることがある。また、単なる板部材の組合せからなる譜面立てではなく、譜面立てにも高い意匠性が求められることがある。
【0005】
本発明は、良好な譜面立て及びこの譜面立てを備える楽器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る譜面立ては、貫通孔を有するプレートと、前記プレートの前面及び後面のいずれか一方の面側に配置され、前記プレートの前記貫通孔に挿通されている凸部を有する第1部材と、前記プレートの前面及び後面のいずれか他方の面側に配置され、前記第1部材の前記凸部に対応する凹部を有する第2部材と、を備え、前記第1部材又は前記第2部材は、楽譜又は楽譜を表示させる電子機器の下端が載置され得、前記プレートは、前記楽譜又は前記電子機器が立て掛けられ得るように設置される。
【0007】
本発明に係る楽器は、上述の譜面立てを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、良好な譜面立て及びこの譜面立てを備える楽器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る楽器である鍵盤楽器を右上前方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る楽器である鍵盤楽器を左下後方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る譜面立てを右上前方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る譜面立てを下側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る譜面立ての分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る譜面立ての図3のVI-VI断面図である。
本発明の実施形態に係る譜面立ての第1部材を前方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る譜面立ての第2部材を後方から見た図である。
本発明の実施形態に係る譜面立てのプレートを2点鎖線で示し、第1部材を省略して右端周辺を後方から見た拡大図である。
本発明の実施形態に係る譜面立てのプレートを2点鎖線で示し、第1部材を省略して左端周辺を後方から見た拡大図である。
本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の図1のXI-XI断面図である。なお、鍵盤楽器本体の内部構造は一部省略している。
本発明の実施形態に係る鍵盤楽器の図1のXI-XI断面図に相当する断面図であり、前側に転倒した状態を示す。なお、鍵盤楽器本体の内部構造は一部省略している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1に示す楽器としての鍵盤楽器10は、複数の鍵としての複数の白鍵3と複数の黒鍵4を備えるフルサイズ(88鍵)の鍵盤5と、ケース20とを備え、譜面立て100が取り付けられている。なお、以下の説明においては、鍵盤5の鍵の前後方向FBにおける前を前側F、鍵の前後方向FBの後を後側Bとし、鍵盤5に向かって左を左側L、右を右側Rとする。鍵盤5の鍵の配列方向は、左右方向LRである。また、鍵盤楽器10の上下方向ULにおいて上を上側Up、下を下側Loとする。なお、本実施形態においては、電子鍵盤楽器としての鍵盤楽器10としたが、鍵盤楽器本体は他の形式の鍵盤楽器や、他の楽器であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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