TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025069458
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025021483,2022150523
出願日
2025-02-13,2022-09-21
発明の名称
補助装置、補助方法およびプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06F
15/02 20060101AFI20250422BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが計算端末を使用して計算を行う場合の利便性を向上させることが可能になる計算補助システムを提供する。
【解決手段】ユーザが関数電卓(計算端末)10Fをキー操作して計算式を入力し計算を行うと、入力された計算式が逐次スマートフォン(計算補助端末)20に送信される。スマートフォン20は、受信された計算式が、グラフとして表示させることが可能な各種のグラフ式(公式)と式の構成が一致するか否かによりグラフ表示可能か否かを判定し、グラフ表示可能な場合には計算式に対応するグラフg1のグラフ画面Ggを計算補助情報として表示させる。ユーザは、関数電卓10Fにより入力した計算式がグラフとして表示可能な式であるかを意識することなく、グラフ表示可能な式であった場合には、入力した計算式に対応するグラフg1をスマートフォン20に自動的に表示させて確認できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザにより操作される操作部と表示部を用いてユーザ操作に応じた計算を行う計算端末と、
前記計算端末の計算を補助する計算補助端末と、
を含む計算補助システムであって、
前記計算端末は、
前記計算補助端末との間で通信接続を確立した状態で、
前記操作部により入力された計算式の情報である計算式情報を取得するとともに、前記計算式情報に基づいて計算を行い、前記計算の結果を前記表示部に表示し、
取得される前記計算式情報を前記計算補助端末に送信し、
前記計算補助端末は、
前記計算端末から送信されてくる前記計算式情報に基づいて、前記計算端末が行っている計算を補助すべきか否かを判定し、
補助すべきと判定した場合には、前記計算端末が行っている計算の補助に係る情報である計算補助情報を出力する、
処理を実行する計算補助システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記計算補助端末は、
前記計算端末が行っている計算を補助すべきか否かを判定する場合に、前記計算端末から受信した前記計算式情報が示す計算式の計算または計算結果の表示に関する機能または性能が、前記計算端末より前記計算補助端末の方が優れていると判定される場合に、前記計算端末が行っている計算を補助すべきと判定する、
処理を実行する請求項1に記載の計算補助システム。
【請求項3】
前記計算補助端末は、
計算の種類が互いに異なる複数の計算式それぞれについて前記計算補助情報を記憶部に記憶し、
前記計算端末から受信した前記計算式情報が示す計算式に対応する前記計算補助情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記計算端末が行っている計算を補助すべきと判定する、
処理を実行する請求項1または請求項2に記載の計算補助システム。
【請求項4】
前記計算補助端末は、
前記計算端末から受信した前記計算式情報が示す計算式に対応する前記計算補助情報が前記記憶部に記憶されており、かつ、前記計算補助情報で提供される計算式の計算または計算結果の表示に関する機能または性能が、前記計算端末より前記計算補助端末の方が優れていると判定される場合に、前記計算端末が行っている計算を補助すべきと判定する、
処理を実行する請求項3に記載の計算補助システム。
【請求項5】
前記計算端末は、
前記計算補助端末との間で通信接続を確立した状態で、前記計算端末の種類を識別する識別情報を前記計算補助端末に送信し、
前記計算補助端末は、
複数の前記識別情報それぞれに対応させて、各種の計算式の計算または計算結果の表示に関する機能または性能を示す機能性能情報を記憶しており、
前記計算端末から受信した前記識別情報に対応して記憶されている前記機能性能情報に基づいて、前記計算端末から受信した前記計算式情報が示す計算式の計算または計算結果の表示に関する機能または性能が、前記計算端末より前記計算補助端末の方が優れているか否かを判定する、
処理を実行する請求項2に記載の計算補助システム。
【請求項6】
前記計算端末は、
前記操作部により入力された計算式の情報である前記計算式情報を逐次取得するとともに、取得される前記計算式情報を前記計算補助端末に逐次送信し、
前記計算補助端末は、
前記計算端末から逐次送信されてくる前記計算式情報に基づいて、前記計算端末が行っている複数の計算それぞれを補助すべきか否かを逐次判定し、
補助すべきと判定した計算に対応する前記計算補助情報を出力する、
処理を実行する請求項1または請求項2に記載の計算補助システム。
【請求項7】
前記計算端末は、
ユーザが計算の補助対象となる計算式を個別に指定する操作を行ったことを検出することなく、前記操作部を介して入力された計算式を検出したことに応じて、入力された計算式に対応する前記計算式情報を前記計算補助端末に送信する、
処理を実行する請求項1または請求項2に記載の計算補助システム。
【請求項8】
前記計算補助端末は、
前記計算式の情報に基づいて、前記計算端末が行っている計算の結果を、前記計算端末の前記表示部に表示されている計算の結果とは異なる形態で表示することで前記計算を補助すべきと判定した場合には、前記計算補助端末の表示部に異なる形態の計算結果を計算補助情報として表示させる、
処理を実行する請求項1に記載の計算補助システム。
【請求項9】
前記異なる形態の計算結果の表示は、前記計算式の情報に基づくグラフの表示である、
請求項8に記載の計算補助システム。
【請求項10】
前記異なる形態の計算結果の表示は、前記計算端末よりも情報量の多い計算結果の表示である、
請求項8に記載の計算補助システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、計算補助システム、計算補助端末、計算端末、計算補助方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般電卓や関数電卓などの計算端末は、その使い方に慣れたユーザであれば手軽に計算を行うことができる。
【0003】
一方、PC(Personal Computer)やスマートフォンなどでは、計算用のアプリケーションプログラムを実行したり、インターネット(Web)上の計算サービスを利用したりすることで、より複雑な計算や、計算結果のグラフ表示を行うことも可能である。
【0004】
電卓の機能を補うために、インターネット(Web)へのアクセス機能を備えた端末装置を経由してサーバ装置にアクセスすることで、電卓からインターネット上のサービスを利用できるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-062504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、一般電卓や関数電卓(計算端末)の使い方に慣れたユーザは、PCやスマートフォンなどを利用した場合に、どのような計算ができるかを知らなかったり、どのような計算ができるかを知っていたとしても、それを使いこなすのは難しかったりしている。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ユーザが計算端末を使用して計算を行う場合の利便性を向上させることが可能になる計算補助システム、計算補助端末、計算端末、計算補助方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る計算補助システムは、
ユーザにより操作される操作部と表示部を用いてユーザ操作に応じた計算を行う計算端末と、
前記計算端末の計算を補助する計算補助端末と、
を含む計算補助システムであって、
前記計算端末は、
前記計算補助端末との間で通信接続を確立した状態で、
前記操作部により入力された計算式の情報である計算式情報を取得するとともに、前記計算式情報に基づいて計算を行い、前記計算の結果を前記表示部に表示し、
取得される前記計算式情報を前記計算補助端末に送信し、
前記計算補助端末は、
前記計算端末から送信されてくる前記計算式情報に基づいて、前記計算端末が行っている計算を補助すべきか否かを判定し、
補助すべきと判定した場合には、前記計算端末が行っている計算の補助に係る情報である計算補助情報を出力する、処理を実行するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザが計算端末を使用して計算を行う場合の利便性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る計算補助システム1の全体の構成を示す図。
関数電卓(計算端末)10Fの電子回路の構成を示すブロック図。
スマートフォン(計算補助端末)20の電子回路の構成を示すブロック図。
計算情報サーバ(サーバ装置)30の電子回路の構成を示すブロック図。
スマートフォン20の計算フォームデータベース23dに記憶される計算フォームの一例であって、数学公式集に分類される計算フォームのうちの「不等辺三角形」に関する計算フォーム(不等辺三角形)23d1を示す図。
スマートフォン20の計算フォームデータベース23dに記憶される計算フォームの一例であって、計算応用集に分類される計算フォームのうちの「直線回帰」に関する計算フォーム(直線回帰)23d2を示す図。
スマートフォン20の計算フォームデータベース23dに記憶される計算フォームの一例であって、健康の計算に分類される計算フォームのうちの「基礎代謝量」に関する計算フォーム(基礎代謝量)23d3を示す図。
関数電卓(計算端末)10Fの電卓制御プログラム(計算補助端末連携アプリを含む)14aに従った処理(その1)を示すフローチャート。
関数電卓(計算端末)10Fの電卓制御プログラム(計算補助端末連携アプリを含む)14aに従った処理(その2)を示すフローチャート。
スマートフォン(計算補助端末)20の端末制御プログラム(計算端末補助アプリおよびWebブラウザを含む)23aに従った処理(その1)を示すフローチャート。
スマートフォン(計算補助端末)20の端末制御プログラム(計算端末補助アプリおよびWebブラウザを含む)23aに従った処理(その2)を示すフローチャート。
スマートフォン(計算補助端末)20の処理(その1)に含まれる計算フォーム検索処理(T10)を示すフローチャート。
関数電卓10Fで入力された計算式に基づいてスマートフォン20にて計算された計算結果の高精度計算画面Gpが計算補助情報としてスマートフォン20に表示された状態を示す図。
関数電卓10Fで入力された計算式に基づきスマートフォン20にて検索された計算フォーム(不等辺三角形)23d1が計算フォーム画面(不等辺三角形)G1として表示された状態を示す図。
関数電卓10Fで入力された計算式に基づきスマートフォン20にて検索された計算フォーム(直線回帰)23d2が計算フォーム画面(直線回帰)G2として表示された状態を示す図。
関数電卓10Fで入力された計算式に基づきスマートフォン20にて検索された計算フォーム(基礎代謝量)23d3が計算フォーム画面(基礎代謝量)G3として表示された状態を示す図。
関数電卓10Fのキー操作に応じた計算式情報をスマートフォン20に送信するための計算式情報送信処理を示すフローチャート。
スマートフォン20において関数電卓10Fのキー操作に応じた計算式情報を受信するための計算式情報受信処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
カシオ計算機株式会社
グラフ表示装置、表示制御方法、及びプログラム
1日前
個人
非正規コート
19日前
個人
RFタグ読取装置
1日前
個人
在宅介護システム
1日前
個人
人物再現システム
16日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
9日前
個人
電話管理システム及び管理方法
10日前
有限会社ノア
データ読取装置
17日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
24日前
個人
広告提供システムおよびその方法
19日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1日前
個人
日誌作成支援システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
25日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
23日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1日前
個人
ポイント還元付き配送システム
17日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
23日前
ひびきの電子株式会社
認証システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
24日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
5日前
オベック実業株式会社
接続構造
16日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
26日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
25日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
23日前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
17日前
個人
コンテンツ配信システム
23日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
25日前
個人
アルバム作成システム及びアルバム作成方法
3日前
株式会社国際電気
支援システム
26日前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
16日前
個人
プラットフォームシステム
23日前
株式会社エスシーシー
置き配システム
17日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
25日前
株式会社半導体エネルギー研究所
情報処理システム
1日前
富士通株式会社
画像生成方法
29日前
株式会社 137
登校状況通知システム
1日前
続きを見る
他の特許を見る