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公開番号
2025063470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172697
出願日
2023-10-04
発明の名称
検出装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
,
国立大学法人東京科学大学
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
5/22 20060101AFI20250409BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】歯ぎしりによるデータと歯ぎしりでないデータとをより高精度に判別可能なデータを出力できる検出装置を提供する。
【解決手段】検出装置10は、マウスピース21に配置された第1センサ素子221、第2センサ素子222、第3センサ素子223と、ヒトの頬に装着される筋電センサ40と、第1センサ素子221、第2センサ素子222、第3センサ素子223の出力と筋電センサ40の出力とを同期させた出力を行う制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
マウスピースに配置された圧力センサと、
ヒトの頬に装着される筋電センサと、
前記圧力センサの出力と前記筋電センサの出力とを同期させた出力を行う制御部と、を備える、
検出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記マウスピースには複数の圧力センサが配置され、
前記制御部は、前記複数の圧力センサの出力を個別に識別可能なデータを出力する、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記圧力センサはフレキシブル基板に設けられ、
前記フレキシブル基板は前記マウスピースに取り付けられる、
請求項1又は2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記フレキシブル基板は、前記マウスピースの内側で前記マウスピースとの間に間隙が生じるよう接着固定される、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項5】
前記筋電センサは電極を有し、
前記電極が設けられる前記筋電センサの装着面にゲル及び両面テープが貼り付けられる、
請求項1又は2に記載の検出装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記筋電センサの出力が第1閾値を超えるまで第1周期で前記筋電センサを動作させ、
前記筋電センサの出力が前記第1閾値を超えた後に第2周期で前記筋電センサを動作させ、
前記第2周期は、前記第1周期よりも高頻度周期である、
請求項5に記載の検出装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記圧力センサの出力が第2閾値を超えるまで第3周期で前記圧力センサを動作させ、
前記圧力センサの出力が前記第2閾値を超えた後に第4周期で前記圧力センサを動作させ、
前記第4周期は、前記第3周期よりも高頻度周期である、
請求項5に記載の検出装置。
【請求項8】
外部の機器と通信を行う通信部を備え、
前記制御部は、
第1条件及び第2条件の両方が満たされない場合に前記通信部を動作させず、
前記第1条件及び前記第2条件の少なくとも一方が満たされた場合に前記通信部を動作させ、
前記第1条件は、前記筋電センサの出力が第1閾値を超えることであり、
前記第2条件は、前記圧力センサの出力が第2閾値を超えることである、
請求項5に記載の検出装置。
【請求項9】
前記圧力センサの出力と前記筋電センサの出力とを同期させた表示出力を行う表示部を備える、
請求項1又は2に記載の検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、検出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ヒトの歯ぎしりを検出する方法として、圧力センサが設けられたマウスピースを利用する方法(例えば特許文献1)、又は、筋電センサを利用する方法(例えば特許文献2)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6634567号公報
特許第6618482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧力センサのみ、筋電センサのみ、のいずれの方法であっても、センサから取得したデータについて、歯ぎしりによるデータと歯ぎしりによらないデータとを判別できない場合があった。例えば、圧力センサでは、歯ぎしりによる圧力と、舌や唇が圧力センサに当たることによる圧力と、の判別が困難であった。また、筋電センサでは、瞼を強く閉じた場合に歯ぎしりと同様の出力を生じることがあった。
【0005】
本開示は、上記の課題を鑑みてなされたもので、歯ぎしりによるデータと歯ぎしりでないデータとをより高精度に判別可能なデータを出力できる検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による検出装置は、マウスピースに配置された圧力センサと、ヒトの頬に装着される筋電センサと、前記圧力センサの出力と前記筋電センサの出力とを同期させた出力を行う制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、検出装置を有する検出システムの主要構成を示すブロック図である。
図2は、検出装置の外形の一例を示す図である。
図3は、第1部分の主要な部品構成例を示す概略的な分解斜視図である。
図4は、第1部品と、第2部品と、の張り合わせの仕組みを示す概略的な側面図である。
図5は、第1部分の主要な部品構成例を示す概略的な平面図である。
図6は、ヒトに対する検出装置の装着例を示す概略図である。
図7は、図6に示す口内における第1部分の配置を示す概略図である。
図8は、第1電極、第2電極、第3電極の装着位置を示す概略図である。
図9は、圧力センサの出力が示すヒトの咬合力と、筋電センサの出力が示す筋電と、の時系列に沿った関係の一例を示す図である。
図10は、歯ぎしりでない場合に生じる出力の例としての第1パターン、第2パターン及び第3パターンを示す図である。
図11は、センシングデータのデータ構造例を表で示す図である。
図12は、検出装置の動作に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13は、検出装置の動作に係る処理の流れの一例であって、図12とは異なる例を示すフローチャートである。
図14は、検出装置の動作に係る処理の流れの一例であって、図12及び図13とは異なる例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本開示の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
図1は、検出装置10を有する検出システム100の主要構成を示すブロック図である。検出システム100は、検出装置10と、端末60と、を有する。
【0010】
図2は、検出装置10の外形の一例を示す図である。図2に示すように、検出装置10は、第1部分P1、第2部分P2及び第3部分P3を有する。第1部分P1は、マウスピース21、第1センサ素子221、第2センサ素子222、第3センサ素子223、FPC25等を含む。第1部分P1のより詳細な構成については、圧力センサ20に係る説明で後述する。第2部分P2は、FPC30を含む。第3部分P3は、筐体41、第1電極42、第2電極43及び第3電極44を含む。第1電極42、第2電極43及び第3電極44電極の材質としては、例えば銀・塩化銀(Ag-AgCl)が採用されるが、金、白金、銀、カーボンなどであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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