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公開番号2025063260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2025008916,2022112291
出願日2025-01-22,2015-08-03
発明の名称移動体通信システム、移動端末および基地局
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 64/00 20090101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マクロセルに加えて多数のスモールセルを設置して運用する場合の通信端末装置の通信性能を向上させる。
【解決手段】移動体通信システムは、移動端末(UE)と、移動端末と無線通信可能に構成された基地局とを備える。当該移動体通信システムにおいては、移動端末ごとに個別のサウンディング参照信号が、移動端末から基地局に送信される。サウンディング参照信号は、移動端末の位置測定のために用いられる。移動端末の位置測定は、電波の到達角を用いて行われる。
【選択図】図25
特許請求の範囲【請求項1】
移動端末、及び前記移動端末との間で無線通信を行う基地局を含む移動体通信システムであって、
前記移動端末ごとに個別のサウンディング参照信号を、前記移動端末から前記基地局に送信し、
前記サウンディング参照信号は、前記移動端末の位置測定のために用いられ、
前記移動端末の位置測定は、電波の到達角を用いて行われる
ことを特徴とする移動体通信システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記サウンディング参照信号を規定する、前記移動端末ごとに個別のパラメータが、前記基地局から前記移動端末に通知される
ことを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
【請求項3】
前記パラメータは、無線資源制御(RRC)シグナリングによって前記基地局から前記移動端末に通知される
ことを特徴とする請求項2記載の移動体通信システム。
【請求項4】
基地局との間で無線通信を行う移動端末であって、
前記移動端末ごとに個別のサウンディング参照信号を前記基地局に送信し、
前記サウンディング参照信号は、前記移動端末の位置測定のために用いられ、
前記移動端末の位置測定は、電波の到達角を用いて行われる
ことを特徴とする移動端末。
【請求項5】
移動端末との間で無線通信を行う基地局であって、
前記移動端末ごとに個別のサウンディング参照信号を、前記移動端末から受信し、
前記サウンディング参照信号は、前記移動端末の位置測定のために用いられ、
前記移動端末の位置測定は、電波の到達角を用いて行われる
ことを特徴とする基地局。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される新たな通信方式が検討されている(例えば、非特許文献1~14参照)。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0003】
LTEのアクセス方式としては、下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が用いられる。また、LTEは、W-CDMA(Wideband Code division Multiple Access)とは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0004】
非特許文献1(5章)に記載される、3GPPでの、LTEシステムにおけるフレーム構成に関する決定事項について、図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムで使用される無線フレームの構成を示す説明図である。図1において、1つの無線フレーム(Radio frame)は10msである。無線フレームは10個の等しい大きさのサブフレーム(Subframe)に分割される。サブフレームは、2個の等しい大きさのスロット(slot)に分割される。無線フレーム毎に1番目および6番目のサブフレームに下り同期信号(Downlink Synchronization Signal:SS)が含まれる。同期信号には、第一同期信号(Primary Synchronization Signal:P-SS)と、第二同期信号(Secondary Synchronization Signal:S-SS)とがある。
【0005】
3GPPでの、LTEシステムにおけるチャネル構成に関する決定事項が、非特許文献1(5章)に記載されている。CSG(Closed Subscriber Group)セルにおいてもnon-CSGセルと同じチャネル構成が用いられると想定されている。
【0006】
物理報知チャネル(Physical Broadcast channel:PBCH)は、基地局から移動端末への下り送信用のチャネルである。BCHトランスポートブロック(transport block)は、40ms間隔中の4個のサブフレームにマッピングされる。40msタイミングの明白なシグナリングはない。
【0007】
物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel:PCFICH)は、基地局から移動端末への下り送信用のチャネルである。PCFICHは、PDCCHsのために用いるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの数について基地局から移動端末へ通知する。PCFICHは、サブフレーム毎に送信される。
【0008】
物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)は、基地局から移動端末への下り送信用のチャネルである。PDCCHは、後述のトランスポートチャネルの1つである下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL-SCH)のリソース割り当て(allocation)情報、後述のトランスポートチャネルの1つであるページングチャネル(Paging Channel:PCH)のリソース割り当て(allocation)情報、DL-SCHに関するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)情報を通知する。PDCCHは、上りスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)を運ぶ。PDCCHは、上り送信に対する応答信号であるAck(Acknowledgement)/Nack(Negative Acknowledgement)を運ぶ。PDCCHは、L1/L2制御信号とも呼ばれる。
【0009】
物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)は、基地局から移動端末への下り送信用のチャネルである。PDSCHには、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL-SCH)、およびトランスポートチャネルであるPCHがマッピングされている。
【0010】
物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)は、基地局から移動端末への下り送信用のチャネルである。PMCHには、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)がマッピングされている。
(【0011】以降は省略されています)

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