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公開番号2025062601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2024231447,2021544752
出願日2024-12-27,2020-01-31
発明の名称神経認知障害を処置するための組成物及び方法
出願人アブロバイオ,インコーポレーテッド
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類A61K 35/12 20150101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】アルツハイマー病、パーキンソン病、及び/または前頭側頭骨大葉認知症などの神経認知障害を有するか、または発症するリスクのある患者を処置するための組成物及び方法を提供する。
【解決手段】本開示の組成物及び方法を使用して、成人患者などの患者に、その欠乏が対応する疾患と関連するタンパク質または一連のタンパク質の発現及び/または活性レベルを上昇させる1種または複数の薬剤を供給することができる。この目的のために、本開示の組成物及び方法と併せて使用することができる例示的な薬剤には、細胞、例えば、目的の1種のタンパク質または複数のタンパク質をコードする核酸を含む細胞、さらに、目的の1種のタンパク質または複数のタンパク質をコードするウイルスベクターなどのベクターが含まれる。前記薬剤の追加の例には、1種のタンパク質または複数のタンパク質自体、さらに、それらの内因性発現を刺激する干渉RNA分子が含まれる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
神経認知障害(NCD)を有すると診断されている患者を処置する方法であって、前記患者に、APP、PSEN1、PSEN2、APOE、TOMM40、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、CR1、ABCA7、FERMT2、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、CELF1、INPP5D、MEF2C、ZCWPW1、CD33、MS4A4A、RIN3、EPHA1、PICALM、CASS4、CLU、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、STK24、DISC1、MPZL1、SLC4A1AP、TRIP4、MSRA、HS3ST1、ZNF224、及びAP2A2から選択される2種またはそれ以上のタンパク質の発現及び/または活性をまとめて増大させる1種または複数の薬剤を供給することを含む、前記方法。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記タンパク質が、PSEN1、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、INPP5D、MEF2C、CD33、MS4A4A、RIN3、PICALM、CASS4、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、DISC1、TRIP4、及びHS3ST1から選択され、任意選択で、前記タンパク質が表1に記載のパネルを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
NCDを有すると診断されている患者を処置する方法であって、前記患者に、FCGR2A、SCAF11、HLA-DQB1、NOD2、VPS1、SCARB2、GPNMB、VPS35、FBXO7、PARK7、INPP5F、DNAJC13、GCH1、NMD3、USP25、RAB7L1、SIPA1L2、MCCC1、SYNJ1、LRRK2、SNCA、PTRHD1、PINK1、GBA、TMEM163、GAK、FGF20、DLG2、DDRGK1、SREBF、BCKDK、PARK2、RAB39B、DNAJC6、SMPD1、TMEM175、STK39、BST1、MMP16、RIT2、FAM47E、CCDC62、TMEM229B、MAPT、SPPL2B、ITGA8、ATP13A2、DGKQ、STX1B、NUCKS1、及びACMSDから選択される2種またはそれ以上のタンパク質の発現及び/または活性をまとめて増大させる1種または複数の薬剤を供給することを含む、前記方法。
【請求項4】
前記タンパク質が、FCGR2A、SCAF11、DNAJC13、GCH1、LRRK2、GBA、GAK、FGF20、HLA-DQB1、及びNOD2から選択され、任意選択で、前記タンパク質が表2に記載のパネルを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
NCDを有すると診断されている患者を処置する方法であって、前記患者に、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TARDBP、TBK1、VCP、PSEN1、FUS、CHMP2B、UBQLN2、CHCHD10、GRN、RAB38、CTSF、PSEN2、CYP27A1、BTNL2、及びMAPTから選択される2種またはそれ以上のタンパク質の発現及び/または活性をまとめて増大させる1種または複数の薬剤を供給することを含む、前記方法。
【請求項6】
前記タンパク質が、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TBK1、PSEN1、GRN、及びCTSFから選択され、任意選択で、前記タンパク質が、表3に記載のパネルを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
NCDを有すると診断されている患者を処置する方法であって、前記患者に、APP、PSEN1、PSEN2、APOE、TOMM40、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、CR1、ABCA7、FERMT2、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、CELF1、INPP5D、MEF2C、ZCWPW1、CD33、MS4A4A、RIN3、EPHA1、PICALM、CASS4、CLU、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、STK24、DISC1、MPZL1、SLC4A1AP、TRIP4、MSRA、HS3ST1、ZNF224、AP2A2、FCGR2A、SCAF11、HLA-DQB1、NOD2、VPS1、SCARB2、GPNMB、VPS35、FBXO7、PARK7、INPP5F、DNAJC13、GCH1、NMD3、USP25、RAB7L1、SIPA1L2、MCCC1、SYNJ1、LRRK2、SNCA、PTRHD1、PINK1、GBA、TMEM163、GAK、FGF20、DLG2、DDRGK1、SREBF、BCKDK、PARK2、RAB39B、DNAJC6、SMPD1、TMEM175、STK39、BST1、MMP16、RIT2、FAM47E、CCDC62、TMEM229B、MAPT、SPPL2B、ITGA8、ATP13A2、DGKQ、STX1B、NUCKS1、ACMSD、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TARDBP、TBK1、VCP、PSEN1、FUS、CHMP2B、UBQLN2、CHCHD10、GRN、RAB38、CTSF、PSEN2、CYP27A1、BTNL2、及びMAPTから選択される2種またはそれ以上のタンパク質の発現及び/または活性をまとめて増大させる1種または複数の薬剤を供給することを含む、前記方法。
【請求項8】
前記NCDが重度NCDである、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記重度NCDが、前記患者の自立及び/または正常な日常機能を妨害する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記重度NCDが、基準集団の平均スコアから少なくとも標準偏差2離れている、認知検査で前記患者により得られるスコアと関連している、請求項8または9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
配列表
本出願は、ASCII形式で電子的に提出された配列表を含み、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。2020年1月29日に作成された前記ASCIIコピーの名称は「51182-020WO2_Sequence_Listing_1.29.20_ST25」であり、サイズは605,736バイトである。
続きを表示(約 5,400 文字)【0002】
本開示は、アルツハイマー病、パーキンソン病、及び前頭側頭骨大葉認知症などの様々な神経認知障害を処置するための組成物及び方法に関する。
【背景技術】
【0003】
現在に至るまで、神経認知障害の処置は医学界に難題を課してきた。これらの障害の例には、アルツハイマー病、パーキンソン病、及び前頭側頭骨大葉認知症が含まれる。アルツハイマー病は、高齢者における大部分の認知症症例の原因である遅発型神経変性障害である。アルツハイマー病患者は、短期及び長期記憶の潜行性消失、注意欠陥、言語特異的問題、見当識障害、衝動制御、社会的離脱、快感消失、及び他の症状を含む症状により特徴づけられる進行性認知低下に罹患している。この適応症のための現行の処置は、疾患症候を寛解するように努めるものではあるが、根底にある神経変性を標的とする治療は存在しない。同様に、運動に影響を及ぼし、安静時振戦、硬直、及び運動緩慢などの症状をもたらす神経系の進行性障害であるパーキンソン病のための処置は主に、ドーパミンレベルの上昇に焦点を当てており、根底にある生化学的病因を標的とする治療の必要性を強調している。加えて、会話の理解及び生成における欠陥、不十分な運動計画及び共調、及び/または衝動制御及び固執行動の優先により特徴づけられる実行機能の喪失を含み得る複合臨床症状により特徴づけられる神経変性障害である前頭側頭骨大葉変性のための処置も、疾患症状を寛解するように努めるものである。ゲノム及びプロテオームレベルで、これらの種類の疾患の根底にある原因を標的とする治療モダリティーを改善する必要が依然として存在する。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、ヒト患者などの患者においてアルツハイマー病、パーキンソン病、及び前頭側頭骨大葉変性などの神経認知障害(NCD)を処置するための組成物及び方法に関する。本開示の組成物及び方法を使用して、患者、例えば、本明細書に記載のNCDに罹患している成人患者に、患者において1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に上昇させる1種の薬剤または複数の薬剤を供給することができる。患者は、例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、または前頭側頭骨大葉変性(FTLD)などのNCDに罹患していてよい。患者へのそのような薬剤の供給は、疾患の病態生理を逆転させるために役立ち得る。機構に限定されることはないが、本開示の組成物及び方法を用いて患者の遺伝子発現及び/またはタンパク質活性パターンを調節することで、その欠乏が前述の障害と関連しているタンパク質の生理学的に正常な量及び機能性を回復させ、それにより、根底にある疾患の病因を処置することができる。したがって、本明細書に記載の組成物及び方法はNCDと関連する1つまたは複数の症状を寛解させるために使用することができるだけでなく、治癒的治療薬として使用することもできる。
【0005】
例えば、本明細書に記載の組成物及び方法を使用して、成人患者などの患者に、その欠乏が病態の発症と関連していることが見い出されているタンパク質またはタンパク質のサブセットの発現及び/または活性のレベルを上昇させるように一緒に機能する1種または複数の薬剤を投与することができる。詳細には、本開示の組成物及び方法を、NCD(例えば、アルツハイマー病)を有する患者に、APP、PSEN1、PSEN2、APOE、TOMM40、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、CR1、ABCA7、FERMT2、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、CELF1、INPP5D、MEF2C、ZCWPW1、CD33、MS4A4A、RIN3、EPHA1、PICALM、CASS4、CLU、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、STK24、DISC1、MPZL1、SLC4A1AP、TRIP4、MSRA、HS3ST1、ZNF224、及びAP2A2から選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤、例えば、PSEN1、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、INPP5D、MEF2C、CD33、MS4A4A、RIN3、PICALM、CASS4、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、DISC1、TRIP4、及びHS3ST1から選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤を供給するために使用することができる。前記1種または複数の薬剤は、例えば、前述のタンパク質のサブセット、例えば、これらのタンパク質のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10種、またはそれ以上のサブセットの発現及び/または活性レベルを上昇させるために役立ち得る。
【0006】
同様に、本開示の組成物及び方法を、NCD(例えば、パーキンソン病)を有する患者に、FCGR2A、SCAF11、HLA-DQB1、NOD2、VPS1、SCARB2、GPNMB、VPS35、FBXO7、PARK7、INPP5F、DNAJC13、GCH1、NMD3、USP25、RAB7L1、SIPA1L2、MCCC1、SYNJ1、LRRK2、SNCA、PTRHD1、PINK1、GBA、TMEM163、GAK、FGF20、DLG2、DDRGK1、SREBF、BCKDK、PARK2、RAB39B、DNAJC6、SMPD1、TMEM175、STK39、BST1、MMP16、RIT2、FAM47E、CCDC62、TMEM229B、MAPT、SPPL2B、ITGA8、ATP13A2、DGKQ、STX1B、NUCKS1、及びACMSDから選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤、例えば、FCGR2A、SCAF11、DNAJC13、GCH1、LRRK2、GBA、GAK、FGF20、HLA-DQB1、及びNOD2から選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤を供給するために使用することができる。前記1種または複数の薬剤は、例えば、前述のタンパク質のサブセット、例えば、これらのタンパク質のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10種、またはそれ以上のサブセットの発現及び/または活性レベルを上昇させるために役立ち得る。
【0007】
別の例として、本開示の組成物及び方法は、NCD(例えば、FTLD)を有する患者に、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TARDBP、TBK1、VCP、PSEN1、FUS、CHMP2B、UBQLN2、CHCHD10、GRN、RAB38、CTSF、PSEN2、CYP27A1、BTNL2、及びMAPTから選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤、例えば、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TBK1、PSEN1、GRN、及びCTSFから選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤を供給するために使用することができる。前記1種または複数の薬剤は、例えば、前述のタンパク質のサブセット、例えば、これらのタンパク質のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10種、またはそれ以上のサブセットの発現及び/または活性レベルを上昇させるために役立ち得る。
【0008】
また別の実施例として、本開示の組成物及び方法は、NCD(例えば、AD、PD、またはFTLD)を有する患者に、APP、PSEN1、PSEN2、APOE、TOMM40、GAB2、APOC1、TREM2、ABI3、BIN1、CR1、ABCA7、FERMT2、HLA-DRB5、HLA-DRB1、CD2AP、PTK2B、CELF1、INPP5D、MEF2C、ZCWPW1、CD33、MS4A4A、RIN3、EPHA1、PICALM、CASS4、CLU、SORL1、PLCG2、SCIMP、FRMD4A、SPPL2A、MTHFD1L、STK24、DISC1、MPZL1、SLC4A1AP、TRIP4、MSRA、HS3ST1、ZNF224、AP2A2、FCGR2A、SCAF11、HLA-DQB1、NOD2、VPS1、SCARB2、GPNMB、VPS35、FBXO7、PARK7、INPP5F、DNAJC13、GCH1、NMD3、USP25、RAB7L1、SIPA1L2、MCCC1、SYNJ1、LRRK2、SNCA、PTRHD1、PINK1、GBA、TMEM163、GAK、FGF20、DLG2、DDRGK1、SREBF、BCKDK、PARK2、RAB39B、DNAJC6、SMPD1、TMEM175、STK39、BST1、MMP16、RIT2、FAM47E、CCDC62、TMEM229B、MAPT、SPPL2B、ITGA8、ATP13A2、DGKQ、STX1B、NUCKS1、ACMSD、HLA-DRA、HLA-DRB5、C9ORF72、SQSTM1、TARDBP、TBK1、VCP、PSEN1、FUS、CHMP2B、UBQLN2、CHCHD10、GRN、RAB38、CTSF、PSEN2、CYP27A1、BTNL2、及びMAPTから選択される1種または複数のタンパク質の発現及び/または活性を一緒に増強する1種または複数の薬剤を供給するために使用することができる。前記1種または複数の薬剤は、例えば、前述のタンパク質のサブセット、例えば、これらのタンパク質のうちの2、3、4、5、6、7、8、9、10種、またはそれ以上のサブセットの発現及び/または活性レベルを上昇させるために役立ち得る。
【0009】
1種または複数の目的のタンパク質の発現及び/または活性レベルを上昇させ、かつ本開示の組成物及び方法と併せて使用することができる薬剤には、タンパク質または複数のタンパク質をコードする核酸(例えば、マクロファージまたは小神経膠細胞において発現し得る核酸など)が含まれる。そのような核酸分子を、患者(例えば、例えばアルツハイマー病、パーキンソン病、またはFTLDなどのNCDを有すると診断されている患者)に、例えば、細胞の集団、例えば、核酸分子を含む細胞、例えば、万能性細胞(例えば、胚性幹細胞(ESC)または人工万能性幹細胞(ISPC))、多能性細胞(例えば、CD34+細胞、例えば、造血幹細胞(HSC)または骨髄前駆細胞(MPC)など)、血液系統前駆細胞(BLPCS;例えば、単球)、マクロファージ、ミクログリア前駆細胞、またはミクログリアの集団の形態で供給することができる。そのような細胞は、目的の核酸分子を、例えば、エピソームの形態で、または細胞ゲノムの組み込み成分として含んでよい。加えて、または別法では、目的のタンパク質のうちの1種または複数をコードする核酸分子を患者に、1種または複数のタンパク質をまとめてコードする1つまたは複数のウイルスベクターの形態で供給することができる。本開示の組成物及び方法と併せて使用することができる例示的なウイルスベクターにはとりわけ、本明細書に記載のレトロウイルス科ウイルスベクター、例えば、レンチウイルス、アルファレトロウイルス、またはガンマレトロウイルスが含まれる。一部の実施形態では、核酸分子(複数可)を患者に直接投与する。1種または複数の目的のタンパク質のレベルを増強する目的のために患者に供給することができる追加の薬剤には、1種または複数のタンパク質自体に加えて、干渉RNA分子、例えば、短鎖干渉RNA(siRNA)、短鎖ヘアピンRNA(shRNA)、及びマイクロRNA(miRNA)分子、さらには遺伝子発現を調節する小分子薬剤が含まれる。
【0010】
本開示の組成物及び方法は一部では、NCDを有する患者において特定の遺伝子の発現レベル及び/または対応するタンパク質産物の活性を調節することで、疾患を効果的に処置し、かつ随伴する総体的症状を緩和することができるという発見に基づく。加えて、本開示は一部では、遺伝子及びそれらのタンパク質産物の様々な組み分けの発現パターン及び/または活性レベルをそれぞれ変更することも、前述の障害を処置するために使用することができるという驚くべき発見に由来する。この後者のコンセプトは、特に革新的である。現在に至るまで、多くの遺伝子療法技術が、単一の先天性障害の処置のために単一の遺伝子を患者に送達することに焦点を当ててきた。本開示は、例えば、所与のNCDを処置するために、複数の遺伝子発現レベル及び/または対応するタンパク質活性レベルを操作するための組成物及び方法を提供する点において、独特である。
(【0011】以降は省略されています)

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