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公開番号
2025062576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2024167601
出願日
2024-09-26
発明の名称
超音波処置具
出願人
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
17/00 20060101AFI20250407BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】振動伝達部材の撓みを抑制しつつ、水密性を確保すること。
【解決手段】超音波処置具は、基端から先端に向けて超音波振動を伝達させる振動伝達部材12と、振動伝達部材12が内部に挿通されるチューブTIと、振動伝達部材12の外周面でかつ、超音波振動の節位置P1,P2に設けられるとともに、チューブTIの内周面に当接し、チューブTIよりも硬質な樹脂材料によって構成されている硬質部材16とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
基端から先端に向けて超音波振動を伝達させる振動伝達部材と、
前記振動伝達部材が内部に挿通されるチューブと、
前記振動伝達部材の外周面でかつ、前記超音波振動の節位置に設けられるとともに、前記チューブの内周面に当接し、前記チューブよりも硬質な樹脂材料によって構成されている硬質部材とを備える超音波処置具。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記硬質部材は、
C字状にそれぞれ形成され、当該C字状の内側に前記振動伝達部材がそれぞれ挿通される一対のCリングである請求項1に記載の超音波処置具。
【請求項3】
前記一対のCリングは、
同一形状である請求項2に記載の超音波処置具。
【請求項4】
前記Cリングは、
切欠き部が形成されることによりC字形状を有するCリング本体と、
前記Cリング本体から前記振動伝達部材の長手方向に沿って突出した突起部とを備え、
前記一対のCリングは、
一方の前記Cリングの前記切欠き部に他方の前記Cリングの前記突起部が配置された状態で、前記振動伝達部材に取り付けられる請求項2に記載の超音波処置具。
【請求項5】
前記硬質部材は、
前記振動伝達部材の外周面における超音波振動の節位置のうち、最も先端の節位置、及び先端から2番目の節位置の少なくとも一方に設けられている請求項1に記載の超音波処置具。
【請求項6】
前記硬質部材は、
ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニルサルフォン、及びポリオキシメチレンのいずれかの樹脂材料によって構成されている請求項1に記載の超音波処置具。
【請求項7】
前記硬質部材は、
円環状に形成され、前記振動伝達部材の長手方向の一端から他端に向けて延在するスリットを有する請求項1に記載の超音波処置具。
【請求項8】
前記スリットの少なくとも一部は、
前記振動伝達部材の長手方向に交差している請求項7に記載の超音波処置具。
【請求項9】
前記スリットは、
前記硬質部材における前記一端から前記他端に向けて螺旋状に延在する請求項7に記載の超音波処置具。
【請求項10】
前記硬質部材は、
切欠き部が形成されることによりC字形状を有するCリングと、
前記切欠き部を閉塞する蓋体とを備える請求項1に記載の超音波処置具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波処置具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、生体組織における処置の対象となる部位(以下、処置対象と記載)に対して処置エネルギとして超音波エネルギを付与することによって当該処置対象を処置する超音波処置具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の超音波処置具では、以下に示す振動伝達部材(超音波ブレード)、ジョー(ジョー部材)、ゴムライニング、及びパイプ(内側シース)が設けられている。
振動伝達部材は、基端から先端に向けて超音波振動を伝達させる。
ジョーは、振動伝達部材に対して開閉する。
ゴムライニングは、環形状を有し、振動伝達部材の外周面に設けられている。より具体的に、ゴムライニングは、超音波振動の節位置に設けられている。
パイプは、振動伝達部材が挿通され、内周面にゴムライニングの外周面が当接する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-2807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ゴムライニングは、比較的に柔軟な材質である。このため、ジョーを閉じた場合に、当該ゴムライニングが変形し、振動伝達部材が撓んでしまう。このように、振動伝達部材が撓むと、ジョーと当該振動伝達部材との間に存在する処置対象を確実に把持することが難しい。
【0006】
そこで、ゴムライニングの代わりに、当該ゴムライニングよりも剛性の高い硬質部材を採用することが考えられる。しかしながら、当該硬質部材を採用した場合には、上述した振動伝達部材の撓みを抑制することができるが、パイプ内を辿って液体が浸入し易い構造になってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、振動伝達部材の撓みを抑制しつつ、水密性を確保することができる超音波処置具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波処置具は、基端から先端に向けて超音波振動を伝達させる振動伝達部材と、前記振動伝達部材が内部に挿通されるチューブと、前記振動伝達部材の外周面でかつ、前記超音波振動の節位置に設けられるとともに、前記チューブの内周面に当接し、前記チューブよりも硬質な樹脂材料によって構成されている硬質部材とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る超音波処置具によれば、振動伝達部材の撓みを抑制しつつ、水密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態に係る処置システムを示す図である。
図2は、超音波処置具における先端部分の構成を説明する図である。
図3は、支持部材の構成を示す図である。
図4は、第1の支持部材の構成を説明する図である。
図5は、第1の支持部材の構成を説明する図である。
図6は、第1の支持部材による水密構造を説明する図である。
図7は、第1の支持部材による水密構造を説明する図である。
図8は、第1の支持部材による水密構造を説明する図である。
図9は、実施の形態の変形例1を説明する図である。
図10は、実施の形態の変形例1を説明する図である。
図11は、実施の形態の変形例1を説明する図である。
図12は、実施の形態の変形例2を説明する図である。
図13は、実施の形態の変形例3を説明する図である。
図14は、実施の形態の変形例3を説明する図である。
図15は、実施の形態の変形例3を説明する図である。
図16は、実施の形態の変形例4を説明する図である。
図17は、実施の形態の変形例4を説明する図である。
図18は、実施の形態の変形例4を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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