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公開番号
2025062561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2024082167
出願日
2024-05-20
発明の名称
情報処理方法及び情報処理装置
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
29/04 20060101AFI20250407BHJP(測定;試験)
要約
【課題】板厚推定技術を改善する。
【解決手段】設備構造物における被検査対象箇所の板厚を推定する情報処理方法であって、被検査対象箇所の撮影画像に基づいて特定される表面粗度、明度情報、及び前記被検査対象箇所の曲率に基づいて補正係数を算出することと、補正係数と、超音波センサにより測定された板厚測定値とに基づき、被検査対象箇所の板厚を推定することと、被検査対象箇所の板厚を出力することと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
設備構造物における被検査対象箇所の板厚を推定する情報処理方法であって、
被検査対象箇所の撮影画像に基づいて特定される表面粗度、明度情報、及び前記被検査対象箇所の曲率に基づいて補正係数を算出することと、
前記補正係数と、超音波センサにより測定された板厚測定値とに基づき、前記被検査対象箇所の板厚を推定することと、
前記被検査対象箇所の板厚を出力することと、
を含む情報処理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記板厚と、前記被検査対象箇所の元厚とに基づいて板厚減少率を算出し、当該板厚減少率が閾値を超える場合に、前記表面粗度に基づいて板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを推定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚減少率を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像において前記板厚減少率が前記閾値を超える箇所には、さらに、板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを示す情報が重畳されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
制御部を備え、設備構造物における被検査対象箇所の板厚を推定する情報処理装置であって、前記制御部は、
被検査対象箇所の撮影画像に基づいて特定される表面粗度、明度情報、及び前記被検査対象箇所の曲率に基づいて補正係数を算出し、
前記補正係数と、超音波センサにより測定された板厚測定値とに基づき、前記被検査対象箇所の板厚を推定し、
前記被検査対象箇所の板厚を出力する情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部はさらに、前記板厚と、前記被検査対象箇所の元厚とに基づいて板厚減少率を算出し、当該板厚減少率が閾値を超える場合に、前記表面粗度に基づいて板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを推定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部はさらに、前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部はさらに、前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚減少率を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部はさらに、前記設備構造物の2次元又は3次元の画像において前記板厚減少率が前記閾値を超える箇所には、さらに、板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、板厚推定技術に係る情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、配管の異常を点検する方法として特許文献1に記載の発明が知られている。特許文献1では可視光カメラ及びサーモカメラを用いて、配管の3次元形状を特定し、且つ、温度分布に基づいて配管内のダストの付着による異常、配管の摩耗、腐食による薄肉箇所を検出することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-148732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の発明ではサーモカメラによる温度分布に基づき配管異常を検出しているが、サーモ画像は測定環境の照度に依存することが知られており、腐食状況の評価が相対的になり、配管内部の腐食進行度合いを正確に判断することができないという問題があった。つまり板厚推定技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、板厚推定技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
設備構造物における被検査対象箇所の板厚を推定する情報処理方法であって、
被検査対象箇所の撮影画像に基づいて特定される表面粗度、明度情報、及び前記被検査対象箇所の曲率に基づいて補正係数を算出することと、
前記補正係数と、超音波センサにより測定された板厚測定値とに基づき、前記被検査対象箇所の板厚を推定することと、
前記被検査対象箇所の板厚を出力することと、
を含む。
【0007】
(2)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、(1)の情報処理方法であって、
前記板厚と、前記被検査対象箇所の元厚とに基づいて板厚減少率を算出し、当該板厚減少率が閾値を超える場合に、前記表面粗度に基づいて板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを推定することを特徴とする。
【0008】
(3)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、(1)又は(2)の情報処理方法であって、
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする。
【0009】
(4)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、(2)の情報処理方法であって、
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像に、前記板厚減少率を示す情報を重畳して表示部に表示することを特徴とする。
【0010】
(5)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、(4)の情報処理方法であって、
前記設備構造物の2次元又は3次元の画像において前記板厚減少率が前記閾値を超える箇所には、さらに、板厚減少の原因が内面腐食であるか外面腐食であるかを示す情報が重畳されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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