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公開番号
2025062183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171072
出願日
2023-10-02
発明の名称
電子機器、圧力取得方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
主分類
G01C
5/06 20060101AFI20250407BHJP(測定;試験)
要約
【課題】圧力センサで検出される圧力の値の正確性を確保しつつ消費電力を低減する。
【解決手段】電子機器100は、ユーザの体動を検出する体動検出部160と、圧力を検出する圧力検出部150と、体動検出部160から体動の大きさを示す体動データを取得し、取得した体動データの経時的な変化から求められる周期に基づくタイミングで、圧力検出部150から圧力の値を示す圧力データを取得する、制御部110と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの体動を検出する体動検出部と、
圧力を検出する圧力検出部と、
前記体動検出部から前記体動の大きさを示す体動データを取得し、
取得した前記体動データの経時的な変化から求められる周期に基づくタイミングで、前記圧力検出部から前記圧力の値を示す圧力データを取得する、
制御部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
取得した前記体動データの経時的な変化に基づいて歩数をカウントし、
前記周期に基づくタイミングとして、カウントした前記歩数における所定の歩数毎のタイミングで前記圧力検出部から圧力データを取得する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御部は、
前記体動データの経時的な変化における極大値を検出したタイミングで歩数をカウントする、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記極大値には、前記ユーザが左足を着地させたときの極大値と、右足を着地させたときの極大値と、の2種類の極大値があり、
前記制御部は、
前記2種類の極大値のいずれが検出されたタイミングでも歩数をカウントする、
請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、
前記歩数の偶数歩毎のタイミングで前記圧力検出部から圧力データを取得する、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、
取得した前記体動データの経時的な変化に周期が検出されるか否かを判定し、
前記周期が検出されない場合、第1サンプリング周期で前記圧力検出部から圧力データを取得し、
前記周期が検出された場合、前記周期に基づいた第2サンプリング周期で前記圧力検出部から圧力データを取得する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御部は、
取得した前記体動データの所定時間内における単位時間ごとの極大値の数の分散が所定の閾値以下だった場合に、周期的な変化をしていると判定して、周期に基づくタイミングで、前記圧力検出部から圧力データを取得する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、
前記所定時間の秒数を前記所定時間内における前記極大値の総数で割った値に基づいて前記周期を決定する、
請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
圧力を検出する圧力検出部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
第1サンプリング周期で前記圧力検出部から取得された気圧データの経時的な変化に周期が検出されるか否かを判定し、
前記周期が検出されない場合は、所定の時間、前記第1サンプリング周期で前記圧力検出部から圧力データを取得し、
前記周期が検出された場合は、所定の時間、前記周期に基づいた第2サンプリング周期で前記圧力検出部から圧力データを取得し、
前記所定の時間が経過した後、再度、前記第1サンプリング周期で前記圧力検出部から取得された圧力データの経時的な変化に周期が検出されるか否かを判定し、判定結果に基づく周期で前記所定の時間、前記圧力検出部から圧力データを取得することを繰り返す、
電子機器。
【請求項10】
前記第1サンプリング周期は、前記第2サンプリング周期よりも短い周期のサンプリング周期である、
請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、圧力取得方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートウォッチ、活動量計等のウェアラブル端末のように、腕に装着して、ユーザの歩数、活動量等を計測して表示する電子機器が開発されてきている。このような電子機器で用いられる技術として、例えば特許文献1には、気圧センサを用いて高度を取得する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-8806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術は、気圧センサの検出結果に基づいて高度を取得する。その際、判定した移動状態の種別に基づいて気圧センサが気圧を検出する周期を変更する。具体的には、歩いていると判定された場合よりも走っていると判定された場合に気圧を検出する周期を短くし、走っていると判定された場合よりも自転車に乗っていると判定された場合に気圧を検出する周期をさらに短くする。気圧センサで気圧を検出する頻度を高くすると消費電力も高くなるが、気圧を検出する周期をこのように制御することにより、移動速度が遅い場合には検出周期が長くなり、気圧センサによる電力の消費を抑えることができる。しかし、体動があると振動や風圧等の影響を受け、気圧センサで検出される気圧の値は不安定になる。例えば防水型気圧センサは圧力を検出する素子が防水のためにゲルで覆われており、このゲルが加速度の影響を受けると圧力を検出する素子を圧迫したり引っ張ったりしてしまって、検出される気圧の値が本来の気圧よりも大きくなったり小さくなったりしてしまう。このため、移動状態の種別に基づいて単純に周期を変更すると、気圧センサで検出される気圧の値に含まれる誤差が大きくなってしまう。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、圧力センサで検出される圧力の値の正確性を確保しつつ消費電力を低減することを可能にする電子機器、圧力取得方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器の一態様は、
ユーザの体動を検出する体動検出部と、
圧力を検出する圧力検出部と、
前記体動検出部から前記体動の大きさを示す体動データを取得し、
取得した前記体動データの経時的な変化から求められる周期に基づくタイミングで、前記圧力検出部から前記圧力の値を示す圧力データを取得する、
制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、圧力センサで検出される圧力の値の正確性を確保しつつ消費電力を低減することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る電子機器の機能構成の一例を示すブロック図である。
実施形態1に係る電子機器をユーザの左手首に装着した状態を示す図である。
実施形態1に係る電子機器で検出される加速度の一例を示す図である。
実施形態1に係る電子機器で検出される気圧値及び算出される高度値の一例を同じ時間軸で対比して示した図である。
実施形態1に係るメイン処理のフローチャートの一例である。
実施形態1に係る気圧計測処理のフローチャートの一例である。
実施形態2に係るメイン処理のフローチャートの一例である。
実施形態2に係る歩数計測処理のフローチャートの一例である。
実施形態2に係る電子機器で検出される加速度及び気圧値並びに算出される高度値の一例を同じ時間軸で対比して示した図である。
実施形態2に係る気圧計測処理のフローチャートの一例である。
実施形態3に係る電子機器の機能構成の一例を示すブロック図である。
実施形態3に係る気圧計測処理のフローチャートの一例の第1の部分である。
実施形態3に係る気圧計測処理のフローチャートの一例の第2の部分である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態に係る電子機器等について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
実施形態1に係る電子機器は、ユーザの腕に装着されて、気圧センサにより現在値の高度(標高)を測定したり、モーションセンサによりユーザの活動量を測定したりすることができる情報処理装置であり、例えばスマートウォッチや電子時計である。
(【0011】以降は省略されています)
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