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公開番号
2025061998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025014764,2021145448
出願日
2025-01-31,2021-09-07
発明の名称
水位センサ
出願人
積水樹脂株式会社
代理人
主分類
G01F
23/296 20220101AFI20250404BHJP(測定;試験)
要約
【課題】荒天時においても継続的に観測が可能であって、しかも、施工性に優れた水位センサ100を提供する。
【解決手段】所定の方向に超音波を送波し、前記送波した超音波の反射波を受波する送受波部11と、超音波の送波情報と受波情報を通信する通信部12と、給電するための電源部13と、電源部13からの給電とその停止を切り替えるための開閉器14と、を備えたセンサ本体10と、センサ本体10が収納された筐体20と、筐体20が固定される連結部材30と、を備え、連結部材30には、筐体20が左右に2個取付けられ、左側の筐体20においては、筐体20の左側方側から操作可能な位置に開閉器14が配置されており、右側の筐体20においては、該筐体20の右側方側から操作可能な位置に開閉器14が配置されるように構成する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水位を計測するセンサ本体と、
前記センサ本体が収納された筐体と、
前記筐体が固定される連結部材と、を備え、
前記センサ本体は、
給電するための電源部と、
前記電源部からの給電とその停止を切り替えるための開閉器と、を備え、
前記連結部材には、前記筐体が左右に2個取付けられ、
左側の前記筐体においては、該筐体の左側方側から操作可能な位置に前記開閉器が配置されており、
右側の前記筐体においては、該筐体の右側方側から操作可能な位置に前記開閉器が配置されている
ことを特徴とする水位センサ。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記開閉器は、マグネットスイッチである
ことを特徴とする請求項1に記載の水位センサ。
【請求項3】
前記センサ本体は、送受波部を備え、
前記筐体の下壁部には、ホーンが下向きに取付けられ、
左側の前記筐体は、下壁部の左側に前記ホーンが取付けられており、
右側の前記筐体は、下壁部の右側に前記ホーンが取付けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の水位センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、並列型のセンサ本体を備えた水位センサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、河川の水位の変化や道路の冠水を観測する測量装置が利用されている。装置としては、主に実際に水位を測量するセンサと、測量したデータを管理者等に通信するための通信部とから構成されている。センサとしては、水位を直接感知する直接方式と、水位を間接的に測量する間接方式とが挙げられる。
【0003】
直接方式の場合は、水圧センサが多く用いられており、そのセンサの先端側が通常の水位箇所にある。センサは水位が上昇しても水没しない箇所に設置されるので、装置自体が大掛かりになりやすい。また、水位を計測するためには、設置現場で原点位置の設定する作業が必要であり、専門知識を有する技術者でなれれば施工が困難であった。
【0004】
間接方式の場合は、例えば、超音波発信器より超音波を送波し、対象物、例えば、水面や地面等で反射する反射波を受波する時間から距離を算出する超音波センサが用いられている。例えば、引用文献1には、河川の水位及び流速を観測する河川観測システムにおいて、第1の超音波送受信器を用いて所定のタイミングで超音波を送信するとともにその反射波を受信して、その送受信の時間差に基づき河川を流れる水の水位を検出する水位計測手段と、第2の超音波送受信器を用いて前記水位計測手段とは異なるタイミングで超音波を送信するとともにその反射波を受信して、その送受信の周波数変化に基づき前記水の流速を検出する流速計測手段とを備えることを特徴とする河川観測システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許3701834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
測量装置への給電手段としては、主に商用電源、太陽電池、内蔵電池を挙げることができる。商用電源による給電が最も汎用的と考えられるが、設備が大掛かりになりやすいので、設置費用がかかる。加えて、河川の水位や、道路の冠水等を観測するために超音波センサを利用する場合、河川の水位上昇や道路の冠水は、荒天時に生じるところ、停電により商用電源から給電できない場合があり、つまり、最も必要な時に超音波センサが稼働しないおそれがある。太陽電池の場合は、荒天が続くと、装置に給電されなくなるおそれがあり、商用電源と同様に最も必要な時に超音波センサが稼働しないおそれがある。
【0007】
内蔵電池の場合は、荒天時においても給電が可能であるが、定期的に内蔵電池の交換作業又は充電作業が必要となるため、この作業時期と荒天時が重なると、やはり、最も必要な時に超音波センサが稼働しないおそれがあった。
【0008】
本発明は、前記の如き問題点を解消し、荒天時においても継続的に観測が可能であって、しかも、施工性に優れた水位センサを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち本発明に係る水位センサは、水位を計測するセンサ本体と、前記センサ本体が収納された筐体と、前記筐体が固定される連結部材と、を備え、前記センサ本体は、給電するための電源部と、前記電源部からの給電とその停止を切り替えるための開閉器と、を備え、前記連結部材には、前記筐体が左右に2個取付けられ、左側の前記筐体においては、該筐体の左側方側から操作可能な位置に前記開閉器が配置されており、右側の前記筐体においては、該筐体の右側方側から操作可能な位置に前記開閉器が配置されていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明において、前記開閉器は、マグネットスイッチとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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