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公開番号2025061527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025008289,2022175290
出願日2025-01-21,2013-12-18
発明の名称システム、受信装置及びプログラム
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類B60C 23/04 20060101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の搭乗者による情報の視認及び情報の取得を妨げることがなく、運転者がタイヤ点検、交換等を行う場所までの運転を妨げることがないシステム。
【解決手段】車両の搭乗者が視認可能な表示器5に、情報を表示させるための制御を行うシステムにおいて、車両の搭乗者に当該車両が備えるタイヤの異常を視認させる表示を、当該車両の搭乗者が必要とする他の情報の視認を妨げない態様で表示させる制御を行う制御部18を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
車両に備えるタイヤの空気圧の状態に基づいて警告の音声を出力させる機能を備えたシステムであって、
タイヤの空気圧があらかじめ設定された規定値を所定割合下回った場合、第一の警告の音声を出力させる機能と、
タイヤの空気圧が所定値以下の場合、前記第一の警告とは異なる警告の音声である第二の警告の音声を出力させる機能とを備えたこと
を特徴とするシステム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記タイヤの空気圧があらかじめ設定された規定値を所定割合下回った場合に出力させる第一の警告の音声は、燃費に影響が出る旨の音声を備えるのに対し、
前記タイヤの空気圧が所定値以下の場合に出力させる前記第一の警告とは異なる警告の音声である第二の警告の音声は、パンクのおそれがある旨の音声を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
タイヤの空気圧があらかじめ設定された規定値を所定割合超えた場合、前記第一の警告とも前記第二の警告とも異なる警告である第三の警告の音声を出力させる機能を備えたこと
を特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
【請求項4】
車両の搭乗者からの停止指示の入力により、一時的に前記音声の出力が止め、所定の時間が経過したら、また前記音声の出力がなされるようにする機能を備えたこと
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
タイヤの空気圧の状態に関する情報に変化がない場合に、前記音声の出力を停止させる機能を備えたこと
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載のシステムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、タイヤの異常を車両の搭乗者に知らせるシステム、受信装置及びプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両の搭乗者に、タイヤの異常を報知するシステムが提案されている。例えば、特許文献1は、タイヤの空気圧を自動的に測定し、規定値より空気圧が低下した場合、ドライバに警報を出すシステムを開示している。さらに、特許文献1は、スペアタイヤについても、保管中、使用中に空気圧をモニタできるシステムを提案している。このシステムは、車両の搭載された表示装置の画面全体に、タイヤの異常を説明する文章を表示することにより、タイヤの異常を報知している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2003-228787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、車両に搭載される表示装置は、単一の目的に用いられることは少なく、多種多様な情報を表示するために用いられる。例えば、車載用電子機器が、ナビゲーション装置としての機能を備えている場合には、表示装置は、地図画面を表示する。
【0005】
また、例えば、車載用電子機器が、レーダー探知機としての機能を備えている場合には、ターゲットの警報時には、警報画面が表示される他、警報がない時に、運転に役立つ種々の情報が表示される。運転に役立つ種々の情報としては、例えば、地図、時計、速度等の表示がある。
【0006】
しかし、タイヤの異常が検知された場合に、全ての表示に優先して画面全体に、タイヤの異常を説明する文章を表示することは、車両の搭乗者の他の情報の視認及び情報の取得を妨げることになる。特に、運転者にとって、運転中に必要な情報の取得が妨げられるので、タイヤ点検、交換等を行う場所までの運転の妨げになる可能性がある。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決するために提案されたものであり、車両の搭乗者による情報の視認及び情報の取得を妨げることがなく、運転者がタイヤ点検、交換等を行う場所までの運転を妨げることがないシステム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明は、 (1)搭乗者が視認可能な表示手段に、情報を表示させるための制御を行うシステムにおいて、車両の搭乗者に当該車両が備えるタイヤの異常を視認させる表示を、当該車両の搭乗者が必要とする他の情報の視認を妨げない態様で、前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、安全な場所での停止、タイヤ点検、タイヤ交換を、車両の搭乗者に促すことができる。しかも、タイヤの異常を視認させる表示が、車両の搭乗者が必要とする他の情報の視認を妨げないので、車両の搭乗者による情報取得の妨げとならない。車両の搭乗者は、必要とする情報を妨げられることなく継続して取得できるので、感情を害することもない。さらに、車両の搭乗者のうちの運転者にとっては、運転中に必要な情報を継続して得られるので、運転の妨げにならず、タイヤ点検、交換等を行う場所までの安全な運転を維持できる。
【0010】
表示手段は、例えば、車両の搭乗者が視覚的に認識できる表示ができるものとするとよい。例えば、表示手段を、表示画面としてもよく、複数の発光部材としてもよい。このようにすれば、種々の機器に適用させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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