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公開番号2025068693
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178636
出願日2023-10-17
発明の名称システム等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類A63B 69/00 20060101AFI20250422BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】測定装置が行う所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定の結果を、その測定装置の周辺に存在する通信端末のユーザと共有する際の利便性を高めるための技術を提供すること。
【解決手段】システム1は、測定装置10と、複数の通信端末20と、を備える。測定装置10は、所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定を行う機能と、所定の無線通信方式によるブロードキャスト通信を行うことにより、複数の通信端末20のうち所定範囲内に存在する1又は2以上の第1通信端末20を検出する機能と、前記測定が行われると、検出した1又は2以上の第1通信端末20の各々に宛てて、前記測定の結果を示す測定データを送信する機能と、を有する。複数の通信端末20の各々は、前記測定データを受信する機能と、受信した前記測定データに基づく表示を行う機能と、を有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
測定装置と、
複数の通信端末と、
を備え、
前記測定装置は、
所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定を行う機能と、
所定の無線通信方式によるブロードキャスト通信を行うことにより、前記複数の通信端末のうちの所定範囲内に存在する1又は2以上の第1通信端末を検出する機能と、
前記測定が行われると、検出した前記1又は2以上の第1通信端末の各々に宛てて、前記測定の結果を示す測定データを送信する機能と、
を有し、
前記複数の通信端末の各々は、
前記測定装置により自通信端末宛てに送信された前記測定データを受信する機能と、
受信した前記測定データに基づく表示を行う機能と、
を有するシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記対象物として、第1対象物と第2対象物とがあり、
前記測定を行う機能は、
前記第1対象物に関する測定を行う第1モードと、前記第2対象物に関する測定を行う第2モードとのいずれかのモードに設定して、測定を行うものであり、
前記表示を行う機能は、
前記第1モードと前記第2モードとのいずれかに切り替えられると、その切り替え後のモードに応じて、前記測定データに基づく表示を行う画面のモードを切り替える
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記測定装置は、
第1表示部と、
前記測定の結果を前記第1表示部に表示させる機能と、
を有し、
前記複数の通信端末の各々は、
前記第1表示部よりも多様な表現で情報を表示可能な第2表示部を有し、
前記表示を行う機能は、
受信された前記測定データに基づく情報を、前記第2表示部に表示させる
を有する請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項4】
前記第2表示部は、長方形の表示領域を有し、
前記表示する機能は、
自通信端末の姿勢が、前記表示領域の長辺が縦になる第1姿勢であるときには、前記表示領域を縦方向に区分した複数の領域の各領域に、前記測定データに基づく表示をし、
自通信端末の姿勢が、前記表示領域の短辺が縦になる第2姿勢であるときには、前記複数の領域のいずれかの領域に表示される前記測定データに基づく表示を、前記第1姿勢のときよりも拡大して表示させる
請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記第2表示部は、長方形の表示領域を有し、
前記表示する機能は、
自通信端末の姿勢が、前記表示領域の長辺が縦になる第1姿勢であるときには、前記測定データに基づいて詳細情報を表示し、
自通信端末の姿勢が、前記表示領域の短辺が縦になる第2姿勢であるときには、前記競技を行う競技者向けの情報を表示する
請求項3に記載のシステム。
【請求項6】
前記送信する機能は、
前記測定が行われると、所定の期間だけ前記測定データを送信し、次の測定が行われると、当該次の測定に対応する前記測定データを所定の期間だけ送信し、
前記表示する機能は、
受信した最新の前記測定データに基づく表示を行う
請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記複数の通信端末の各々は、
前記競技が行われているときに撮像部から撮像情報を取得する機能と、
前記測定データと前記撮像情報とを関連付けて記録する機能と、
を有し、
前記表示を行う機能は、
記録された前記測定データと前記撮像情報とに基づく表示を、前記第1表示部を用いて同時に行う
請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記測定を行う機能は、マイクロ波ドップラーセンサを用いて前記対象物に関する測定を行う
請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記競技として野球又はソフトボールがあり、
前記測定データに基づく表示は、前記対象物であるボールの速度であってホームベースへの到達予測速度を含む
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記測定の結果として前記ボールが移動した距離があり、
前記表示を行う機能は、
前記移動した距離が所定の距離範囲外である場合は、前記到達予測速度を非表示とする
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム等
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
スポーツに関する速度の測定結果を表示する情報処理装置が知られている。特許文献1は、ゴルフ用の速度測定結果を表示する情報処理装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-152291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、新しい技術を提供することで、例えば、測定装置が行う所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定の結果を、その測定装置の周辺に存在する通信端末のユーザと共有する際の利便性を高めるための技術を提供することである。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば以下の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、以下のとおりである。
【0007】
(1)測定装置と、複数の通信端末と、を備え、前記測定装置は、所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定を行う機能と、所定の無線通信方式によるブロードキャスト通信を行うことにより、前記複数の通信端末のうちの所定範囲内に存在する1又は2以上の第1通信端末を検出する機能と、前記測定が行われると、検出した前記1又は2以上の第1通信端末の各々に宛てて、前記測定の結果を示す測定データを送信する機能と、を有し、前記複数の通信端末の各々は、前記測定装置により自通信端末宛てに送信された前記測定データを受信する機能と、受信した前記測定データに基づく表示を行う機能と、を有するシステムが提供されるとよい。
【0008】
このようにすると、測定装置が行う所定の競技に用いられる所定の対象物に関する測定の結果を、その測定装置の周辺に存在する通信端末のユーザと共有する際の利便性を高めることができる。特に、測定装置は、所定の無線通信方式によるブロードキャスト通信を行うことにより検出した第1通信端末の各々に宛てて、測定データを送信するので、測定装置や通信端末のユーザが、事前に、測定装置と通信端末とのペアリングの設定を行わなくても、測定の結果の共有をすることができる。また、競技においては、競技者の近くには、その家族や監督、コーチ、チームメイトといった複数人が居ることも多く、その結果、各人が使用する通信端末が複数(例えば、多数)存在することも多い。そのような場合に、各人の通信端末に測定データが送信されるので、競技者の近くにいる複数人での測定の結果の共有を、容易に実現することができる。また、対象物に関する測定の結果は、秘密性の高い情報を含むことは少ないと考えられるから、通信端末のユーザとの共有に際して、プライバシー等の観点よりもユーザの利便性の確保を優先するメリットは、大きい。
【0009】
所定の競技としては、スポーツ競技とするとよく、特に、野球又はソフトボールとするとよい。対象物としては、競技に用いられる道具とすると特に良く、スポーツ競技の場合はスポーツ用具とすると特に良く、野球又はソフトボールの場合は、ボール又はバットとすると特に良い。対象物としては、競技に用いられる道具以外としてもよく、競技を行う競技者の身体の部位(例えば、競技者の腕や足)等としてもよい。スポーツ競技としては、野球又はソフトボール以外の競技としてもよく、ゴルフやテニスといった球技、陸上競技(例えば、短距離走)等としてもよい。ブロードキャスト通信としては、いわゆるアドバタイズと呼ばれる通信とするとよく、無線通信方式としては、BLE(Bluetooth Low Energy)とすると特に良い。測定の結果を示す測定データは、その測定後速やかに通信端末に送信されて表示されるとよく、特に、リアルタイムで送信されて通信端末に表示されると特に良い。測定データは、測定後、所定の時間だけ送信されるようにするとよい。測定装置としては、対象物に関する測定に特化した装置としてもよく、対象物の速度を測定するスピードガンとしての機能を有する装置とすると特に良い。通信端末としては、対象物に関する測定の結果を表示することに特化していない、汎用的に使用される端末とするとよく、スマートフォンやタブレット型コンピュータといった携帯型の通信端末とすると、特に良い。
【0010】
(2)前記対象物として、第1対象物と第2対象物とがあり、前記測定を行う機能は、前記第1対象物に関する測定を行う第1モードと、前記第2対象物に関する測定を行う第2モードとのいずれかのモードに設定して、測定を行うものであり、前記表示を行う機能は、前記第1モードと前記第2モードとのいずれかに切り替えられると、その切り替え後のモードに応じて、前記測定データに基づく表示を行う画面のモードを切り替えるとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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