TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025060992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025000084,2021516280
出願日2025-01-06,2020-04-24
発明の名称アデノシンリン酸を含有するO/W型高粘度乳化組成物
出願人大塚製薬株式会社
代理人個人,個人
主分類A61K 8/55 20060101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本願はアデノシンリン酸および/またはその塩、およびアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する、O/W型高粘度乳化組成物に関する。
【解決手段】本開示は、アデノシンリン酸および/またはその塩、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、油分、および水を含み、かつ、膨潤型増粘剤、会合型増粘剤、多糖類およびその誘導体、およびその混合物から選択される水溶性高分子および/または有機性アルカリであるpH調整剤を含有し、粘度が10,000mPa・s以上である、O/W型乳化組成物を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
成分(A)、成分(B)、成分(E)、および成分(F)を含み、かつ、成分(C)および/または成分(D)を含有し、粘度が10,000mPa・s以上である、O/W型乳化組成物:
成分(A):アデノシンリン酸および/またはその塩;
成分(B):アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体;
成分(C):膨潤型増粘剤、会合型増粘剤、多糖類およびその誘導体、およびその混合物から選択される水溶性高分子;
成分(D):有機性アルカリであるpH調整剤;
成分(E):油分;
成分(F):水。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
成分(B)が分子量10万~500万のアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
成分(D)が、トロメタミン、アミノメチルプロパンジオール、アミノメチルプロパノール、アルギニン、およびその混合物から選択される有機性アルカリであるpH調整剤である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
成分(C)が、ウレタン会合型増粘剤である水溶性高分子である、請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
pHが5.5~7.5である、請求項1~4いずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
成分(A):アデノシンリン酸および/またはその塩;
成分(B):(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー;
成分(D):トロメタミンおよび/またはアルギニン;
成分(E):油分;および
成分(F):水、
を含有し、粘度が20,000~40,000mPa・sであり、かつpHが6~7である、請求項1~5のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項7】
成分(A):アデノシンリン酸および/またはその塩;
成分(B):(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー;
成分(C):(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー;
成分(E):油分;および
成分(F):水、
を含有し、粘度が20,000~40,000mPa・sである、請求項1~6のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項8】
成分(A)を0.001~10重量%含有し、
成分(B)を0.05~5重量%含有し、
成分(E)を1~60重量%含有
する、請求項1~7のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項9】
成分(C)を0.01~20重量%含有する、請求項1~8のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項10】
成分(A):アデノシンリン酸および/またはその塩 1.5~3.5重量%;
成分(B):(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー0.4~0.8重量%;
成分(D):トロメタミンおよび/またはアルギニン;
成分(E):油分 5~20重量%;および
成分(F):水、
を含有し、粘度が20,000~40,000mPa・sであり、かつpHが6~7である、請求項1~9のいずれか1項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願はアデノシンリン酸および/またはその塩、およびアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する、O/W型高粘度乳化組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
アデノシンリン酸は保湿効果や美白効果を有することが知られ、既にアデノシンリン酸を含有する化粧料は種々検討されており(例えば特許文献1)、上市もされている。
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体は、さっぱりとした瑞々しい使用感のゲルクリームや乳液の製剤化に適した高分子乳化剤として知られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2002/41853号
【0004】
本明細書において引用する先行技術文献の開示は全て参照することにより、本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明者らはアデノシンリン酸とアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する高粘度(10,000mPa・s以上)のO/W型乳化組成物の開発を試みたが、その際に乳化安定性の良い組成物を得られないという問題に直面した。本願発明の課題は、乳化安定性の良い、アデノシンリン酸および/またはその塩とアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する高粘度(10,000mPa・s以上)O/W型乳化組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、意外にも特定の水溶性高分子および特定のpH調整剤がそれぞれ、アデノシンリン酸および/またはその塩とアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を含有する組成物の乳化安定性を向上させることを見出した。
加えて、融点が30℃以上の非結晶性高融点油剤;油性成分のゲル化剤;および/またはシリコーン感触改良剤をさらに加えることで、当該組成物の使用感がさらに向上することを見出した。
【0007】
すなわち本願は、下記の発明の態様を提供する。
【0008】
〔1〕 成分(A)、成分(B)、成分(E)、および成分(F)を含み、かつ、成分(C)および/または成分(D)を含有し、粘度が10,000mPa・s以上(例えば10,000~200,000mPa・s、15,000~150,000mPa・s、20,000~100,000mPa・s、20,000~40,000mPa・s)である、O/W型乳化組成物:
成分(A):アデノシンリン酸および/またはその塩;
成分(B):アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体;
成分(C):膨潤型増粘剤、会合型増粘剤、多糖類およびその誘導体、およびその混合物から選択される水溶性高分子;
成分(D):有機性アルカリであるpH調整剤;
成分(E):油分;
成分(F):水。
【0009】
〔2〕 成分(B)が分子量10万~500万のアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体である、〔1〕に記載の組成物。
【0010】
〔3〕 成分(B)がアルキル基の炭素数が8~35のアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体である、〔1〕または〔2〕に記載の組成物。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

イーエヌ大塚製薬株式会社
絞り具
1か月前
イーエヌ大塚製薬株式会社
スパウト付容器
1か月前
大塚製薬株式会社
複素環化合物を含有する経口医薬組成物
1日前
大塚製薬株式会社
アデノシンリン酸を含有するO/W型高粘度乳化組成物
1か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
シャンプー
16日前
個人
服薬支援装置
1か月前
株式会社結心
手袋
2か月前
個人
歯列矯正用器具
2か月前
個人
腰用サポーター
2か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
8日前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
1か月前
株式会社ファンケル
化粧料
2か月前
香栄興業株式会社
皮膚外用剤
1か月前
株式会社ダリヤ
化粧料組成物
1か月前
株式会社ダリヤ
染毛料組成物
1か月前
株式会社ダリヤ
染毛料組成物
2日前
個人
手指と掌のマッサージ具
1か月前
株式会社竹村製作所
入浴装置
2か月前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
2か月前
株式会社ノエビア
美白化粧料
1か月前
合同会社デボラ
他動運動装置
2か月前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
1か月前
株式会社ミュー
医療装置
2か月前
日光ケミカルズ株式会社
洗浄剤
1か月前
株式会社ルル
アイマスク
1か月前
日油株式会社
皮膚化粧料
2か月前
日本精化株式会社
乳化剤組成物
1か月前
株式会社ニデック
眼底撮影装置
1か月前
続きを見る