TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025060121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170653
出願日
2023-09-29
発明の名称
衝撃検出装置および衝撃検出方法
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G01P
15/00 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両に加わる衝撃を精度よく検出することができる衝撃検出装置および衝撃検出方法を提供する。
【解決手段】本開示の衝撃検出装置は、車両に生じた加速度を時間の経過と関連付けて記憶する記憶部と、所定期間における前記加速度の変化率に基づいて、前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する判定部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に生じた加速度を時間の経過と関連付けて記憶する記憶回路と、
所定期間における前記加速度の変化率に基づいて、前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する判定回路と、
を備える、衝撃検出装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記判定回路は、
前記所定期間の各タイミングにおける前記加速度が所定の加速度閾値以上であるか否かに基づいて、前記タイミング毎に前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定し、
前記タイミング毎の変化率に基づいて、当該タイミングにおける判定に用いる前記加速度閾値を変更する、
請求項1に記載の衝撃検出装置。
【請求項3】
前記判定回路は、前記変化率が所定値未満である場合に、前記加速度閾値を第1の値に設定し、前記変化率が前記所定値以上である場合に、前記加速度閾値を前記第1の値より小さい第2の値に設定する、
請求項2に記載の衝撃検出装置。
【請求項4】
前記判定回路は、前記所定期間の各タイミングにおける前記所定値を、各タイミングにおける加速度に基づいて変更する、
請求項3に記載の衝撃検出装置。
【請求項5】
車両の速度および加速度をそれぞれ時間の経過と関連付けて記憶する記憶回路と、
第1タイミングにおける前記加速度が所定の加速度閾値以上であるか否かに基づいて、前記第1タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する判定回路と、
を備え、
前記判定回路は、前記第1タイミングから所定時間経過した第2タイミングにおける前記速度に基づいて、前記加速度閾値を変更する、
衝撃検出装置。
【請求項6】
前記判定回路は、前記第2タイミングにおける前記速度が所定の速度閾値以上である場合、前記加速度閾値を第1の値に設定し、前記第2タイミングにおける前記速度が前記速度閾値未満である場合、前記加速度閾値を前記第1の値より小さい第2の値に設定する、
請求項5に記載の衝撃検出装置。
【請求項7】
前記車両の加速度に対するフィルタリング処理と、フィルタリング後の前記加速度に基づいて前記車両の速度を算出する速度算出回路をさらに備え、
前記記憶回路は、前記算出された前記車両の速度を記憶する、
請求項5または6に記載の衝撃検出装置。
【請求項8】
車両に生じた加速度を時間の経過と関連付けて記憶し、
所定期間における前記加速度の変化率に基づいて、前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する、
衝撃検出方法。
【請求項9】
前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かは、前記所定期間の各タイミングにおける前記加速度が所定の加速度閾値以上であるか否かに基づいて、判定され、
前記所定期間の各タイミングにおける前記加速度は、前記タイミング毎の変化率に基づいて、変更される、
請求項8に記載の衝撃検出方法。
【請求項10】
前記変化率が所定値未満である場合に、前記加速度閾値は第1の値に設定され、
前記変化率が前記所定値以上である場合に、前記加速度閾値は前記第1の値より小さい第2の値に設定される、
請求項9に記載の衝撃検出方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に加わる衝撃を検出する衝撃検出装置および衝撃検出方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に対する加害行為を検出する装置が例えば特許文献1などに開示されている。特許文献1には、自車両に対する当て逃げが発生した場合に、当て逃げの発生の検出と加害車両の特定とを行うことができる加害行為検出装置が開示されている。特許文献1の加害行為検出装置では、衝撃検出手段による衝撃の検出と、カメラによる衝撃があった方向の撮影および録画とによって、当て逃げの発生の検出と加害車両の特定とを行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-302017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、衝撃検出手段は車両に加わる減速度(加速度)の変化に基づいて衝撃を検出する。しかしながら、車両に衝撃が与えられた場合以外にも車両に減速度が加わることはあるため、特許文献1に開示された技術では、誤検出が生じうる。具体的には、強い風が車両に吹き付けた場合、または機械式駐車場に駐車された場合などに車両が揺れると、衝撃検出手段が誤検出をしてしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、車両に加わる衝撃を精度よく検出することができる衝撃検出装置および衝撃検出方法を提供することに資する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る衝撃検出装置は、車両に生じた加速度を時間の経過と関連付けて記憶する記憶回路と、所定期間における前記加速度の変化率に基づいて、前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する判定回路と、を備える。
【0007】
本開示の一態様に係る衝撃検出装置は、車両の速度および加速度をそれぞれ時間の経過と関連付けて記憶する記憶回路と、第1タイミングにおける前記加速度が所定の加速度閾値以上であるか否かに基づいて、前記第1タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する判定回路と、を備え、前記判定回路は、前記第1タイミングから所定時間経過した第2タイミングにおける前記速度に基づいて、前記加速度閾値を変更する。
【0008】
本開示の一態様に係る衝撃検出方法は、車両に生じた加速度を時間の経過と関連付けて記憶し、所定期間における前記加速度の変化率に基づいて、前記所定期間の各タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する。
【0009】
本開示の一態様に係る衝撃検出方法は、車両の速度を時間の経過と関連付けて記憶し、第1タイミングにおける前記加速度が所定の加速度閾値以上であるか否かに基づいて、前記第1タイミングにおいて前記車両に衝撃が与えられたか否かを判定する、衝撃検出方法であって、前記車両に衝撃が与えられたか否かの判定において、前記第1タイミングから所定時間経過した第2タイミングにおける前記速度に基づいて、前記加速度閾値を変更する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、車両に加わる衝撃を精度よく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
位置検出装置
6日前
株式会社ハシマ
検針機
9日前
東レ株式会社
シート状物の検査方法
4日前
エイブリック株式会社
電流検出回路
3日前
株式会社チノー
放射光測温装置
3日前
東ソー株式会社
自動分析装置及び方法
6日前
株式会社 キョーワ
食品搬送装置
3日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
3日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
3日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
3日前
富士電機株式会社
エンコーダ
4日前
TDK株式会社
温度センサ
4日前
株式会社ヨコオ
シートコンタクタ
6日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
9日前
ダイハツ工業株式会社
凹部の深さ測定方法
9日前
シチズンファインデバイス株式会社
圧力検出装置
3日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
9日前
シチズンファインデバイス株式会社
圧力検出装置
3日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
9日前
オムロン株式会社
光電センサ
3日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
9日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
TDK株式会社
センサデバイス
3日前
旭光電機株式会社
電気的特性提供装置
3日前
JRCモビリティ株式会社
充電用温度判定回路
6日前
セイコーエプソン株式会社
干渉計
6日前
日本信号株式会社
表示装置
4日前
TDK株式会社
センサ
4日前
内山工業株式会社
分析装置用部材
5日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置及び測距方法
9日前
株式会社オーケープランニング
スパン調整法
3日前
日東建設株式会社
ボルト・ナットの健全性検査装置
9日前
大陽日酸株式会社
試験体の熱特性を測定する試験装置
3日前
株式会社SUBARU
蓄電池の状態センサ装置
6日前
倉敷化工株式会社
動特性測定装置
9日前
日本製鉄株式会社
回転機械の異常診断支援方法及び装置
4日前
続きを見る
他の特許を見る