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公開番号
2025059940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170357
出願日
2023-09-29
発明の名称
物体検知装置及び物体検知システム
出願人
オプテックス株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
G01V
8/20 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】光軸を精度良く調整可能でありながら、光軸の調整作業の省力化が可能な物体検知装置及び物体検知システムを提供する。
【解決手段】複数の投受光機構を備え、各投受光機構は、投光部と、受光部と、を有しており、投光制御部の制御モードは、各投光部及び各受光部の光軸の調整作業のための第1モードと、物体の通過の検知のための第2モードと、の間で切り替え可能であり、投光制御部の制御モードが第1モードであるとき、投光制御部は、投光部による投光のパターンである投光パターンが投受光機構毎に異なり、且つ、投受光機構における投光が、他の投受光機構における投光のタイミングを避けて行われるように、各投光部を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の投受光機構を備え、
各前記投受光機構は、赤外線を投光する投光部と、前記投光部から投光された赤外線を受光する受光部と、を有しており、
前記投光部から前記受光部への赤外線の投光の遮断に基づいて物体の通過を検知する物体検知装置であって、
各前記投光部を制御する投光制御部を備え、
前記投光制御部の制御モードは、各前記投光部及び各前記受光部の光軸の調整作業のための第1モードと、物体の通過の検知のための第2モードと、の間で切り替え可能であり、
前記投光制御部の制御モードが前記第1モードであるとき、前記投光制御部は、前記投光部による投光のパターンである投光パターンが前記投受光機構毎に異なり、且つ、前記投受光機構における投光が、他の前記投受光機構における投光のタイミングを避けて行われるように、各前記投光部を制御する物体検知装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記投受光機構である第1機構と、前記第1機構とは異なる前記投受光機構である第2機構と、を備え、
前記第1機構における前記投光部の投光周期は、第1時間と、前記第1時間とは異なる第2時間と、の和であり、
前記第2機構における前記投光部の投光周期は、第1周期と第2周期との間で交互に切り替えられ、
前記第1周期は前記第1時間の2倍の長さであり、
前記第2周期は前記第2時間の2倍の長さである請求項1に記載の物体検知装置。
【請求項3】
前記投光制御部は、前記投光部による投光の間隔が一時的に長くなる制御である一時休止制御を実行可能であり、
前記投光制御部は、前記第1モードにおいては所定の第1回数の投光が行われる度に前記一時休止制御を実行し、前記第2モードにおいては所定の第2回数の投光が行われる度に前記一時休止制御を実行し、
前記第1回数と前記第2回数とは互いに異なる請求項1または2に記載の物体検知装置。
【請求項4】
アンドモードとオアモードとが設けられ、
前記アンドモードにおいては、前記複数の投受光機構の全てにおいて赤外線の投光の遮断が起こった場合に発報が行われ、
前記オアモードにおいては、前記複数の投受光機構のうち、少なくとも一つの前記投受光機構において赤外線の投光の遮断が起こった場合に発報が行われ、
各前記受光部は、前記投光部の投光を検出できる状態である第1状態と、前記投光部の投光を検出できない状態である第2状態と、の間で切り替え可能であり、
前記投光制御部の制御モードが前記第2モードであるとき、前記アンドモードにおいては各前記受光部は常に前記第1状態であり、前記オアモードにおいては各前記受光部は対応する前記投光部の投光タイミングに同期して前記第1状態と前記第2状態との間で交互に切り替わる請求項1または2に記載の物体検知装置。
【請求項5】
前記複数の投受光機構は上下方向に並んでおり、
互いに離間した状態で設置される投光ユニットと受光ユニットとを備え、
各前記投光部は前記投光ユニットに含まれており、
各前記受光部は前記受光ユニットに含まれている請求項1または2に記載の物体検知装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の物体検知装置が複数備えられた物体検知システムであって、
前記投光制御部の制御モードが前記第1モードであるとき、前記投光制御部は、前記投光パターンが他の前記物体検知装置とは異なるように、各前記投光部を制御可能である物体検知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体検知装置及び物体検知システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、上下二段の投受光機構を備える物体検知装置(特許文献1では「赤外線検知センサ」)が知られている。一般に、このような物体検知装置において、各投受光機構は、赤外線を投光する投光部と、投光部から投光された赤外線を受光する受光部と、を有している。そして、投光部から受光部への赤外線の投光の遮断に基づいて物体の通過が検知される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4352167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、上述のような物体検知装置を設置した際には、運用を開始する前に、各投光部及び各受光部の光軸の調整作業が必要となる。ここで、当該物体検知装置において、例えば、上下の各投光部からパルス状の赤外線が投光され、且つ、一つ一つのパルスの波形が上段の投光部と下段の投光部との間で同一であり、且つ、上段と下段とで投光パターンが同一(例えば周期が同一)である場合、受光部によって受光された赤外線に基づいて、当該赤外線が上下何れの投光部から投光された赤外線であるかを識別することは困難である。
【0005】
この場合、光軸の調整作業において、上下二段の投受光機構のうち一方(例えば上段)の光軸を調整する間、他方(例えば下段)の投光を停止させる必要がある。即ち、上下二段の投受光機構の光軸の調整作業を同時に行うことができない。これにより、光軸の調整作業に、比較的多くの労力が必要となる。
【0006】
本発明の目的は、光軸を精度良く調整可能でありながら、光軸の調整作業の省力化が可能な物体検知装置及び物体検知システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る物体検知装置の特徴は、複数の投受光機構を備え、各前記投受光機構は、赤外線を投光する投光部と、前記投光部から投光された赤外線を受光する受光部と、を有しており、前記投光部から前記受光部への赤外線の投光の遮断に基づいて物体の通過を検知する物体検知装置であって、各前記投光部を制御する投光制御部を備え、前記投光制御部の制御モードは、各前記投光部及び各前記受光部の光軸の調整作業のための第1モードと、物体の通過の検知のための第2モードと、の間で切り替え可能であり、前記投光制御部の制御モードが前記第1モードであるとき、前記投光制御部は、前記投光部による投光のパターンである投光パターンが前記投受光機構毎に異なり、且つ、前記投受光機構における投光が、他の前記投受光機構における投光のタイミングを避けて行われるように、各前記投光部を制御することにある。
【0008】
本構成によれば、投光制御部の制御モードが第1モードであるとき、投受光機構における投光が、他の投受光機構における投光のタイミングを避けて行われる。これにより、複数の投受光機構の投光のタイミングが一致してしまうことによって光軸の調整の精度が低下してしまう事態を回避できる。
【0009】
また、本構成によれば、投光制御部の制御モードが第1モードであるとき、投光パターンが投受光機構毎に異なる。これにより、受光部によって受光された赤外線に基づいて、当該赤外線が何れの投受光機構の投光部から投光された赤外線であるかを識別することが可能となる。そのため、光軸の調整作業において、複数の投受光機構のうちの一つにおける光軸を調整する間、他の投受光機構における投光を停止させる必要がない。即ち、複数の投受光機構の光軸の調整作業を同時に行うことができる。
【0010】
従って、本構成によれば、光軸を精度良く調整可能でありながら、光軸の調整作業の省力化が可能な物体検知装置を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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