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公開番号
2025059661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169895
出願日
2023-09-29
発明の名称
タイヤの接地挙動の表示方法
出願人
TOYO TIRE株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01M
17/02 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】タイヤ接地面における局所的な挙動の評価を可能とするタイヤの接地挙動の表示方法を提供する。
【解決手段】タイヤ踏面のタイヤ接地面における複数の測定点における力および滑りを表示するタイヤの接地挙動の表示方法は、タイヤが転動されるときに各測定点においてタイヤ踏面に作用する力を検出し、力の検出と同時にタイヤ接地面の画像を取得し、タイヤ接地面の画像に基づいて、各測定点における滑りを算出し、各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、タイヤ接地面の画像に重ねて表示することを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ踏面のタイヤ接地面における複数の測定点における力および滑りを表示するタイヤの接地挙動の表示方法であって、
タイヤが転動されるときに各測定点において前記タイヤ踏面に作用する力を検出し、
力の検出と同時に前記タイヤ接地面の画像を取得し、
前記タイヤ接地面の画像に基づいて、各測定点における滑りを算出し、
各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、前記タイヤ接地面の画像に重ねて表示する
ことを含む、タイヤの接地挙動の表示方法。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
各測定点における力および滑りに基づいて、各測定点での単位時間当たりの摩耗エネルギーを算出し、
前記タイヤ接地面の画像に、各測定点での単位時間当たりの摩耗エネルギーの大きさを表す図形を重ね合わせて表示する
ことを更に含む、請求項1に記載のタイヤの接地挙動の表示方法。
【請求項3】
各測定点における力および滑りに基づいて、各測定点での接地開始からの累積摩耗エネルギーを算出し、
前記タイヤ接地面の画像に、各測定点での累積摩耗エネルギーの大きさを表す図形を重ねて表示する
ことを更に含む、請求項1に記載のタイヤの接地挙動の表示方法。
【請求項4】
タイヤが転動されるときに各測定点において前記タイヤ踏面に作用する力を検出することは、前記タイヤが転動されるときの各測定点での複数の時点での力の検出し、各測定点での力の時系列データを取得することを含み、
力の検出と同時に前記タイヤ接地面の画像を取得することは、力を検出する複数の時点で前記タイヤ接地面の画像を取得して、前記タイヤ接地面の画像の時系列データを取得することを含み、
前記タイヤ接地面の画像に基づいて、各測定点における滑りを算出することは、前記タイヤ接地面の画像の時系列データに基づいて、各時点での各測定点における滑りを算出し、各測定点での滑りの時系列データを取得することを含み、
各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、前記タイヤ接地面の画像に重ねて表示する前に、各測定点で取得した力および滑りの時系列データについて、前記複数の測定点の間で時間的な関係を一致させることを更に含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のタイヤの接地挙動の表示方法。
【請求項5】
各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、前記タイヤ接地面の画像に重ねて表示することは、各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、前記タイヤ接地面の画像に重ねて、時系列の順に動的に表示することを含む、請求項4に記載のタイヤの接地挙動の表示方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤの接地挙動の表示方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タイヤのスリップ率と摩擦係数との時間的な変化に基づいてタイヤの性能を評価する評価方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-148456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、タイヤ接地面における局所的な挙動を評価することができない。
【0005】
本開示は、タイヤ接地面における局所的な挙動の評価を可能とするタイヤの接地挙動の表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、
タイヤ踏面のタイヤ接地面における複数の測定点における力および滑りを表示するタイヤの接地挙動の表示方法であって、
タイヤが転動されるときに各測定点において前記タイヤ踏面に作用する力の測定データを取得し、
力の測定データの取得と同時に前記タイヤ接地面の画像を取得し、
前記タイヤ接地面の画像に基づいて、各測定点における滑りを算出し、
各測定点における力を示すベクトルと、各測定点における滑りを示すベクトルとを、前記タイヤ接地面の画像に重ねて表示する
ことを含む、タイヤの接地挙動の表示方法を提供する。
【0007】
この方法によれば、タイヤ接地面における複数の測定点での力と滑りとの大きさと向きが視覚的に表示されるため、タイヤ接地面の局所的な力と滑りとの評価が可能になる。例えば、タイヤが転動されるときのタイヤ接地面における複数の測定点での力と滑りとの大きさと向きを視覚的に表示した場合、タイヤの偏摩耗性能の評価が可能になる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、タイヤ接地面における局所的な挙動の評価を可能とするタイヤの接地挙動の表示方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る表示システムの概略構成図である。
図2は、図1に示す測定装置の模式図である。
図3は、図1に示す表示システムが実行するタイヤの接地挙動の表示方法を説明するためのフローチャートである。
図4は、図1に示す表示システムが表示方法を実行した結果得られる表示画像の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して、本開示の一実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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