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公開番号
2025059050
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024167100
出願日
2024-09-26
発明の名称
エンドターン冷却アセンブリ
出願人
アメリカン アクスル アンド マニュファクチャリング,インコーポレイテッド
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】バッテリ電気自動車(BEV)の冷却効率を増加させる。
【解決手段】バッテリ電気自動車内の電気駆動システムのための冷却アセンブリは、回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたギアボックス流体マニホールドアセンブリか、回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたエンドキャップ流体マニホールドアセンブリか、又はギアボックス流体マニホールドアセンブリ及びエンドキャップ流体マニホールドアセンブリの両方を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリ電気自動車内の電気駆動システムのための冷却アセンブリであって、
回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたエンドキャップ流体マニホールドアセンブリを備え、前記エンドキャップ流体マニホールドアセンブリは、
外側プレート流体ガイドを有する外側プレートと、
内側プレート流体ガイド、及び前記回転電気機械内のステータ巻線のエンドターンに当接するように構成されたエンドターン受容部分を有する内側プレートと、
前記外側プレート流体ガイドと前記内側プレート流体ガイドとの間に形成されており、流体を受け取るとともに前記流体を前記エンドターンの上で連通させるように構成された流体チャネルと、
を有する、冷却アセンブリ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記エンドキャップ流体マニホールドアセンブリは、前記回転電気機械を制御するために使用されるパワーエレクトロニクスに隣接して位置付けられている、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項3】
前記流体チャネルからの前記流体は、ステータ内のステータ流体チャネルに連通される、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項4】
エンドキャップ流体マニホールドアセンブリは、前記回転電気機械の出力シャフトに対して同心円状に位置付けられている、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項5】
前記流体チャネル内に位置付けられたバッフルを更に備える、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項6】
前記外側プレート流体ガイドを前記内側プレート流体ガイドに対して半径方向に位置させる、前記内側プレートに形成された対応する受容部分を更に備える、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項7】
前記エンドターンは、ポッティング化合物に封入されている、請求項1に記載の冷却アセンブリ。
【請求項8】
バッテリ電気自動車内の電気駆動システムのための冷却アセンブリであって、
回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたギアボックス流体マニホールドアセンブリを備え、前記ギアボックス流体マニホールドアセンブリは、
流体チャネルの一部を形成するフランジ、及び1つ又は複数の円周位置で接続する複数のセグメントを含む外側セグメント化ガイドと、
前記流体チャネルの別の部分を形成するフランジ、及び1つ又は複数の円周位置で接続する複数のセグメントを含む内側セグメント化ガイドと、それにより、前記内側セグメント化ガイドは、前記回転電気機械のエンドターンに当接するように構成されており、
前記内側セグメント化ガイドと結合し、同じく前記回転電気機械の前記エンドターンに当接するように構成された外側リングと、
前記外側リングに結合され、前記流体チャネルの一部分を形成する内側リングと、
前記内側リングを前記ギアボックス流体マニホールドアセンブリに対して軸方向に拘束する保持リングと、
を有する、冷却アセンブリ。
【請求項9】
前記ギアボックス流体マニホールドアセンブリは、前記回転電気機械のステータとギアボックスアセンブリとの間に位置付けられている、請求項8に記載の冷却アセンブリ。
【請求項10】
前記流体チャネルからの流体は、前記ギアボックスアセンブリに連通される、請求項8に記載の冷却アセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 本願は、バッテリ電気自動車(BEV)に関し、より具体的には、BEVに含まれる回転電気機械に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)
【背景技術】
【0002】
[0002] 自動車は、ある形態の電気推進に依存することが増加している。自動車は、バッテリ電気自動車(BEV)といわれる場合があり、これはハイブリッド電気自動車などの、推進のために電気モータに部分的に依存する自動車と、推進のためにバッテリ及び電気モータにのみ依存する自動車とを含む。BEVの本来のモビリティを考慮すると、それらに含まれる電気モータは、幅広い状況に直面する可能性がある。そして動作中、電気モータはかなりの量の熱を発生させる可能性がある。自動車環境においてBEVの冷却効率を増加させることが助けとなる。
【発明の概要】
【0003】
[0003] バッテリ電気自動車内の電気駆動システムのための冷却アセンブリは、回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたギアボックス流体マニホールドアセンブリか、回転電気機械のステータの半径方向面に結合するように構成されたエンドキャップ流体マニホールドアセンブリか、又はギアボックス流体マニホールドアセンブリ及びエンドキャップ流体マニホールドアセンブリの両方を含む。
【図面の簡単な説明】
【0004】
[0004] 電気駆動ユニットの実装形態を図示する斜視図である。
[0005] 電気駆動ユニットの実装形態を図示する断面図である。
[0006] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0007] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する別の斜視図である。
[0008] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する別の斜視図である。
[0009] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0010] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する別の斜視図である。
[0011] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する断面図である。
[0012] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する別の斜視断面図である。
[0013] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する平面図である。
[0014] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する別の平面図である。
[0015] 電気駆動ユニットの実装形態の一部分を図示する断面図である。
[0016] 電気駆動ユニットの実装形態の一部分を図示する別の断面図である。
[0017] 電気駆動ユニットの実装形態の一部分を図示する別の断面図である。
[0018] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する分解図である。
[0019] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視断面図である。
[0020] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0021] 電気駆動ユニットに含まれる冷却アセンブリの実装形態の一部分を図示する平面図である。
[0022] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0023] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0024] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0025] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0026] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0027] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0028] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0029] 電気駆動システムの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0030] 電気駆動システムの実装形態の一部分を図示する断面図である。
[0031] ギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する断面図である。
[0032] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する斜視図である。
[0033] 冷却アセンブリに含まれるギアボックス流体マニホールドアセンブリの実装形態の一部分を図示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
[0034] 電気駆動システム(EDS)は、回転電気機械と、回転電気機械の出力に結合されたギアボックスと、回転電気機械に供給される自動車バッテリに貯蔵された電力を制御するパワーエレクトロニクスと、を含むことができる。EDSは、その構成部品を冷却及び/又は潤滑するために流体を使用することができる。例えば、ギアボックスは、ギアボックスに含まれるギア構成部品の潤滑及び冷却の両方を行うために潤滑流体を使用することができる。この流体は、潤滑及び温度管理の両方のために回転電気機械にも供給され得る。回転電気機械は、半径方向内側に面するステータスロット内に受容されたステータ巻線を有するステータアセンブリと、ステータアセンブリ内に同心円状に受容された、出力シャフトを含むロータアセンブリとを含むことができる。ステータ巻線は、様々なステータ巻線技法のうちの任意の1つを使用してステータスロット内に挿入され得る。選択された巻線技法にかかわらず、巻線の一部分がステータを越えて軸方向に延在し、エンドターンと呼ばれ得る。
【0006】
[0035] ステータの外に位置付けられたステータ巻線のエンドターン部分は、ステータのステータスロット内に位置付けられたステータ巻線の部分とは異なる温度で存在する可能性がある。これまで、エンドターンに対する冷却効果を増加させるために、露出したエンドターンに流体を吹きかけるなど、様々な技法が使用されてきた。回転電気機械を通して流体を流す流体循環回路の一部として、ステータ自体だけでなくエンドターンも冷却される効率を増加させることが助けとなる。
【0007】
[0036] 図1及び図2を参照すると、冷却アセンブリ12を有する電気駆動ユニット10は、バッテリ電気自動車(BEV)(図示せず)内に設置されることができ、ギアボックスアセンブリ18に結合された出力シャフト16を有する回転電気機械14(電気モータと呼ばれるときもある)と、自動車バッテリ(図示せず)から回転電気機械14に供給される電力の供給を調整するパワーエレクトロニクス20とを含むことができる。「BEV」という用語は、電気モータによって全体的に又は部分的に推進される自動車を指すことができる。BEVは、電気自動車、プラグイン電気自動車、ハイブリッド電気自動車、及びバッテリ式自動車を指すことができる。回転電気機械14は、軸方向に延在するステータ流体チャネル26をステータ24が有するステータアセンブリ22を含むことができる。ステータ24は、一体構造を形成するように共に接合された軸方向に延在する金属プレートのスタックから形成されていてよい。各プレートは、他のプレートの開口部と位置合わせされると、ステータ流体チャネル26を形成することができる開口部を含むことができる。プレートは、多数の異なる方法のうちの任意の1つで共に接着され得る。ステータ24は、ステータ巻線30を受容するステータスロット28を含む。上述のように、ステータ巻線30は、多数の異なる方法のうちの任意の1つで形成され得る。例えば、ステータ巻線30は、カスケード、織り込み、又はヘアピンであり得る。ステータ巻線30がスロット28に再び入る前にステータスロット28の外に存在するステータ巻線30の一部分が、エンドターン32と呼ばれ得る。この実装形態におけるエンドターン32は、エンドターン32が電気駆動ユニット10の中の周囲環境に露出されないように、ポッティング化合物34内に封入され得る。ステータ24は、ステータ24の外面に密接に適合するステータハウジング36内に受容され得る。ギアボックス流体マニホールドアセンブリ38が、ギアボックス18に隣接して、ステータ24の半径方向面40に結合されて、流体を受け取り、半径方向面40においてエンドターン32の輪郭の周りに密接して流体を方向付けることができる。ギアボックス流体マニホールドアセンブリ38は、次いで、流体をステータ24の半径方向面40に供給することができ、ここで、流体は、ステータ24を通してステータ24の反対側の端部まで軸方向に延在するステータ流体チャネル26に入ることができる。エンドキャップ流体マニホールドアセンブリ42が、ステータ24の反対側の端部でステータ24の別の半径方向面44に結合し、反対側の端部においてエンドターン32の周りに密接して流体を方向付けることができる。
【0008】
[0037] ロータアセンブリ46は、ロータ48と、ロータ48に結合された出力シャフト16とを含むことができ、シャフト16に対するロータ48の角変位が防止される。ロータ48は、回転電気機械14のタイプに依存して異なる方法で構成され得る。1つの実装形態では、ロータ48は、ロータ48の周りに円周方向に離隔している永久磁石(図示せず)を含むことができる。この実装形態における回転電気機械14は、永久磁石同期機械であり得る。しかしながら、本明細書に記載の冷却アセンブリを使用する、他のタイプの回転機械が可能である。出力シャフト16は、ギアボックスアセンブリ18と機械的に結合する端部50を含むことができる。ギアボックスアセンブリ18は、BEVの必要性に依存して、任意の数の異なる構成で実装され得る。ここで、出力シャフト16は、ヘリカルギア52と係合するスプラインを有する端部50を含むことができる。ヘリカルギア52は、出力シャフト16によって生成された回転運動及びトルクを、BEVの駆動輪に結合され得る駆動シャフトに伝達する差動装置54に回転可能に結合することができる。
【0009】
[0038] 冷却アセンブリ12は、ギアボックス流体マニホールドアセンブリ38、エンドキャップ流体マニホールドアセンブリ42、及びステータ流体チャネル26を含むことができる。図3~図14は、互いに結合された外側プレート56と内側プレート58とを含むエンドキャップ流体マニホールドアセンブリ42の実装形態を図示し、その各々は相補的に成形された流体ガイド60を含み、流体ガイド60は、供給源からの流体を受け取り、流体をエンドターン32の上を通過させ、流体をステータ流体チャネル26に提供する。この実装形態では、プレート56、58は実質的に平面であってよく、回転電気機械14の出力シャフト16を受容するように成形及びサイズ決めされた内径を有する。プレート56、58の外径は、ステータ24の半径方向表面40と係合し、流体密封シールを形成するようにサイズ決め及び成形され得る。Oリングが、プレート56、58の内径と出力シャフト16との間に位置付けられ得る。複数の流体入口64が、流体源(図示せず)からの流体を受け取ることができる。1つの実装形態では、流体源は、ギア潤滑剤を含むギアボックスアセンブリ18の油溜めであり得る。
【0010】
[0039] 外側プレート56及び内側プレート58の各々は、プレート56、58の一方の表面から延在する湾曲した流体ガイド60を含むことができる。流体ガイド60は、プレート56、58の表面から直角に延在する表面であってよく、それらの間に流体チャネル66を形成するように同様に成形され得る。湾曲した流体ガイド60は、外側プレート56が内側プレート58と接合されたときに互いに向かい合う外側プレート56及び内側プレート58の表面に形成され得る。向かい合う関係は、流体チャネル66として機能することができる空間をガイド60間に残しながら、湾曲した流体ガイド60を互いにごく近接した状態にすることができる。流体ガイド60間の距離は、流体チャネル66の所望の流体流れ特性に基づいて選択され得る。流体が流れる速度を増加させることができるように、流体ガイド60を成形し、互いに離して位置付けることが可能である。外側プレート56は、内側プレート58の対応する形状の部分70を受容するようにサイズ決め及び成形された環状キャップ部分68を含むことができ、それにより、湾曲した流体ガイド60は、ガイド60間に既定の間隙がある状態で互いに隣接して位置付けられ、それによってエンドキャップ流体マニホールドアセンブリ42内に流体チャネル66を確立する。外側プレート56はまた、ハウジング72と、回転電気機械14を制御するために使用されるパワーエレクトロニクス20のための電気接続部と一体的に形成され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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