TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025057824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167588
出願日2023-09-28
発明の名称発光装置の製造方法、発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H10H 20/853 20250101AFI20250402BHJP()
要約【課題】光取出し効率が向上した発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】透光性基板220と、前記透光性基板220の前記下面226側に配置された半導体層210と、を含む発光素子200を準備する準備工程と、前記透光性基板220の上面221に、未硬化の接着部材400を塗布する塗布工程と、前記発光素子200と前記透光性部材350とを前記接着部材400により接着させる接着工程と、を含み、前記準備工程では、前記透光性基板220の前記側面222に、前記接着部材400の移動をガイドするガイド部500を有する発光素子200を準備し、前記接着工程では、前記透光性基板220上に前記接着部材400を介して前記透光性部材350を配置することにより、前記接着部材400の一部が前記透光性基板220の前記上面221から前記側面222に移動し、前記接着部材400で前記ガイド部500を覆うようにしたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上面、下面及び複数の側面を有する透光性基板と、前記透光性基板の前記下面側に配置された半導体層と、を含む発光素子を準備する準備工程と、
前記透光性基板の上面に、未硬化の接着部材を塗布する塗布工程と、
前記発光素子と前記透光性部材とを前記接着部材により接着させる接着工程と、
を含み、
前記準備工程では、前記透光性基板の前記側面に、前記接着部材の移動をガイドするガイド部を有する発光素子を準備し、
前記接着工程では、
前記透光性基板上に前記接着部材を介して前記透光性部材を配置することにより、前記接着部材の一部が前記透光性基板の前記上面から前記側面に移動し、
前記透光性基板の前記側面に移動した前記接着部材の一部が前記ガイド部を伝って移動することにより、前記接着部材で前記ガイド部を覆う、発光装置の製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記透光性基板の前記側面は、前記透光性基板の前記下面から前記上面に向かう第1方向と直交する第2方向において、中央領域と、前記中央領域の外側に位置する外側領域と、を有し、
前記ガイド部は、前記外側領域に配置される請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項3】
前記透光性基板のすべての前記側面は、前記第2方向において、前記中央領域と、前記中央領域の外側に位置する外側領域と、を有し、
前記ガイド部は、すべての前記側面の前記外側領域に配置される請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項4】
前記ガイド部は、1以上の溝により構成される請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項5】
前記ガイド部は、複数の溝により構成され、
前記複数の溝は、第1方向に延在する複数の第1溝を含む請求項4に記載の発光装置の製造方法。
【請求項6】
前記複数の溝は、前記第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向と異なる第3方向に延在する1以上の第2溝を含む請求項5に記載の発光装置の製造方法。
【請求項7】
前記外側領域に、隣りあう複数の凸部が配置され、
前記ガイド部は、隣りあう複数の凸部により規定される複数の凹部が連続することにより構成される請求項2に記載の発光装置の製造方法。
【請求項8】
前記ガイド部は、前記透光性基板における隣りあう2つの側面に跨って形成される請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項9】
前記準備工程は、前記透光性基板に前記ガイド部を形成する工程を含み、
前記ガイド部は、レーザ照射により形成される請求項1に記載の発光装置の製造方法。
【請求項10】
上面、下面及び複数の側面を有する透光性基板と、前記透光性基板の前記下面側に配置された半導体層と、を含む発光素子と、
前記発光素子の上方に配置され、前記透光性基板と対向する透光性部材と、
前記発光素子と前記透光性部材とを接着する接着部材と、
を備え、
前記接着部材は、前記透光性基板と前記透光性部材との間から前記透光性基板の前記側面に亘って配置され、
前記発光素子は、前記透光性基板の前記側面に、前記接着部材で被覆されるガイド部を有する、発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
発光素子と透光性部材との間から発光素子の側面に亘って配置される接着部材を備える発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-178236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1における発光装置では、光取出し効率を更に向上できる余地がある。
【0005】
本開示は、上記のような事情を鑑みてなされたものであって、本開示の実施形態は、発光素子の側面の広範囲に接着部材を配置することにより光取出し効率が向上する発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る発光装置の製造方法は、上面、下面及び複数の側面を有する透光性基板と、前記透光性基板の前記下面側に配置された半導体層と、を含む発光素子を準備する準備工程と、前記透光性基板の上面に、未硬化の接着部材を塗布する塗布工程と、前記発光素子と前記透光性部材とを前記接着部材により接着させる接着工程と、を含み、前記準備工程では、前記透光性基板の前記側面に、前記接着部材の移動をガイドするガイド部を有する発光素子を準備し、前記接着工程では、前記透光性基板上に前記接着部材を介して前記透光性部材を配置することにより、前記接着部材の一部が前記透光性基板の前記上面から前記側面に移動し、前記透光性基板の前記側面に移動した前記接着部材の一部が前記ガイド部を伝って移動することにより、前記接着部材で前記ガイド部を覆うようにしたものである。
【発明の効果】
【0007】
上記製造方法によれば、接着部材の移動をガイドするガイド部により、発光素子の側面の広範囲に接着部材を配置することができる発光装置を製造することができる。
【0008】
上記以外の課題、構成、作用及び効果は、後述する発明を実施するための形態にて明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る発光装置100の製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式側面図である。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式上面図である。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式側面図である。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式側面図である。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式側面図である。
本実施形態に係る発光装置の製造工程を示す模式側面図である。
本実施形態に係る発光装置を示す模式上面図である。
図7AのVIIB-VIIBの模式断面図である。
溝510によるガイド部500を示す模式斜視図である。
凸部520によって規定される凹部522によるガイド部500を示す模式斜視図である。
図9AのIXB-IXBの模式断面図である。
ガイド部500の変形例1を示す模式側面図である。
ガイド部500の変形例2を示す模式上面図である。
ガイド部500の変形例2を示す模式側面図である。 以下、図面を参照し、各実施形態について説明する。各図面は、各実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、又は部材の一部の図示を省略する場合がある。 本明細書では、説明の便宜上、X軸、Y軸、Z軸の直交座標軸を用いて説明する。X軸、Y軸、Z軸は、相互に直交している。X軸が延びる方向をX方向とし、Y軸が延びる方向をY方向とし、Z軸が延びる方向をZ方向とする。Z方向のうち矢印方向を上方とし、その反対方向を下方とする。上方から対象物をみることを上面視という。本明細書では、Z方向を第1方向と称する場合がある。また、X方向又はY方向から対象物を見る際、Z方向と直交する方向を第2方向と称する場合がある。また、第1方向及び第2方向を含む平面において、第1方向及び第2方向と異なる方向を第3方向と称する場合がある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0010】
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。また、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日亜化学工業株式会社
発光装置
3日前
日亜化学工業株式会社
発光モジュール
3日前
日亜化学工業株式会社
発光装置及び発光装置の製造方法
4日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
4日前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
株式会社東芝
受光装置
12日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
7日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
株式会社東芝
半導体装置
17日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
5日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
10日前
東洋紡株式会社
光電変換素子およびその製造方法
18日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
13日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
17日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
12日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置の作製方法
5日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
5日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
日亜化学工業株式会社
窒化物半導体発光素子
5日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
5日前
ローム株式会社
半導体発光装置
10日前
豊田合成株式会社
発光装置
11日前
日本特殊陶業株式会社
圧電素子
今日
豊田合成株式会社
発光素子
11日前
旺宏電子股ふん有限公司
コンデンサ構造体
11日前
パテントフレア株式会社
光電効果のエネルギー相互変換促進法
6日前
ローム株式会社
フォトダイオード
13日前
豊田合成株式会社
発光素子
7日前
日本特殊陶業株式会社
圧電素子
11日前
日本化薬株式会社
縮合多環芳香族化合物及び光電変換素子材料
7日前
日本電気株式会社
量子デバイスおよびその製造方法
12日前
シチズン電子株式会社
発光装置
18日前
富士電機株式会社
ワイドバンドギャップ半導体装置
17日前
キオクシア株式会社
半導体装置
11日前
続きを見る