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公開番号2025065479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025020997,2021565518
出願日2025-02-12,2020-12-09
発明の名称受光素子、発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01S 5/0239 20210101AFI20250410BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】受光領域が並ぶ方向に垂直な方向の長さを抑えた受光素子を実現する。
【解決手段】受光領域が並ぶ方向に垂直な方向の長さを抑えた受光素子を実現する。第1方向に並べて配置される複数の受光領域と、複数の受光領域と電気的に接続する複数の配線領域と、が設けられる受光面を有する受光素子であって、複数の配線領域のうち、複数の受光領域と電気的に接続する複数の配線領域は、受光面において、中央領域を除いた領域である端領域に設けられている受光素子。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれが、上面と、下面と、光が出射される出射端面を含む側面とを有し、第1方向に並べて配置される複数の発光素子と、
前記第1方向に並べて配置され、前記複数の発光素子から出射された光が照射される複数の受光領域と、複数の第1配線領域とが設けられる受光面を有する受光素子と、
複数の第2配線領域を有し、前記複数の発光素子と前記受光素子とが配置される基部と、
それぞれが、両端のうちの一端が前記複数の第1配線領域のいずれかに接合され、他端が前記複数の第2配線領域のいずれかに接合される、複数の配線と、を有し、
前記複数の発光素子は、第1発光素子と、第2発光素子と、を含み、前記第1発光素子の垂直方向の光の拡がり角は前記第2発光素子の垂直方向の光の拡がり角よりも大きく、
前記複数の受光領域は、第1受光領域と、第2受光領域と、を含み、上面視で、前記第1受光領域に照射される光のうち光軸を通る光の照射点を通り前記第1方向に垂直な方向である第2方向において、前記第1受光領域の長さは前記第2受光領域の長さよりも大きく、
前記第1発光素子から出射された主要部分の光は、前記第2受光領域には照射されず、前記第1受光領域に照射され、
前記第2発光素子から出射された主要部分の光は、前記第1受光領域には照射されず、前記第2受光領域に出射される、発光装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記複数の発光素子から出射される光は、外部へと出射される光である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の受光領域は、それぞれ、矩形であり、前記第1方向の長さよりも前記第2方向の長さの方が大きい、請求項1又は2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第2受光領域は、前記第1受光領域の前記第2方向における両端の一方の端を通り前記第1方向に平行な直線と、他方の端を通り前記第1方向に平行な直線とに挟まれて設けられる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1発光素子は、赤色の光を出射する半導体レーザ素子であり、
前記第2発光素子は、青色または緑色の光を出射する半導体レーザ素子である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の受光領域は、前記第1方向に垂直な方向には並べて配置されない、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記受光素子は、前記発光素子から出射された光のうち光軸を通る光の進行方向に対して傾いた前記受光面を有し、
前記受光素子は、前記受光領域に照射された光の一部を反射し、
前記複数の発光素子から出射された主要部分の光の80%以上が上方へ向かって外部に出射される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記複数の配線のうち少なくとも1以上の配線は、上面視で、前記受光素子の前記第2方向に関して最も端にある両端の一方の端を通り前記第1方向に伸びる直線と、他方の端を通り前記第1方向に伸びる直線と、に挟まれる領域内に設けられた前記第2配線領域に接合される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項9】
前記受光素子は、前記受光面において、前記第1受光領域の上端を通り前記第1方向に伸びる直線から下方、かつ、前記第2受光領域に照射される主要部分の光の上端よりも上方に、前記第1受光領域と前記第1配線領域とを繋ぐ導通領域を有する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、受光素子、及び、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、発光素子から出射された光の一部を受光素子に受光させ、その受光結果に基づいて光学制御を行う光学ユニットが知られている。また、特許文献1には、3つの受光部が並べて配置され、各受光部に係るメタル電極が設けられた受光素子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-311664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
受光素子に複数の受光領域を設ける場合、複数の受光領域と、複数の受光領域に係る配線領域との配置関係には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の受光素子は、第1方向に並べて配置される複数の受光領域と、前記複数の受光領域と電気的に接続する複数の配線領域と、が設けられる受光面を有する受光素子であって、前記複数の配線領域のうち、隣り合って配置される2つの受光領域と電気的に接続する複数の配線領域は、前記受光面において、中央領域を除いた領域である端領域に設けられ、前記中央領域は、前記受光面において、両端に配置された前記受光領域のうちの一方の端に配置された前記受光領域における前記第1方向の幅の中点を通り前記第1方向に垂直な第2方向に伸びる直線と、他方の端に配置された前記受光領域における前記第1方向の幅の中点を通り前記第2方向に伸びる直線と、に挟まれる領域を含む。
【0006】
また、本開示の受光素子は、第1方向に並べて配置される複数の受光領域と、前記複数の受光領域と電気的に接続する複数の配線領域と、が設けられる受光面を有する受光素子であって、前記複数の配線領域のうち、両端に配置される2つの受光領域と電気的に接続する複数の配線領域は、前記受光面において、中央領域を除いた領域である端領域に設けられ、かつ、前記中央領域には設けられず、前記中央領域は、前記受光面において、両端に配置された前記受光領域のうちの一方の端に配置された前記受光領域において他方の端の前記受光領域から最も遠い位置にある端点を通り前記第1方向に垂直な第2方向に伸びる直線と、他方の端に配置された前記受光領域において一方の端の前記受光領域から最も遠い位置にある端点を通り前記第2方向に伸びる直線と、に挟まれる領域を含む。
【0007】
本開示の発光装置は、それぞれが、上面と、下面と、光が出射される出射端面を含む側面とを有し、第1方向に並べて配置される複数の発光素子と、前記第1方向に並べて配置され前記複数の発光素子から出射された光が照射される複数の受光領域と、複数の第1配線領域と、が設けられる受光面を有する受光素子と、複数の第2配線領域を有し、前記複数の発光素子と前記受光素子とが配置される基部と、それぞれが、両端のうちの一端が前記複数の第1配線領域のいずれかに接合され、他端が前記複数の第2配線領域のいずれかに接合される、複数の配線と、を有し、前記複数の第1配線領域は、前記受光面において、中央領域を除いた領域である端領域に設けられ、前記中央領域は、上面視で、前記受光面において、両端に配置された前記受光領域のうちの一方の端に配置された前記受光領域に照射される光のうち光軸を通る光の照射点を通り前記第1方向に垂直な方向である第2方向に伸びる直線と、他方の端に配置された前記受光領域に照射される光のうち光軸を通る光の照射点を通り前記第2方向に伸びる直線と、に挟まれる領域を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の実施形態によれば、受光領域が並ぶ方向に垂直な方向の長さを抑えた受光素子を実現できる。また、この受光素子を用いて、高さを抑えた発光装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る発光装置から蓋部材を除いた斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る発光装置から蓋部材を除いた上面図である。
図4は、図3の上面図における部分Xの拡大図である。
図5は、図1のV-V断面線における発光装置の断面図である。
図6は、実施形態に係る受光素子の斜視図である。
図7は、実施形態に係る受光素子の上面図である。
図8は、第2実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図9は、第2実施形態に係る発光装置から蓋部材を除いた斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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