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公開番号
2025057786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167527
出願日
2023-09-28
発明の名称
ガラスラン
出願人
豊田合成株式会社
,
トヨタ車体株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
10/76 20160101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】車内側側壁を厚く形成することなく剛性を高め、ドアガラス縦辺部とガラスラン縦辺部との間の距離を狭くすることを可能にするガラスランを提供する。
【課題を解決するための手段】
ドアガラス60のドアガラス縦辺部62に対応し、押出成形によるガラスラン10の車内側側壁40は、中間部分において第1車内側側壁本体部421と第2車内側側壁本体部422に分断された車内側側壁本体部42が、車外側に突出する凸状部45と連結して構成され、凸状部45は、底壁20側に位置する直線形状の第1辺部46と、第1辺部46に連結し、車内側シールリップ41側に位置する直線形状の第2辺部47から構成される三角形状である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドアのドアフレームの内周に取付けられ、底壁と、該底壁から延設される車内側側壁及び車外側側壁と、前記車内側側壁に連結される車内側シールリップと、前記車外側側壁に連結される車外側シールリップを備え、ドアガラスの昇降を案内するガラスランであって、
前記ドアガラスのドアガラス縦辺部に対応し、押出成形による前記ガラスランの前記車内側側壁は、前記底壁から前記車内側シールリップ方向に延設される車内側側壁本体部と、中間部分において分断された該車内側側壁本体部に連結されると共に、車外側に突出する凸状部を備え、
該凸状部は、前記底壁側に位置する直線形状の第1辺部と、該第1辺部に連結し、前記車内側シールリップ側に位置する直線形状の第2辺部から構成される三角形状であることを特徴とするガラスラン。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記車内側側壁本体部と前記第1辺部との連結部分には、車内側に突出する第1リブが形成され、
前記車内側側壁本体部と前記第2辺部との連結部分には、車内側に突出する第2リブが形成され、
前記車内側側壁本体部において、前記車内側シールリップとの連結部分と前記第2リブとの間には、車内側に突出する第3リブが形成されている請求項1に記載のガラスラン。
【請求項3】
前記凸状部の前記第1辺部と前記第2辺部の角度は、90度以上である請求項1又は請求項2に記載のガラスラン。
【請求項4】
前記凸状部の前記第2辺部の厚さは、前記車内側側壁本体部の厚さ及び前記第1辺部の厚さより厚い請求項1又は請求項2に記載のガラスラン。
【請求項5】
前記凸状部の前記第1辺部と前記第2辺部の連結部分には、前記底壁とは反対側に延設され、前記車内側シールリップの前記ドアガラスとの摺接面とは反対側の面と当接可能なリップが形成されている請求項1又は請求項2に記載のガラスラン。
【請求項6】
前記リップは、前記ドアガラスの昇降時には、前記車内側シールリップの車内側面に当接しない請求項5に記載のガラスラン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等車両のドアに形成されたドアフレームに取付けられるガラスランに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドアには、ドアフレームの内周縁に形成されたドアフレームにガラスランを取付け、ガラスランの車内外のガラスシール部によりドアガラスの昇降を案内するとともに、車室内外をシールしている。
【0003】
例えば、図5に示すように、ガラスラン110は、底壁200と、その車外側に位置する車外側側壁300と、車内側に位置する車内側側壁400を基本骨格に構成されている。そして、両側壁部からそれぞれの内側に向けて延びる車外側シールリップ310と車内側シールリップ410を備えている。又、車内側シールリップ410と底壁200との間には、車内側シールリップ410とは反対方向に突出したサブリップ430が車外側に向けて形成されている。さらに、ガラスラン110は、ドアフレーム500に取付けられ、車外側シールリップ310と車内側シールリップ410によって、昇降するドアガラス600の車内外面が挟まれるようにしてシールされる(特許文献1)。なお、サブリップ430は、必ずしも必要とされない。
【0004】
又、ガラスラン110は、ドアガラス600の周縁部を支持して、ドアガラス600の昇降を案内すると共に、ドアガラス600のがたつきを抑制したりする役割をも担っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-149984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、車両には、後部背面にバックドア(リヤゲート、テールゲートともいう)を有するタイプの車両が存在し、さらに、バックドアのドアガラスが昇降するタイプの車両が存在する。
【0007】
図1は、バックドア100を有し、ドアガラス600が昇降するタイプの車両を後方から見た正面図である。図1において、ガラスラン110は、破線(一部実線で記載)の位置に取付けられている。又、ドアガラス600の全開時には、ドアガラス600は、バックドア100内に収納される。
【0008】
図2は、図1の領域Xの拡大図である。図2において、ドアガラス600は、ドアガラス600のドアガラス上辺部610とドアガラス縦辺部620の間の上部角部に位置する弧形状部630と、弧形状部630の下方のドアガラス縦辺部620が僅かに現れている位置にある。図1から明らかなように、ガラスラン110は、略台形の下辺が存在しない形状に形成されている。これは、ドアガラス600が略台形の形状であることに基づく。そのため、ドアガラス600の下降に伴い、ドアガラス600のドアガラス縦辺部620は、ガラスラン110のガラスラン縦辺部120から離れるようになり、全開位置に近くなると、ドアガラス縦辺部620とガラスラン縦辺部120との間に隙間が発生する(図2の領域Y)。
【0009】
図2の位置から、ドアガラス600を上昇させると、ドアガラス縦辺部620は、ガラスラン縦辺部120との距離が近づくように移動するので、ドアガラス縦辺部620とガラスラン縦辺部120との間に指が挟まれる可能性がある。
【0010】
ドアガラス600の全開位置に近くにおいて、ドアガラス縦辺部620とガラスラン縦辺部120との間の距離を狭くする手段として、図5における車内側側壁400を長く形成することが考えられるが、車内側側壁400を長く形成すると、車内側側壁400の剛性が低下し、上記のガラスラン110の有する性能が低下する。又、剛性を高めるために、車内側側壁400を長くすると共に厚く形成すると、特に、材料が樹脂の場合には、成形後の冷却時の体積収縮に伴うヒケが車内側側壁400内に発生する。
(【0011】以降は省略されています)
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