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公開番号
2025057816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167573
出願日
2023-09-28
発明の名称
照明用光源、および、照明装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
H10H
20/858 20250101AFI20250402BHJP()
要約
【課題】集光の効率を向上させつつ、発光素子の劣化を抑制する。
【解決手段】照明用光源は、複数の発光部と、前記複数の発光部が配置される基板と、を含み、各前記発光部は、前記基板上に配置される第1熱伝導部と、前記第1熱伝導部の上に配置される発光素子と、前記第1熱伝導部が有する熱伝導率より低い熱伝導率を有する第2熱伝導部であって、前記第1熱伝導部の上において、積層方向に見たときに前記発光素子の周囲に配置される第2熱伝導部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
照明用光源であって、
複数の発光部と、
前記複数の発光部が配置される基板と、
を含み、
各前記発光部は、
前記基板上に配置される第1熱伝導部と、
前記第1熱伝導部の上に配置される発光素子と、
前記第1熱伝導部が有する熱伝導率より低い熱伝導率を有する第2熱伝導部であって、前記第1熱伝導部の上において、積層方向に見たときに前記発光素子の周囲に配置される第2熱伝導部と、
を備える、
照明用光源。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の照明用光源であって、
前記複数の発光部それぞれが備える前記第1熱伝導部はそれぞれ別体として形成されており、
前記複数の発光部のうち、前記積層方向に交差する方向において隣り合う発光部のそれぞれの前記第1熱伝導部は相互に接触しており、
前記隣り合う発光部のそれぞれの前記第1熱伝導部が相互に接触する側において、前記隣り合う発光部のそれぞれの前記発光素子は相互に接触していない、
照明用光源。
【請求項3】
請求項2に記載の照明用光源であって、
前記複数の発光部それぞれが備える前記第2熱伝導部はそれぞれ別体として形成されており、
前記隣り合う発光部のそれぞれの前記第2熱伝導部は前記交差する方向において相互に接触している、
照明用光源。
【請求項4】
請求項2に記載の照明用光源であって、
前記発光素子は、LEDであり、
前記発光部は、表面実装形のLEDパッケージとして構成されている、
照明用光源。
【請求項5】
請求項4に記載の照明用光源であって、
前記隣り合う発光部の間隔は、0.3ミリメートル以下であり、
前記隣り合う発光部の間には、物体が配置されていない、
照明用光源。
【請求項6】
請求項4に記載の照明用光源であって、
前記複数の発光部のうちの一の発光部が備える前記発光素子が有する発光色は、前記一の発光部に隣り合う他の発光部の少なくとも1つが備える前記発光素子が有する前記発光色とは異なる、
照明用光源。
【請求項7】
請求項4に記載の照明用光源であって、
前記複数の発光部それぞれが備える前記発光素子は同じ発光色を有する、
照明用光源。
【請求項8】
照明装置であって、
請求項1から7のいずれかに記載の照明用光源と、
前記照明用光源で発生した光を導く導光部品と、
を備える、
照明装置。
【請求項9】
照明装置であって、
請求項1から7のいずれかに記載の照明用光源と、
前記照明用光源で発生した光を集光するレンズと、
を備える、
照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、照明用光源、および、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の発光装置においては、点光源から発光している状態に近づけるため、並べられた複数の発光素子の間隔が小さく設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-153134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
並べられた複数の発光素子の間隔が小さくなると、それぞれの発光素子から発生する熱が局所的に集中してしまい、発光素子の劣化が生じ、さらには、発光素子が故障してしまう。このため、集光の効率を向上させつつ、発光素子の劣化を抑制できる技術が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本開示の一形態によれば、照明用光源が提供される。この照明用光源は、複数の発光部と、前記複数の発光部が配置される基板と、を含み、各前記発光部は、前記基板上に配置される第1熱伝導部と、前記第1熱伝導部の上に配置される発光素子と、前記第1熱伝導部が有する熱伝導率より低い熱伝導率を有する第2熱伝導部であって、前記第1熱伝導部の上において、積層方向に見たときに前記発光素子の周囲に配置される第2熱伝導部と、を備える。
上記の形態によれば、各発光素子の周囲に第2熱伝導部が配置されているので、発光部が近接された場合であっても、発光素子同士の間隔がある程度確保される。また、第2熱伝導部より熱伝導率が高い第1熱伝導部の上に発光素子が配置されているので、発光素子から発生する熱は、第2熱伝導部にくらべて第1熱伝導部に伝わりやすい。このため、発光素子から発生した熱が当該発光部の近傍に配置された他の発光部が備える発光素子に到達することを抑制できる。よって、発光素子により発生した熱の局部的な集中を抑制できる。
【0006】
(2)上記形態の照明用光源において、前記複数の発光部それぞれが備える前記第1熱伝導部はそれぞれ別体として形成されており、前記複数の発光部のうち、前記積層方向に交差する方向において隣り合う発光部のそれぞれの前記第1熱伝導部は相互に接触しており、前記隣り合う発光部のそれぞれの前記第1熱伝導部が相互に接触する側において、前記隣り合う発光部のそれぞれの前記発光素子は相互に接触していなくてもよい。
上記形態によれば、隣り合う発光部の第1熱伝導部が相互に接触している場合であっても、隣り合う発光部のそれぞれの発光素子の周囲には第2熱伝導部が配置されている。このため、隣り合う発光部のそれぞれの発光素子は相互に接触することがない。よって、発光素子から発生する熱が集中することを抑制できる。
【0007】
(3)上記形態の照明用光源において、前記複数の発光部それぞれが備える前記第2熱伝導部はそれぞれ別体として形成されており、前記隣り合う発光部のそれぞれの前記第2熱伝導部は前記交差する方向において相互に接触していてもよい。
【0008】
(4)上記形態の照明用光源において、前記発光素子は、LEDであり、前記発光部は、表面実装形のLEDパッケージとして構成されていてもよい。
【0009】
(5)上記形態の照明用光源において、前記隣り合う発光部の間隔は、0.3ミリメートル以下であり、前記隣り合う発光部の間には、物体が配置されていなくてもよい。
上記形態によれば、発光部の間隔が小さいため、照明用光源全体における発光効率が向上する。
【0010】
(6)上記形態の照明用光源において、前記複数の発光部のうちの一の発光部が備える前記発光素子が有する発光色は、前記一の発光部に隣り合う他の発光部の少なくとも1つが備える前記発光素子が有する前記発光色とは異なっていてもよい。
上記形態によれば、発光部同士が近づけられて配置されているため、混色による色のバラツキを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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