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公開番号
2025075726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187099
出願日
2023-10-31
発明の名称
無線給電ポール
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
H02J
50/20 20160101AFI20250508BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】マイクロ波無線給電機能を備え、かつ雨風による送電アンテナの損傷、劣化を効果的に防ぐことができる無線給電ポールを提供する。
【解決手段】送電アンテナ12が筐体11に収容された、マイクロ波無線給電用のマイクロ波送電ユニット10を高さ方向の一部として備え、送電アンテナ12が指向性を有し、水平方向又は水平方向よりも下方にマイクロ波を送信するように配置され、送電アンテナ12から送信されるマイクロ波が、筐体11のマイクロ波透過性を有する部分を透過して外部に送信され、地面に立てた状態で設置される、無線給電ポール1を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
送電アンテナが筐体に収容された、マイクロ波無線給電用のマイクロ波送電ユニットを高さ方向の一部として備え、
前記送電アンテナが指向性を有し、水平方向又は水平方向よりも下方にマイクロ波を送信するように配置され、
前記送電アンテナから送信されるマイクロ波が、前記筐体のマイクロ波透過性を有する部分を透過して外部に送信され、
地面に立てた状態で設置される、
無線給電ポール。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
水平方向の断面形状が多角形である、
請求項1に記載の無線給電ポール。
【請求項3】
前記送電アンテナが面状のアンテナであり、
前記マイクロ波送電ユニットにおいて、前記筐体の異なる複数の側面にそれぞれ沿うように複数の前記送電アンテナが設置された、
請求項2に記載の無線給電ポール。
【請求項4】
前記マイクロ波送電ユニットが、異なる方向にマイクロ波を送信する複数の前記送電アンテナを備え、
マイクロ波送電の受電装置から送られた、前記受電装置の位置情報に基づいて、複数の前記送電アンテナのうちの送電効率が高くなるものからマイクロ波を送信する、
請求項1に記載の無線給電ポール。
【請求項5】
前記マイクロ波送電ユニットの前記筐体の水平方向の断面形状が円形であり、
前記送電アンテナが面状のアンテナであり、
前記送電アンテナが印刷されたフィルムが、前記筐体内の円柱状の基材に巻き付けて設置された、
請求項1に記載の無線給電ポール。
【請求項6】
前記マイクロ波送電ユニットと異なる方式による無線給電を行うための無線給電ユニット、前記無線給電ポールの周囲を照明する光源を備えた照明ユニット、無線通信用の電波を送受信する基地局として機能する通信ユニット、前記無線給電ポールの周囲を監視するセンサーを備えた監視ユニット、前記無線給電ポールの周囲の環境センシングを行う環境センサーを備えた環境センシングユニット、のうちの少なくとも1つを高さ方向の一部として備える、
請求項1~5のいずれか1項に記載の無線給電ポール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロ波無線給電機能を備えた無線給電ポールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電力線を支持する電柱に設置され、車両の走行用バッテリーへの充電機能や、Qi(登録商標)等の規格に準拠したワイヤレス充電機能を備えたバッテリー充電装置が知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1には、上記のバッテリー充電装置を中空の電柱の内部空間に設置する形態と、電柱の外側に設置する形態が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-46750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、既存電柱は石や金属からなるため、マイクロ波が透過することができない。このため、特許文献1に記載の電柱の内部空間に設置されるバッテリー充電装置によれば、マイクロ波を用いた無線給電を行うことができない。また、電柱の外側に設置するバッテリー充電装置によれば、雨風により送電アンテナが損傷、劣化するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、マイクロ波無線給電機能を備え、かつ雨風による送電アンテナの損傷、劣化を効果的に防ぐことができる無線給電ポールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記の無線給電ポールを提供する。
【0008】
[1]送電アンテナが筐体に収容された、マイクロ波無線給電用のマイクロ波送電ユニットを高さ方向の一部として備え、前記送電アンテナが指向性を有し、水平方向又は水平方向よりも下方にマイクロ波を送信するように配置され、前記送電アンテナから送信されるマイクロ波が、前記筐体のマイクロ波透過性を有する部分を透過して外部に送信され、地面に立てた状態で設置される、無線給電ポール。
[2]水平方向の断面形状が多角形である、上記[1]に記載の無線給電ポール。
[3]前記送電アンテナが面状のアンテナであり、前記マイクロ波送電ユニットにおいて、前記筐体の異なる複数の側面にそれぞれ沿うように複数の前記送電アンテナが設置された、上記[2]に記載の無線給電ポール。
[4]前記マイクロ波送電ユニットが、異なる方向にマイクロ波を送信する複数の前記送電アンテナを備え、マイクロ波送電の受電装置から送られた、前記受電装置の位置情報に基づいて、複数の前記送電アンテナのうちの送電効率が高くなるものからマイクロ波を送信する、上記[1]に記載の無線給電ポール。
[5]前記マイクロ波送電ユニットの前記筐体の水平方向の断面形状が円形であり、前記送電アンテナが面状のアンテナであり、前記送電アンテナが印刷されたフィルムが、前記筐体内の円柱状の基材に巻き付けて設置された、上記[1]に記載の無線給電ポール。
[6]前記マイクロ波送電ユニットと異なる方式による無線給電を行うための無線給電ユニット、前記無線給電ポールの周囲を照明する光源を備えた照明ユニット、無線通信用の電波を送受信する基地局として機能する通信ユニット、前記無線給電ポールの周囲を監視するセンサーを備えた監視ユニット、前記無線給電ポールの周囲の環境センシングを行う環境センサーを備えた環境センシングユニット、のうちの少なくとも1つを高さ方向の一部として備える、上記[1]~[5]のいずれか1項に記載の無線給電ポール。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、マイクロ波無線給電機能を備え、かつ雨風による送電アンテナの損傷、劣化を効果的に防ぐことができる無線給電ポールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る無線給電ポールの外観を示す斜視図である。
図2(a)は、無線給電ポールに含まれるマイクロ波送電ユニットの斜視図である。図2(b)は、筐体内の送電アンテナの配置を模式的に示すマイクロ波送電ユニットの水平断面図である。
図3は、マイクロ波送電ユニットとマイクロ波無線給電用の受電装置の機能的な構成の例を示すブロック図である。
図4(a)は、円柱形の無線給電ポールの外観を示す斜視図である。図4(b)は、無線給電ポールが円柱形である場合の筐体内の送電アンテナの配置を模式的に示すマイクロ波送電ユニットの水平断面図である。
図5は、無線給電ポールの変形例の外観を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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