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公開番号
2025056516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166041
出願日
2023-09-27
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法およびコンピュータプログラム
出願人
株式会社野村総合研究所
代理人
個人
主分類
G06Q
40/06 20120101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報をユーザが容易に変更可能な仕組みを実現する。
【解決手段】インパクトPF22は、複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を記憶する第2記憶部を備える。インパクトPF22は、ユーザに割り当てられた共通IDを、第1記憶部に記憶されたユーザの複数のIDに関連付ける。インパクトPF22は、共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を示す画面であるポータル画面を顧客端末12に表示させる。インパクトPF22は、ポータル画面において或る組織に対するユーザの設定情報が変更された場合、その変更を第2記憶部に反映する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、
前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を記憶する第2記憶部と、
前記第2記憶部に記憶された前記ユーザの設定情報に基づく各組織のシステムに対する処理を、各組織のシステムで定められた前記ユーザのIDを用いて実行する実行部と、
前記ユーザに割り当てられた共通IDを、前記第1記憶部に記憶された前記ユーザの複数のIDに関連付ける関連付け部と、
前記共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を示す画面を前記ユーザに提示する提示部と、
前記画面において或る組織に対する前記ユーザの設定情報が変更された場合、その変更を前記第2記憶部に反映する変更部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記複数のIDを統合することに前記ユーザが合意したことを示す情報を受け付ける受付部をさらに備え、
前記関連付け部は、前記合意したことを示す情報が受け付けられたことを条件として、前記ユーザに割り当てられた共通IDを、前記第1記憶部に記憶された前記ユーザの複数のIDに関連付ける、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第2記憶部は、前記複数の組織のそれぞれに前記ユーザが保有する資産を原資とする寄付の態様に関する前記ユーザの設定情報を記憶し、
前記実行部は、前記複数の組織のそれぞれに前記ユーザが保有する資産を原資とする寄付を前記ユーザの設定情報が定める態様で行うための処理を、各組織のシステムに対して実行する、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を記憶する第2記憶部と、を備えるコンピュータが、
前記第2記憶部に記憶された前記ユーザの設定情報に基づく各組織のシステムに対する処理を、各組織のシステムで定められた前記ユーザのIDを用いて実行し、
前記ユーザに割り当てられた共通IDを、前記第1記憶部に記憶された前記ユーザの複数のIDに関連付け、
前記共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を示す画面を前記ユーザに提示し、
前記画面において或る組織に対する前記ユーザの設定情報が変更された場合、その変更を前記第2記憶部に反映する、
情報処理方法。
【請求項5】
複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を記憶する第2記憶部と、を備えるコンピュータに、
前記第2記憶部に記憶された前記ユーザの設定情報に基づく各組織のシステムに対する処理を、各組織のシステムで定められた前記ユーザのIDを用いて実行する機能と、
前記ユーザに割り当てられた共通IDを、前記第1記憶部に記憶された前記ユーザの複数のIDに関連付ける機能と、
前記共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、前記複数の組織のそれぞれに対する前記ユーザの設定情報を示す画面を前記ユーザに提示する機能と、
前記画面において或る組織に対する前記ユーザの設定情報が変更された場合、その変更を前記第2記憶部に反映する機能と、
を実現させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ処理技術に関し、特に情報処理システム、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
以下の特許文献1には、寄付用の投資信託を予め設定しておき、寄付を行いたい顧客にその投資信託を購入させ、その投資信託の運用益を特定の寄付先に寄付する特定ファンド指定配分システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-48241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配当金等を起点にした寄付を促進するため、ユーザが複数の金融機関等に設定した寄付の態様を、寄付者が容易に変更可能であることが望ましい。本開示の1つの目的は、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報をユーザが容易に変更可能な仕組みを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の情報処理システムは、複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を記憶する第2記憶部と、第2記憶部に記憶されたユーザの設定情報に基づく各組織のシステムに対する処理を、各組織のシステムで定められたユーザのIDを用いて実行する実行部と、ユーザに割り当てられた共通IDを、第1記憶部に記憶されたユーザの複数のIDに関連付ける関連付け部と、共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を示す画面をユーザに提示する提示部と、画面において或る組織に対するユーザの設定情報が変更された場合、その変更を第2記憶部に反映する変更部とを備える。
【0006】
本開示の別の態様は、情報処理方法である。この方法は、複数の組織のシステムで定められたユーザの複数のIDを記憶する第1記憶部と、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を記憶する第2記憶部と、を備えるコンピュータが、第2記憶部に記憶されたユーザの設定情報に基づく各組織のシステムに対する処理を、各組織のシステムで定められたユーザのIDを用いて実行し、ユーザに割り当てられた共通IDを、第1記憶部に記憶されたユーザの複数のIDに関連付け、共通IDを用いて閲覧可能な画面であって、かつ、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報を示す画面をユーザに提示し、画面において或る組織に対するユーザの設定情報が変更された場合、その変更を第2記憶部に反映する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を装置、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報をユーザが容易に変更可能な仕組みを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の情報処理システムの構成を示す図である。
図1のインパクトPFの機能ブロックを示すブロック図である。
顧客情報の例を示す図である。
寄付申込情報の例を示す図である。
インパクトPFの動作を示すフローチャートである。
インパクトPFの動作を示すフローチャートである。
統合対象ID指定画面の例を示す図である。
対象顧客の複数の個別IDに、対象顧客の共通IDを関連付けた例を示す図である。
ポータル画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施形態では、複数の組織のそれぞれに対するユーザの設定情報をユーザが容易に変更できるよう支援する技術を提案する。具体的には、その技術が導入されたシステムとして、インパクトプラットフォーム(以下「インパクトPF」とも呼ぶ。)を提案する。インパクトPFは、複数の事業会社で管理されるユーザの資産を原資とする寄付を支援する。寄付は、環境問題や社会課題の解決を目的とした一般財団や公益財団、NPO(Nonprofit Organization)等への寄付を想定する。実施形態でのユーザは、金融機関等の事業会社の顧客とする。
(【0011】以降は省略されています)
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