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公開番号
2025054215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2024161647
出願日
2024-09-19
発明の名称
コネクタハウジングアセンブリ、コネクタおよびコネクタアセンブリ
出願人
タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人大場国際特許事務所
主分類
H01R
13/631 20060101AFI20250328BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】設置位置の著しい過誤を緩和することができ、コネクタと相手側コネクタとが滑らかに嵌合できることを確実にするコネクタ及びコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】コネクタハウジングアセンブリは、第1の設置パネル3への設置に用いられ第1の取付孔102が形成された第1のフランジ111を備える、第1のハウジング10と、第1の取付孔に設置され、第1の取付孔の軸方向に沿って延びる第1の貫通孔が形成された第1の支持部材14と、第1の支持部材に装着され、第1の支持部材と第1の取付孔の内周面との間で径方向に圧縮される第1の弾性リング15と、第1の貫通孔を貫通し、第1の設置パネルへの接続に適した第1の接続部材13とを備える。第1のハウジングが第1の設置パネルに設置されたとき、第1の支持部材と第1の取付孔の内周面との間に第1の径方向間隙G1ができ、第1のハウジングは第1の接続部材に対して径方向に浮動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コネクタハウジングアセンブリであって、
前記コネクタハウジングアセンブリは、
- 第1の設置パネル(3)への設置に用いられ第1の取付孔(102)が形成された第1のフランジ(111)を備える、第1のハウジング(10)と、
- 前記第1の取付孔(102)に設置され、前記第1の取付孔(102)の軸方向に沿って延びる第1の貫通孔(144)が形成された第1の支持部材(14)と、
- 前記第1の支持部材(14)に装着され、前記第1の支持部材(14)と前記第1の取付孔(102)の内周面との間で径方向に圧縮される第1の弾性リング(15)と、
前記第1の貫通孔(144)を貫通し、前記第1の設置パネル(3)への接続に適した第1の接続部材(13)と
を備え、
前記第1のハウジング(10)が前記第1の設置パネル(3)に設置されたとき、前記第1の支持部材(14)と前記第1の取付孔(102)の前記内周面との間に第1の径方向間隙(G1)ができ、それによって前記第1のハウジング(10)は、前記第1の接続部材(13)に対して径方向に浮動することができる、
コネクタハウジングアセンブリ。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1のハウジング(10)が前記第1の設置パネル(3)に設置されたとき、前記第1の支持部材(14)は、前記第1の取付孔(102)の前記軸方向に、前記第1のフランジ(111)から第1の軸方向間隙(G2)だけ間隔を置いて配置され、それによって前記第1のハウジング(10)は、前記第1の接続部材(13)に対して径方向と軸方向に浮動することができる、
請求項1に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項3】
前記第1のハウジング(10)が前記第1の設置パネル(3)に設置されたとき、前記第1の支持部材(14)の一方の端部は、前記第1の設置パネル(3)に対して押し付けられ、前記第1の支持部材(14)の他方の端部は、前記第1のフランジ(111)から前記第1の軸方向間隙(G2)だけ離れる、
請求項2に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項4】
前記第1の支持部材(14)は、その2つの端部同士の間に位置する第1の首部(143)を有し、
前記第1の弾性リング(15)は、前記第1の支持部材(14)を前記第1の取付孔(102)の中心に配置するために、前記第1の支持部材(14)の前記第1の首部(143)に装着されている、
請求項3に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項5】
前記第1の接続部材(13)は、前記第1の設置パネル(3)に形成された第1のねじ穴(302)とのねじ接続に適したねじ部品であり、
前記第1の接続部材(13)とのねじ接続に適した第1の内部ねじ山(14a)が、前記第1の支持部材(14)の前記第1の貫通孔(144)に形成されている、
請求項1に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項6】
前記第1のハウジング(10)が前記第1の設置パネル(3)に設置されたとき、前記第1の設置パネル(3)に前記第1の支持部材(14)を固定するように、前記第1の支持部材(14)の一方の端面が前記第1の設置パネル(3)に当接し、前記第1の接続部材(13)の頭部が前記第1の支持部材(14)の他方の端面に当接する、
請求項5に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項7】
第1の端子孔(101)が、第1の端子(12)の挿入のために前記第1のハウジング(10)に形成されており、第1の段部(10a)が、前記第1の端子孔(101)に形成されており、
前記第1の段部(10a)は、前記第1の端子孔(101)内で前記第1の端子(12)をロックするように、前記第1の端子(12)の第1のロックばね(12a)に支持されるのに用いられる、
請求項1に記載のコネクタハウジングアセンブリ。
【請求項8】
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の前記コネクタハウジングアセンブリと、
- 前記第1のハウジング(10)の第1の端子孔(101)に挿入された第1の端子(12)と
を備える、コネクタ。
【請求項9】
前記第1の端子(12)は、第1のロックばね(12a)を有し、前記第1の端子孔(101)内の第1の段部(10a)は、前記第1の端子孔(101)内で前記第1の端子(12)をロックするように、前記第1の端子(12)の前記第1のロックばね(12a)に対して押し付けられている、
請求項8に記載のコネクタ。
【請求項10】
- 請求項8または9に記載の前記コネクタと、
- 前記コネクタに嵌合する相手側コネクタと
を備える、コネクタアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、中国国家知識産権局において2023年9月25日に出願された中国特許出願第CN202311249925.5号の利益を主張し、その全開示が本明細書に参照により組み込まれる。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
本発明は、コネクタハウジングアセンブリ、コネクタハウジングアセンブリを備えるコネクタ、およびコネクタを備えるコネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0003】
従来技術において、雄コネクタと雌コネクタとの間の設置位置の過誤により、雄コネクタの中心軸と雌コネクタの中心軸とが整列できず、その結果、ある種の径方向の過誤になる場合がある。この時点で雄コネクタと雌コネクタとを互いに強制的に嵌合させると、雄コネクタのハウジングと雌コネクタのハウジングに損傷、またはさらに亀裂を引き起こすことになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の不利な点のうちの少なくとも1つの側面を克服または軽減するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、コネクタハウジングアセンブリが提供される。コネクタハウジングアセンブリは、第1の設置パネルへの設置に用いられ第1の取付孔が形成された第1のフランジを備える、第1のハウジングと、第1の取付孔に設置され、第1の取付孔の軸方向に沿って延びる第1の貫通孔が形成された第1の支持部材と、第1の支持部材に装着され、第1の支持部材と第1の取付孔の内周面との間で径方向に圧縮される第1の弾性リングと、第1の貫通孔を貫通し、第1の設置パネルへの接続に適した第1の接続部材とを備える。第1のハウジングが第1の設置パネルに設置されたとき、第1の支持部材と第1の取付孔の内周面との間に第1の径方向間隙ができ、それによって第1のハウジングは、第1の接続部材に対して径方向に浮動することができる。
【0006】
本発明の例示的実施形態によれば、第1のハウジングが第1の設置パネルに設置されたとき、第1の支持部材は、第1の取付孔の軸方向に、第1のフランジから第1の軸方向間隙だけ間隔を置いて配置され、それによって第1のハウジングは、第1の接続部材に対して径方向と軸方向に浮動することができる。
【0007】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1のハウジングが第1の設置パネルに設置されたとき、第1の支持部材の一方の端部は、第1の設置パネルに対して押し付けられ、第1の支持部材の他方の端部は、第1のフランジから第1の軸方向間隙だけ離れる。
【0008】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の支持部材は、その2つの端部同士の間に位置する第1の首部を有し、第1の弾性リングは、第1の支持部材を第1の取付孔の中心に配置するために、第1の支持部材の第1の首部に装着されている。
【0009】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の接続部材は、第1の設置パネルに形成された第1のねじ穴とのねじ接続に適したねじ部品であり、第1の接続部材とのねじ接続に適した第1の内部ねじ山が、第1の支持部材の第1の貫通孔に形成されている。
【0010】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1のハウジングが第1の設置パネルに設置されたとき、第1の設置パネルに対して第1の支持部材を固定するように、第1の支持部材の一方の端面が第1の設置パネルに当接し、第1の接続部材の頭部が、第1の支持部材の他方の端面に当接する。
(【0011】以降は省略されています)
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