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公開番号2025053154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162138
出願日2023-09-26
発明の名称回転電機における接続モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 5/22 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転電機内のコイル線を別の場所に引出すための構成をよりコンパクト化すること。
【解決手段】回転電機における接続モジュール50は、電機子と電機子を収容するケースとを備える回転電機における接続モジュールであって、第1端部54と、第2端部56と、第1端部と第2端部との間に位置し、ケースの貫通孔を貫通する中間部58と、を含む導電部品52と、導電部品を覆うハウジング60と、を備え、第1端部のうち中間部とは反対側の端面54fに、締結用穴54hが開口しており、ハウジングは、第1端部のうちの少なくとも端面と、第2端部の少なくとも一部とを露出させた状態で、導電部品を覆う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
電機子と前記電機子を収容するケースとを備える回転電機における接続モジュールであって、
第１端部と、第２端部と、前記第１端部と前記第２端部との間に位置し、前記ケースの貫通孔を貫通する中間部と、を含む導電部品と、
前記導電部品を覆うハウジングと、
を備え、
前記第１端部のうち前記中間部とは反対側の端面に、締結用穴が開口しており、
前記ハウジングは、前記第１端部のうちの少なくとも前記端面と、前記第２端部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記導電部品を覆う、回転電機における接続モジュール。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
請求項１に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記ハウジングは、前記貫通孔に貫通保持される部分である、回転電機における接続モジュール。
【請求項３】
請求項２に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記ハウジングは、前記貫通孔の貫通方向において位置決めされるように、前記ケースに接触する位置決め凸部を有する、回転電機における接続モジュール。
【請求項４】
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記ハウジングは、前記第１端部の前記端面を露出させた状態で、前記端面の周りを囲む周壁部を含み、
前記周壁部に、その周方向において部分的に凹む凹部が形成されている、回転電機における接続モジュール。
【請求項５】
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記第２端部のうち前記中間部とは反対側の反対側端面に、反対側締結用穴が開口しており、
前記ハウジングは、前記第２端部のうち少なくとも前記反対側端面を露出させた状態で、前記導電部品を覆う、回転電機における接続モジュール。
【請求項６】
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記第２端部の周囲の一部に締結用平面が形成されており、
前記締結用平面に、反対側締結用穴が開口しており、
前記ハウジングは、前記第２端部のうち少なくとも前記締結用平面を露出させた状態で、前記導電部品を覆う、回転電機における接続モジュール。
【請求項７】
請求項６に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記ハウジングは、前記第２端部の周囲であって前記締結用平面とは反対側の部分を覆う受部を含む、回転電機における接続モジュール。
【請求項８】
請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記第１端部は前記ケースのうち前記電機子を収容する空間内に位置し、
前記第１端部の端面に接した状態で、前記第１端部に締結固定された電機子側接続対象部品をさらに備え、
前記電機子側接続対象部品は、前記電機子の外周側に位置する前記第１端部から前記電機子内に向う部品であり、
前記導電部品は、前記ケースを前記回転電機の回転軸方向に沿って貫通している、回転電機における接続モジュール。
【請求項９】
電機子と前記電機子を収容するケースとを備える回転電機における接続モジュールであって、
第１端部と、第２端部と、前記第１端部と前記第２端部との間に位置し、前記ケースの貫通孔を貫通する中間部と、を含む導電部品と、
前記導電部品を覆うハウジングと、
を備え、
前記ハウジングは、前記第１端部のうちの少なくとも一部と、前記第２端部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記導電部品を覆い、
前記ハウジングは、前記貫通孔に貫通保持される部分である、回転電機における接続モジュール。
【請求項１０】
請求項９に記載の回転電機における接続モジュールであって、
前記ハウジングは、前記貫通孔の貫通方向において位置決めするように、前記ケースに接触する位置決め凸部を有する、回転電機における接続モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、回転電機における接続モジュールに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、金属製のプレートと、プレートに保持された複数の端子ユニットとを備える端子台を開示している。
【０００３】
端子ユニットは、樹脂製のハウジングと、ハウジングによりプレートの開口部を貫通した状態で保持される端子金具とを有している。端子金具は、板状であり、その両端部に板厚方向に貫通するボルト挿通孔が形成されている。
【０００４】
また、複数の端子ユニットは、互いに離隔しているとともに、プレートを介して一体化した構成とされている。端子台は、プレートによってケースに固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２１－１５７９２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
回転電機内のコイル線を別の場所に引出すための構成をよりコンパクト化することが要請されている。
【０００７】
そこで、本開示は、回転電機内のコイル線を別の場所に引出すための構成をよりコンパクト化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の回転電機における接続モジュールは、電機子と前記電機子を収容するケースとを備える回転電機における接続モジュールであって、第１端部と、第２端部と、前記第１端部と前記第２端部との間に位置し、前記ケースの貫通孔を貫通する中間部と、を含む導電部品と、前記導電部品を覆うハウジングと、を備え、前記第１端部のうち前記中間部とは反対側の端面に、締結用穴が開口しており、前記ハウジングは、前記第１端部のうちの少なくとも前記端面と、前記第２端部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記導電部品を覆う、回転電機における接続モジュールである。
【０００９】
また、本開示の回転電機における接続モジュールは、電機子と前記電機子を収容するケースとを備える回転電機における接続モジュールであって、第１端部と、第２端部と、前記第１端部と前記第２端部との間に位置し、前記ケースの貫通孔を貫通する中間部と、を含む導電部品と、前記導電部品を覆うハウジングと、を備え、前記ハウジングは、前記第１端部のうちの少なくとも一部と、前記第２端部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記導電部品を覆い、前記ハウジングは、前記貫通孔に貫通保持される部分である、回転電機における接続モジュールである。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、回転電機内のコイル線を別の場所に引出すための構成をよりコンパクト化できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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