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公開番号2025047903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156671
出願日2023-09-22
発明の名称レゾルバステータ
出願人多摩川精機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 24/00 20060101AFI20250327BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】製造コストを削減できるレゾルバステータを提供する。
【解決手段】レゾルバステータは、コアバック11及び複数のティース12を有するステータコア10と、コアバック11の内周面に沿って形成された円筒状の周壁21、及び周壁21から径方向に沿って内側に突出した突起22を有する絶縁カバー20と、複数のティース12にそれぞれ巻き付けられた複数の巻線30と、を備え、複数の巻線30のうちの1つの巻線30と他の1つの巻線30とは、渡り線を介して接続されており、渡り線は、ステータコア10よりも、軸方向における一方側に配置されており、突起22は、軸方向に沿って見たとき、複数の巻線30のそれぞれと重なって配置されているか、又は、複数の巻線30のうちの隣り合う2つの巻線30の間に配置されており、突起22は、ステータコア10よりも、軸方向における他方側に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
円環状のコアバック(11)、及び前記コアバックから前記コアバックの径方向に沿って内側に突出した複数のティース(12)を有するステータコア(10)と、
前記コアバックの内周面に沿って形成された円筒状の周壁(21)、及び前記周壁から前記径方向に沿って内側に突出した突起(22)を有する絶縁カバー(20)と、
前記複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の巻線(30)と、
を備え、
前記複数の巻線のうちの1つの巻線と他の1つの巻線とは、渡り線を介して接続されており、
前記渡り線は、前記ステータコアよりも、前記コアバックの軸方向における一方側に配置されており、
前記突起は、前記軸方向に沿って見たとき、前記複数の巻線のそれぞれと重なって配置されているか、又は、前記複数の巻線のうちの隣り合う2つの巻線の間に配置されており、
前記突起は、前記ステータコアよりも、前記軸方向における他方側に配置されているレゾルバステータ。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記突起は、前記軸方向に沿って見たとき、前記複数の巻線のうちの隣り合う2つの巻線の間に配置されており、
前記突起は、前記2つの巻線の一方と対向する第1対向面(22c)と、前記2つの巻線の他方と対向する第2対向面(22d)と、を有しており、
前記第1対向面及び前記第2対向面はいずれも、前記径方向に沿って見たとき、円弧状の凹曲面である請求項1に記載のレゾルバステータ。
【請求項3】
前記周壁は、軸方向端面(21b)を有しており、
前記軸方向端面は、前記ステータコアよりも前記軸方向における他方側に配置されるとともに、前記軸方向における他方側を向いており、
前記突起は、前記軸方向端面よりも前記軸方向における他方側に突出していない請求項1又は請求項2に記載のレゾルバステータ。
【請求項4】
前記絶縁カバーは、前記複数のティースのそれぞれの先端部につば状に形成されたつば部(23)をさらに有しており、
前記ステータコアから前記突起までの前記軸方向に沿った距離(H1)は、前記ステータコアから前記つば部の端部までの前記軸方向に沿った距離(H2)よりも長くなっている請求項1又は請求項2に記載のレゾルバステータ。
【請求項5】
前記突起は、前記周壁と一体に形成されている請求項1又は請求項2に記載のレゾルバステータ。
【請求項6】
前記突起は、前記周壁と別体に形成されている請求項1又は請求項2に記載のレゾルバステータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レゾルバステータに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステータの輪状保護カバーが記載されている。この輪状保護カバーは、ステータ巻線を保護するためのカバーである。ステータ巻線は、輪状ステータコアの磁極に輪状インシュレータを介して巻き付けられている。輪状保護カバーは、互いに別体に設けられた第1輪状保護カバー及び第2輪状保護カバーによって構成されている。第1輪状保護カバー及び第2輪状保護カバーは、軸方向の両側から輪状ステータコアを挟むように配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-148081号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のレゾルバステータにおいて、ステータ巻線を保護するためには、上記のような輪状保護カバーを設ける必要がある。したがって、従来のレゾルバステータには、製造コストが増大してしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、製造コストを削減できるレゾルバステータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るレゾルバステータは、円環状のコアバック、及び前記コアバックから前記コアバックの径方向に沿って内側に突出した複数のティースを有するステータコアと、前記コアバックの内周面に沿って形成された円筒状の周壁、及び前記周壁から前記径方向に沿って内側に突出した突起を有する絶縁カバーと、前記複数のティースにそれぞれ巻き付けられた複数の巻線と、を備え、前記複数の巻線のうちの1つの巻線と他の1つの巻線とは、渡り線を介して接続されており、前記渡り線は、前記ステータコアよりも、前記コアバックの軸方向における一方側に配置されており、前記突起は、前記軸方向に沿って見たとき、前記複数の巻線のそれぞれと重なって配置されているか、又は、前記複数の巻線のうちの隣り合う2つの巻線の間に配置されており、前記突起は、前記ステータコアよりも、前記軸方向における他方側に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、レゾルバステータの製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るレゾルバステータの構成を示す斜視図である。
実施の形態1に係るレゾルバステータの構成を示す斜視図である。
実施の形態1に係るレゾルバステータの突起の構成を拡大して示す斜視図である。
実施の形態1の変形例に係るレゾルバステータの構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
実施の形態1に係るレゾルバステータについて説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係るレゾルバステータの構成を示す斜視図である。図1には、レゾルバステータの上面側の構成が示されている。図2には、レゾルバステータの下面側の構成が示されている。図3は、本実施の形態に係るレゾルバステータの突起の構成を拡大して示す斜視図である。
【0010】
図1~図3に示すように、レゾルバステータは、ステータコア10、絶縁カバー20及び複数の巻線30を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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